毎日抱っこで寝かしつけるのは大変!どうにかしたい
子供の寝かしつけは、ある程度大きくなるまでは毎日かかさず行う必要があります。スムーズに寝てくれないとママも大変ですよね。
特に抱っこでしか寝てくれないと、ママの腰や肩、背中、手首など負担がかかり、毎日続けるのはとても大変。他の方法で寝かしつけることはできないか、考えることもよくあるのではないでしょうか。
「ママリ」でもこのような投稿がありました。
抱っこじゃないと寝なくなってしまった子供をもつママの投稿です。どうしたら添い寝やトントンで寝るようになるのか、その方法を知りたいですよね。
それまではおなかを満たせば一緒に寝てくれたお子さんも、成長をすることで泣いたらママが抱っこしてくれることに気付いたのかもしれません。泣いているのを見ているのもつらいので、抱っこしてしまうママの気持ちもわかります。
筆者の子供も、基本的には抱っこでしか寝かしつけられません。今はまだ抱っこができる体重ですが、もっと大きくなったときのことを考えると、こちらのママと同じように添い寝やトントンで寝かしつけられるようになりたいと思いますし、いつまで抱っこの寝かしつけを頑張ればいいのか、知りたいです。
他のママが実践した方法を紹介
初めての子育てを頑張っているママも、第2子以降のママも、わが子に合った寝かしつけを探すのに苦労していることもあると思います。
今回は、抱っこ以外の方法で寝かしつけをしているママたちのコツやアドバイス、抱っこ以外の方法に移行したコツなどをご紹介したいと思います。
1.これで寝てくれたらうれしいママも多い?「添い寝しながらトントン」
他3本の手がずっと体に触れていることで子も安心して寝てますよ

隣で添い寝しながら子供をトントンする寝かしつけは、ママの体へ負担も少なく、これで寝かしつけできたら良いなと思うママもいるのではないでしょうか。
トントンする場所は背中や肩、胸、お尻などさまざま。トントンの仕方も指で軽くだったり、手全体を使ったり、さまざまなパターンがあるようです。ママにとっても無理のない姿勢で、ちょうど良い場所やリズムを見つけたいですね。
2.ママが寝た、と思わせる「寝たふり」
前はズリバイやら寝返りやで動き回ってました。薄目で見て危なくない限りは放置。布団からはみ出たりしたら黙って元の位置に戻してそのまま何事も無かったかのように寝たふり。ってしてました^ ^

お布団に寝かせてすぐ寝たふりをするというママもいれば、絵本の読み聞かせやトントンなどをしたあとに最終手段として寝たふりをしているママも多いようですね。
さまざまな寝かしつけをしてみて、ウトウトしていてもう少しで寝そう、というところで寝たふりをしてママの寝息を聞かせると、安心して眠りにつけるのかもしれません。
寝たふりをしたママがそのまま一緒に寝てしまった、という場合も多いようです。日々の育児で疲れがたまっていますし、少し目をつぶったら寝てしまいますよね。
一緒に寝てしまったときは、体力回復できた!と思うことにして、寝かしつけたらしようと思っていた家事は朝起きてからやることにすると、気持ちも楽ですよ。
3.ママにも癒やし効果あり「手をにぎにぎ」
初日は15分くらいギャン泣きでしたが寝てくれて、それ以降はスッと寝る日もあればグズグズ言いつつ15分以内には寝るようになりました。

子供の手を握ることで、安心感が高まって眠りに落ちるようですね。こちらも慣れるまでは泣いてしまったようですが、徐々に寝られるようになったようです。手を握ることでママにも癒やし効果がありそうですね。
4.おなかとおなかをくっつける「ラッコ抱き」
ママの胸やおなかにお子さんの顔を乗せるようなうつ伏せの体勢を、ラッコ抱きと呼ばれています。お子さんにママの心臓の音が聞こえること、ママの呼吸ゆらゆら揺れること、ママと子供のおなかがくっつくことで安心感が高まり、寝やすいのかもしれませんね。
筆者もよくラッコ抱きをして寝かしつけをすることがあります。おなかの上で背中やお尻をトントンすると、スーっと寝てしまいます。ただ、うつ伏せのまま寝かせてしまうのは少し心配なので、眠りが深くなったところでベッドに降ろしあおむけにしたり、横向きで著者の脇腹に密着させたり、体勢を変えるようにしています。
5.ママの声が子守歌「絵本読み聞かせ」
寝室で寝る前に絵本の読み聞かせを毎日繰り返すことで、子供も寝るタイミングが分かるようですね。
読み聞かせは、ママの声を聞くことで子供も落ち着き、好きな絵本を読んでもらうことでさらにリラックスする効果があるのかもしれませんね。
6.口さびしそうな時に「おしゃぶり」
眠いときに口さびしくなるお子さんにとって、おしゃぶりは睡眠時の必須アイテムのようです。
昔は、おしゃぶりを使うと歯並びに影響が出るという話もありましたが、最近は影響が出にくいおしゃぶりもお店に並んでいます。
7.お子さんも心の準備ができる「寝る前の儀式」
寝る前の儀式を決めて毎日同じようにすることで、子供もこれから寝るんだな、という心の準備ができるようですね。おくるみでくるむことで、おなかの中にいたときのような安心感を思い出すのかもしれません。
おしゃぶり、腕枕、毛布などの決まったアイテムを使い、さらに姿勢を変えてトントンすることで、寝ることができるようです。寝る前の儀式が完成するまでに、ママはたくさん試行錯誤をされたのでしょう。
どちらのママも、眠くなった仕草を見逃さず寝る前の儀式をすることで、ちょうど良いタイミングで寝かしつけることができたようですね。
8.気になるけど、よく知らないママも多い「ネントレ」


ネットや育児雑誌などで、よく聞くようになったネントレという言葉。ねんねトレーニングの略称のようです。いろいろなやり方があるようですが、どの方法にも共通しているのが「1日のリズムを整えて、毎日決まった時間に授乳や朝寝、お昼寝をする」ということのようです。
昼間のうちに必要な母乳やミルクを飲むことで、夜間覚醒をしないようなる方法もあるようです。他には、寝室に1人にさせることで入眠する癖をつくようにする方法も。
小さい子供にトレーニングを強いるようでかわいそうに思われることもありますが、最終的には1日の生活リズムを整えることで、寝れなくて泣くことが少くなり、子供にとっても気持ちよく寝られるようになる方法のようです。
筆者もネントレはしていませんが、お風呂の時間とその後授乳をして寝かしつける、というリズムは崩さないようにしていました。
9.思いつかなかった!意外な方法「顔や耳、足を刺激」
顔や手足を触ってしまうと、逆に目が覚めてしまうんじゃないか、触らない方がよいんじゃないかと思ってしまうママもいるかもしれません。
意外と優しくなでることで、心地良く眠りにつけるのかもしれませんね。わが子以外の寝かしつけもたくさん経験している、保育士さんならではのやり方です。
新しい寝かしつけ方法は見つかりましたか?
同じ子供でも、トントンで寝かしつけができていたのにラッコ抱きじゃないと寝れなくなった、など成長に伴って寝かしつけの方法は変わってくるようです。
一つの寝かしつけ方法にこだわらず、次はこれを1〜2週間試してみよう、これもだめならあっちにしてみよう、といろいろ試すことで、ママのストレスや落ち込むことも少なくできるのではないでしょうか。
また寝かしつけ方以外にも、部屋の温度や湿度、服装、寝具の硬さや肌触りなども寝る環境としてとても重要です。筆者の子供が何をしても寝られず、ウトウトしても起きてしまうことがあり、よく見ると湿疹ができていて、かゆくて眠れなかったという経験がありました。
つい寝かしつける方法に注目しがちですが、寝る環境を見直してみるのも寝かしつけが成功する近道かもしれません。