断乳を決意したけれども...
母乳で子育てをしていると、直面することが多い断乳。すんなりいけばよいのですが、泣かれてしまったり、対処法が分からずになかなか思うようにいかなかったりと、頭を抱えてしまうママも多いのではないでしょうか。
実際に、女性向けアプリ「ママリ」にも断乳に悩むママからこんな質問がありました。

こちらのママのように、今まで添い乳をして寝かしつけていると、子供もおっぱいへの執着が強くなっていることがあります。そのため、断乳はママにとっても子供にとっても未知なものです。
いくら子供のためと思っても、泣いてしまうわが子に結局母乳をあげてまた振り出しに戻ってしまう、日中はうまく気をそらすことはできるものの、夜になると自ら服をめくって飲んできてしまうなど、スムーズにはいかないもの。いざ断乳を決意したものの、うまく行かず心が折れてしまいそうになるママもいるかもしれません。
いつかうまくいくだろうと思ってはいても、できることなら振り出しに戻ることなく断乳したいですよね。そんなママたちの力になれるような、先輩ママからのアドバイスをいくつか紹介します。
先輩ママの断乳作戦とは
断乳には、必ずしもこれといって効果的なものがあるわけでもなく、子供によっても効果があるなしはさまざま。
やはり断乳に苦戦していた先輩ママも多く、一筋縄ではいかなかったようです。いったいどんな作戦で断乳に成功したのでしょうか?体験談をみてみましょう。
1.子供にも話して説明する
それまでは同じ感じで昼も夜も暇さえあればおっぱい!でした!
断乳を決めた1ヶ月前くらいから
そろそろおっぱいバイバイだよ!とか、
もうご飯たくさん食べられるからおっぱいいらないねーとか、
おっぱいは赤ちゃんが飲むものだからね〜とか話しかけたりしました🙌

2歳の誕生日の夜「もう〇〇くん2歳!お兄さんだから、おっぱいバイバイね。」とおっぱいにちょいちょいと触って卒業してくれました。

ある程度の年齢で言葉を理解できるのであれば、子供にきちんと説明することで断乳の近道になりそうですね。本人に響く言葉を使ったり、期限をきめたり、それぞれ子供に合わせて説明し、断乳する先輩ママも多いようです。
子供の成長を見ながら、もう大きくなったからバイバイしようねとやる気を出させる方法もよいですね。
2.ばんそうこうで吸えないようにする
半ば強引かもしれませんが、強制的に吸えない状況にしてしまう作戦ですね。
ただ一方的にばんそうこうを貼るのではなく、ちゃんと説明をすることが断乳成功への近道にもなりそうです。鬼の絵や、子供が嫌いな絵を描く作戦もなかなか良さそうですよ。
3.お茶や水を飲ませてみる
4日目くらいから楽になってきて朝まで寝るのを期待していましたが完全断乳した今でも夜中に1、2回は起きてお茶を飲んだり飲まなかったりしてます。
それでも授乳してた時に比べれば全然マシです!
お茶を飲めばすぐ寝ますし、腕枕だけすればすぐ寝ます。

添い乳で寝ていた子供は、口が寂しくて眠れないこともあるようですね。その場合、母乳でなくてもお茶やお水を飲ませて口の寂しさをやわらげてあげることができそうです。
またベッドサイドに置いていれば、すぐに飲ませることで添い乳をしていた状態に近くなり、断乳に一歩近づくのではないでしょうか。
4.寝る前のルーティーンを決める
寝るまでに絵本を読んだり、マッサージや背中トントンなど、寝る環境を作ってあげる作戦です。
断乳が1日で終わらないことを逆手にとり、何日か同じことを続けて寝る前のルーティーンを作ることで、子供も寝る体制に入りやすくなりそうですね。
5.抱っこで寝かしつける
やはり定番の抱っこは子供が安心して寝やすいようですね。
泣いたままでも、抱っこならゆらゆらされていつの間にか寝てしまうこと、一度は経験があるのではないでしょうか。子供もおっぱいのことを忘れてそのまま寝てくれそうですね。
6.トントンして寝かしつける
こちらも定番の、背中やおなかをトントンしての寝かしつけですね。
すんなり寝てくれる場合もありそうですが、ときには泣いても絶対にあげないというママの根気も必要になるかもしれません。トントンで寝られるようになったら寝かしつけが楽になる可能性もあるため、ぜひ根気よく実践してみましょう。
7.寝たふりをしてみる
意外にも複数のママから意見があったのが、寝たふり作戦。子供自身も、ママが寝てしまったら自分が相手にしてもらえないと諦めて寝てしまうことがあるようです。
起きていて、いつまでも寝かしつけに時間がかかってしまうママには、ぜひ一度試してみてもらいたいですね。
8.パパに協力してもらう
おっぱい大好きでしたが、パパに寝かしつけを頼んで寝かせてもらうとすんなり寝てくれておっぱい無くても寝れるようになりました。
パパの腕枕も効果あったのかな😊

家庭によっては難しい場合もありますが、パパに協力してもらうのもよいですね。
パパにはおっぱいがなく子供もそれを理解しているからこそ、諦めて寝てしまうことが多いようです。
また、日中は仕事で触れ合う時間がないパパも寝かしつけで子供と触れ合える良いきっかけになりそうですね。
断乳は前向きに試行錯誤してみる
断乳は子供の年齢だったり、理由も状況も人によってさまざまです。子供によっても違いがあるかと思います。
初めのうちは子供にとってもママにとってもつらいかもしれません。でも、先輩ママも同じように乗り越えて来たはず。そんな先輩ママから聞いたいくつかの方法を試して、その子にあった方法で断乳できるとよいですね。