秋生まれのわが子に準備した服
これから出産を控えている方は、でかけた先で今までは通り過ぎていた子供服屋へ入ってみたり、街で見かける赤ちゃんを知らず知らず目で追っていたりと、少しずつママになる実感がわき始めているかもしれませんね。
出産準備で欠かすことができないものの一つ、ベビー服。筆者は息子を9月末に出産し、妊婦だった頃はベビー服を選ぶのが難しく悩んだこともありました。
今回は、筆者が秋生まれのわが子へむけてどんなものを準備したのか紹介したいと思います。迷っている方の参考になれば幸いです。
出産に向けて準備した服
秋生まれの良いところは、暑すぎず寒すぎず、赤ちゃんにとって過ごしやすい季節ということではないでしょうか。しかし、秋といっても9月頃と11月頃では気温もずいぶん変わってきます。
筆者の場合は予定日が9月後半。もし予定日より早く生まれてしまった場合は、残暑が厳しく夏服ではないとつらいのでは…と考えたり、後半になったら涼しいときのために冬服も用意するべきかな…と迷ったり、頭を悩ませました。
ベビー服を購入する際、参考にしたもの
- プレママ雑誌
- ベビー服専門のスタッフ
- パパママ学級
- SNS
ベビー服を購入するにあたり、まず情報収集を始めました。雑誌を読み、さまざまなベビー服メーカーがあることを把握。また、市が開催しているパパママ学級へ行き、服の着させ方についても教えてもらいました。肌着にも、ひもで結ぶタイプもあれば面ファスナーで止める簡単なタイプもあるなど、種類についても学ぶことができてよかったです。
母と百貨店へベビー服を見に行った際は、スタッフの方に出産時期などを伝えつつ、季節に合わせた服を選んでもらい助かったのを覚えています。
情報収集した後、購入したもの
- 短肌着・長肌着:各6枚
- カバーオール:6枚
- セレモニーオール:1枚
- ベスト:1枚
- おくるみ:4枚
- ソックス:2枚
- スタイ:4枚
- 帽子:1枚
購入した時期は、性別が判明した7月頃。男の子と女の子で服の雰囲気が違うため、男の子と分かってすぐに母と買い物へ出かけました。
1~4までは、専門の方にアドバイスをもらいながら選び百貨店で購入。新生児の頃の肌はとてもデリケートだと教えてもらい、直接肌に触れる肌着は触り心地のよい素材を意識。肌着の生地も季節によっていろいろあるかと思いますが、筆者の場合は予定日が9月下旬、出産が前後すると気温も変化する難しい季節だったので、オールシーズン使用できるフライス生地というタイプにしました。
1日に複数回着替えさせたり、汗や吐き戻しで汚れてしまったりといったときのため、カバーオールも5~6枚あると安心です。
おくるみが4枚というのは、一見多すぎかと思うかもしれません。しかし、1枚は厚めの生地のもので他3枚は大判ガーゼのもの。ブランケットやおくるみとして使うこともあるかなと思い、多めに購入しました。
6~7は夫の休日にいろいろな所へお出かけしながら少しずつ増やしていきました。一緒に選ぶことで、パパとママになるんだと実感できとても楽しく幸せな時間でした。
秋生まれの赤ちゃんに実際に着せた服
秋になると朝晩はグッと気温も下がってきますよね。筆者の場合、出産のために入院したのが予定日を超過した9月下旬。残暑厳しく、真夏の服装で病院へ行きましたが、退院してみると外がひんやりしていました。入院していた約1週間の間に外の気温が大きく変わっていてびっくりした記憶があります。病院は空調管理されているので、変化があることに気付きませんでした。
秋はベビー服も1枚プラスで着せてあげたり、ベストで調節したりとなかなか大変。今回は筆者が実際、出産してから息子に着せた服の変化を成長段階にあわせて紹介したいと思います。秋に出産を控えているママに、参考になれば幸いです。
新生児期~生後4ヶ月の頃(9月~1月)
退院後、10月上旬までは気候も良く過ごしやすい季節だったので、短肌着+長肌着で過ごしていました。長肌着はすそにボタンなどが付いておらずスカートのようになっているため、おむつ替えのときはとても楽でした。
10月中旬からは少し肌寒くなってきたので、短肌着+長肌着+カバーオールを着用。カバーオールも肌触りの良いものを選んでいました。おむつ替えが多いのでボタンどめではなく、面ファスナーでとめるタイプのものが便利でよく使っていました。ボタンの場合焦ってかけ違えてしまい、2度手間になることもありますが、面ファスナーの場合はそのようなわずらわしさもありません。
各メーカーからいろいろなタイプの商品が発売されていると思うので、使いやすそうなものをチョイスしましょう。
寝返りするようになった、生後5ヶ月の頃(3月)
寝返りが遅めだった息子。生後5ヶ月の頃は3月だったので寒い季節ですが、部屋の温度は一定に保っていました。よく泣きよく動くことで体力を消耗していたのか、冬でも汗で少し背中が湿っていることがありました。厚手のカバーオールではなく綿100%の動きやすそうな、シンプルなデザインのロンパースをよく着させていました。
母は「冬なんだからもっと温かい格好にしてあげた方が良いよ」と言っていましたが、息子は暑がりなのか温かくしすぎるとぐずることも。そのため1日を通して、ようすを見ながらロンパースの生地を薄手から厚手のタイプに変え、調節をしていました。
外出するときは、冬用のロンパースにブランケットをかけ、靴下を履かせ防寒対策をしていました。
たっちをするようになった、生後9ヶ月の頃(6月)
タッチができるようになると、ますます活発になってきます。寝返りもずりばいもできるので、おむつもテープタイプでは漏れるように。動き回り、おむつ替えも大変になってきたのでパンツタイプに変更。服装もロンパースを卒業し、セパレートタイプにしました。
児童センターへ行くと、同月齢の子たちはロンパースの子とセパレートの子、割合は半分ずつだったように思います。セパレートになると、一気に赤ちゃん感が減ったように感じてしまい少し寂しい気持ちに。しかし、子供服売り場でさまざまなベビー服を見つけては筆者も楽しみながら息子に服を着させていました。
はいはいをしていた、1歳0ヶ月の頃(9月)
息子は1歳2ヶ月で歩けるように。1歳0ヶ月の頃はまだはいはいでした。はいはい期間がとても長かったので、高速はいはいで部屋の中を動いて楽しんでいました。真夏なので、熱中症にならないように気を付けて過ごし、服装も綿のメッシュの肌着に半袖、ズボンを着せていました。
肌着を着せない方もいるかもしれませんが、息子の場合汗をかきおなかが冷えてしまうのも心配だったため、肌着は必須でした。肌着だけロンパースタイプにすると、動きまわってもおなかが出ないのでおすすめですよ。
出産準備も楽しみながら進めよう!
初めての出産は未知のことだらけで不安になり、出産準備グッズを選ぶことも慎重になりますよね。ベビー服はたくさん種類があり迷ってしまうこともありますが、いろいろ悩みながら選ぶのもとても楽しいですよ。夫婦2人だけで過ごす時間も残りわずかなので、出産準備をするのもきっと夫婦にとって良い思い出になるはず。
秋生まれは、新生児が比較的過ごしやすい時期だと思います。ベビー服の種類や素材などに迷ったときは、ベビー服専門のスタッフにアドバイスをもらったり、出産経験のある友人や家族の意見を参考にしたりするなどして、素敵なアイテムを見つけてくださいね。