離乳食で偏食…どうしたら良い?
生後5~6か月ほどからスタートする離乳食も、成長とともに量や食べられるものが増えて変化がでます。しかし、さまざまな味を知るうちに好みがでてきて、今まで食べてくれたのに食べなくなった…という経験はありませんか?
一生懸命作っても思うように食べてくれないと悲しいですよね。さまざまな工夫をしても、失敗してしまう…と壁にぶつかっている方もいるのではないでしょうか。
ママリへも、このような声が寄せられていました。
娘の偏食がひどい…せっかく作った離乳食、一口たべて吐き出されて手付かず💧
残された分を自分で食べていましたが
なんだか心が荒んできて、全部捨てるようになりました
BFも嫌いだし、食べてくれるのはパンと果物とシラスだけです
相談者さんのお子さんはなかなか離乳食を食べてくれないようです。市販のベビーフードも嫌いで、パンと果物とシラスだけという偏食ぶり。繰り返し拒否され、嫌になってしまっているようす。
頑張って作ったのに食べてもらえないのはつらいですよね。少しでも食べてもらえたら…と、子供の食で悩んだことのあるママは多くいるのではないでしょうか。筆者も子供の偏食には悩み、今でも考えることが多いです。
ママたちの偏食対策について聞いてみた
偏食に困ったとき、皆さんはどう対応していますか?筆者は3人子供がいますが、それぞれ食の好みが違い、上の子は食べたけど下は食べない、逆に下は食べるけど上は嫌いということもあったので、毎度試行錯誤しながらご飯を作っています。
先輩ママたちはいったいどのような工夫をしているのか、さまざまなアイデアを皆さんにご紹介します。
1.保育園では食べるかも?
相談者さんのお子さんはこれから保育園へ通う予定で、給食を食べてくれるのか心配…ということも言っていました。これに対し同じ悩みを持つママから、「保育園で食べるようになる」というアドバイスが届いています。
家では甘えがあって食べないけど、園ではお友だちが横で一緒に食べるからか、そのようすを見て変わるのかもしれませんね。
無理に食べさせると離乳食自体を嫌がるようになってしまう可能性もあるので、ようすを見ながら進めましょう。
2.調理法をかえてみる
苦手な食材も少し調理法を変えると食べてくれることがあります。ゆでていたものを焼いてみるなど変化をつけてみましょう。
苦手なものだと気づくと調理法を変えても食べてくれない可能性はありますが、物は試し。味付けをしていない場合、少量の塩やしょうゆをかけてみてもよいかもしれません。
ママのアドバイスのように、「食べなくてもいいや」というくらいの気持ちを持って挑戦してみてください。
3.白米を食べないときはふりかけを使ったり、食べ方を変えたりしよう
肉や魚は食べるけど、白米を食べてくれない!と悩んではいませんか?筆者の子供たちは、見事に白米を食べませんでした。味のあるおかずはすべて完食し、白米はいつもひと口で終了、というパターンに。
3人とも同じだったため、食べなきゃ意味がないと思いふりかけをかけたり、おかずをのせて丼にしてみたりして食べさせました。そうすると少しずつですが、食べるようになり偏食も落ち着きました。
4.食事のシチュエーションを変えてみる
家では無理でも外ではたべるとかもあるので、子供って単純なところもあります。
外で食べれたものは今後も食べれたり、たべれなかったり、いろいろですけど😭
とにかく何が子供にヒットするか分からないからいろんな食べ物を試すのと
食事の雰囲気、シチュエーションの試行錯誤をアドバイスされました。
うちは食べ物の工夫よりシチュエーションを変えた事により食べるようになりました。
食事内容の工夫をすることも大切ですが、実は意外にも食べるシチュエーションに変化をつけると食べるようになることも。
筆者も実践しており、外に行かずとも家の中にレジャーシートを敷き、遠足ごっこをしながらご飯を食べます。他にもお友だちを家に呼び、プチパーティーをしたり、ご飯を食べるテーブルや部屋をかえてみたりといつもと違うことをするのです。
毎回変化をつけるのは難しいですが、時間に余裕があるときには良いですよ。
5.食べないものはおやき、お好み焼きなどに混ぜてみる
特にご飯、ポロポロしたものが嫌みたいで怒ります。大好きなかぼちゃを混ぜておやきにすると何とか食べます。
他のメニューもかぼちゃかバナナが入っていたら食べてくれるので、かぼちゃのみそ汁とバナナ入りホットケーキを大量にストックしてます。
苦手な野菜や食材をそのまま出しても食べないときは、おやきやお好み焼き、ホットケーキなどに混ぜてみましょう。手軽にパクッと食べられるので、意外に気づかず食べてくれるかもしれません。
簡単な混ぜる作業を一緒にやるのも興味を引き、食べることがあります。他にもご飯に混ぜ、おにぎりにするのもよさそう。
成長とともに変化がでるので、焦らず食事をたのしみましょう
ママたちの偏食への悩みは本当に幅広く、十人十色なことがわかりましたね。筆者の子供たちも偏食がありました。1歳8ヶ月の長男はまさに偏食期真っただ中。ご飯と野菜が苦手で、今まで食べていたパンも手をつけなくなりました。なんとか食べてもらおうと、日々試行錯誤を繰り返しています。
食事の工夫はもちろんですが、食器を好きなキャラクターに変えたり、いつもと違うスプーンやフォークを使わせてあげたりするのもおすすめ。思わずイライラしてしまい、怒ってしまったということもあるかと思いますが、楽しく食べられるのが一番。なかなか進まないときは無理せず、好きなものを食べられたことをほめてあげましょう。
子供はほんの少しのきっかけで食べてくれるようになるため、まずは食事が楽しいものだと思ってもらいましょう。ママの頑張りは、子供にもしっかり伝わるはず。ゆっくり向き合っていきましょう。