食事に集中しない…遊び食べが始まり不安に
生後5ヶ月ころを過ぎると始まる離乳食ですが、子どもにとっては初めての体験。いくら「おいしいよ」と声をかけても大人しく食べてくれないときもあるのではないでしょうか。
離乳食時期の子には、「食事は生きていくために必要なこと」とまだ理解はできていませんし、つい食べることだけに集中できず、動きたくなってしまうのかもしれませんね。遊び食べや、すぐにいすからおりてしまうなど一筋縄ではいかずに悩んでいるママパパもいることと思います。
あるママからママリへこんな投稿がありました。
今まで好きだったものを出しても ポイッと投げたり
スプーンなども全部ポイ!!
口に入れてちょっとモグモグしてベーっと出したりもします。
お腹空いたら食べるか…思ったり
そーゆー時期なら仕方ない!とも思ったりはしてるんですけど、
体重が増えません!
今は平均ですが増えもせず減りもしてない状態です😥
気にしない方がいいのか、改善策があるのか…
先輩ママ、今同じ状況のママ😭
アドバイスください!!
今まで食べていた好きな物まで食べずに遊んでしまうのは、心配になりますよね。そういう時期があると耳にしたことがある方もいるかもしれませんが、そうなっているのはうちの子どもだけでは…と、不安になってはいませんか?
筆者には10ヶ月になる子どもがいますが、口をブーブーさせて吐き出す遊び食べをしたり、いすから立ち上がったりするようになりました。やめてと言っても分かってくれず、難しいですよね。困った顔をしている筆者を見て笑ったり、逆に機嫌が悪くなったりして手を焼いています。
食べることに集中できなくなってしまったとき、先輩ママたちはどうしていたのでしょうか。
「離乳食に集中しないとき、こんな対策をしていたよ!」先輩ママの対策5選
遊び食べをする時期と聞いていても、なんとか食べられるようになってくれないか、試行錯誤するママパパもいると思います。
今回は、遊び食べを経験した先輩ママにどのような対策をしていたのか聞いてみましたので、紹介します。
1.好きなキャラクターと一緒に
体重も曲線の下の方でなかなか増えないですし💦
それで最近気づいたんですが、こどもチャレンジのしまじろうパペットに食べさせる真似をしてから娘にあげるとパクッと食べてくれます☺
こんな子供騙しで…と思ってやっていませんでしたが、効果大でした。
子どもが好きなキャラクターに食べさせるのを見せ、「一緒に食べようね」という方法が意外と効果があったという方も。大人からしたらなぜこんな方法で…というものも、意外と赤ちゃんの心に響いたりするのかもしれませんね。
普段から好きなキャラクターを把握してるママパパだからこそ、できる方法です。
2.立てなくなる工夫をした
いすから立ってしまう子には、テーブル付きのいすに座らせて離乳食を食べさせることで、立てない状況にしているママも。子どもも立ち上がれるようなスペースが無いと、立とうとするのをやめるのかもしれません。この方法なら、ママパパの負担も減らせそうですね。
筆者もテーブル付きのいすで離乳食を食べさせていましたが、ハイチェアに替えたところスペースができてしまったため、得意気に立つようになってしまいました。ハイチェアで立つのは危ないので、立てないよう腰ベルトをつけるように。まだ嫌がるそぶりはありませんが、立てないようにする工夫は必要だなと実感しました。
3.お気に入りの食器でやる気アップ
子どものお気に入り食器やカトラリーを購入し、やる気をアップさせる方法も。自分の好きなキャラクターが一緒にいてくれる食事の時間は、子どもにとっても楽しい時間になりそうですね。
ポイっと投げてしまっていたスプーンも、しっかり握っていてくれるかもしれません。お皿に盛ってある食事を食べたら、好きなキャラクターに会える!とがんばる子どもの姿は応援したくなりますね。
4.おなかが減ったら食べるから大丈夫
遊び食べをしてしまうときはそこで食事を終了し、その分おなかがすいた次の食事はたくさん食べますよ、という方も。
つい「きちんと食べさせなくちゃ」と頑張ってしまいますが、この方法なら次の食事の時間に自然とたくさん食べてくれるので、無理にがんばる必要がなくて済みますね。
5.まだ焦らなくて大丈夫
まだたまに椅子の上で立ちますが、声をかけるだけで座れてます。
言葉が分かるまで間はフリースタイルでも大丈夫だと思いますよ(^ ^)
言葉が分かるようになるまではあまり気にしなくて大丈夫、という方も。
子どもが小さいうちは、ある程度の遊び食べも許容するのだとか。癖になってしまったら…と悩む気持ちもありますが、ママパパの言葉が分かるようになってきたときに「食事のときは座ろうね」とお話しすることで、子どもも納得して座って食べてくれるかもしれません。
小さいうちは、まだ座っていられないことをそこまで気にしなくてもよいのかもしれませんね。
離乳食についての記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。
ゆっくりで大丈夫、焦らずに向き合おう
ご紹介した体験談のなかには、子どもが集中して食事できるように性格に合う方法を探して試しているママもいましたが、焦らなくて大丈夫というママも。
大切な子どものことだから、つい体重や成長を気にして、いろいろ試行錯誤してしまう気持ちはとってもよくわかります。筆者は、先輩ママからの「みんなある時期だから大丈夫」という言葉にとても安心感を覚えました。
離乳食が順調に進まなかったり食べる量が少なかったりすると、自分のやり方が悪かったんじゃないかと不安になるママパパもいると思います。ただその子によって、食欲がある時期や食べたくない時期や成長の様子は差があるものなので、あまり不安にならずどっしり構えてもいいかもしれません。
赤ちゃんの時期、離乳食の時期は振り返ると「あっという間」という声はよく耳にします。ゆっくりと子どもの成長を見守りたいですね。