2人目が年子になる予定で不安…メリット・デメリットは?
ママにとっても家族にとっても、新しい命が宿ることは何度経験しても喜ばしいもの。妊娠が分かった瞬間や、家族に妊娠したことを伝えるときの幸せは何物にもかえがたい、と感じた方もいるのではないでしょうか。
しかし、2人目以降の子供が年子と判明した場合「1人目の子の面倒を見ながらできないのでは…」「上の子から目が離せない時期、おなかが大きいのは大丈夫かな」などと、不安に感じてしまうことも。
先日、ママリにもとあるママからこんな投稿が寄せられました。
0歳児の育児をしている妊娠中のママからの投稿です。文章からも、2人目が年子で産まれてくることに不安を抱いているようすが感じられますね。
年子育児は大変…という話は聞くけれど、具体的にはどんな点が年の離れたきょうだいを育てるより大変なのか、どういうことで年子育児の良さを感じるのかは意外と分からないもの。
皆さんも年子育児の実情を、先輩ママから聞いてみませんか?
年子育児を実際に行っているママの声を紹介
ここからはママリに寄せられた、年子育児をしているママからの「年子育児の実情」「年子育児の良い点・大変に感じる点」「工夫した点」などの声をいくつか紹介します。
具体的に記載されている投稿が多かったので、皆さんもきっとイメージが湧きやすいはずですよ。
1.いざ生まれたらきょうだいがいるのが当たり前になります
兄妹をつくりたいなら2、3歳あけて産んでしまうと独占欲を発揮してなおかつイヤイヤ期に突入してるから1番大変なんだとか💦母曰く上の子がいるから案外すぐ妊娠期間は過ぎるらしいです!!
悪阻中はしんどいでしょうが、手を抜けることは全力で抜いてくださいね
最初に紹介するのは、「お母さんが年子育児をしていました」という投稿。
お母さんいわく、子供たちが物心つく前から「一緒にいるのが当たり前」という環境になるので、仲良く過ごしてくれるとのこと。
きょうだい枠で幼稚園に入りやすくなる、1年間にかかる学費が重ならないようにするなどの理由で、2~3歳差で第2子を生んでいるママは筆者の周りにもいますが、「下の子が生まれたばかりで上の子がイヤイヤ期真っ最中だったとき、精神的にまいった」「上の子の生活リズムがようやく整ってきたときに下の子が産まれ、リズムが崩れて大変だった」などの声も聞かれます。
その点、年子だとどちらかのきょうだいにかかりっきりになってしまう…という手間が軽減できる可能性もあり、ママにとっては助かるのかもしれません。
2.思いのほか上の子に癒やされます
私の場合はつわりはほぼ無いので身体的には楽でしたが、妊婦ならではのイライラがありました。が、思いのほか上の子に癒されて穏やかに過ごすことができたと思います。
年子は大変とか後になって聞くようになりましたが、私は双子の方が大変じゃない?って思いますw
あと、産んでから思うのは二歳差じゃなくて年子でよかった!って思います。今上の子がイヤイヤ期に入りかけてるのでこの状況で妊婦だとイライラが凄くなりそうで、、。
年子でも上の子は意外と成長して色んなことを手伝ってくれるのでママのお手伝い色々してくれると思います😊
似たような意見が他のママからも寄せられていました。妊娠中で思うように動くのが困難なとき、イヤイヤ期が来てしまうと、たしかにママのイライラが増長してしまいそうです。
投稿者のママいわく、上の子供は幼いながらもしっかりお兄ちゃん・お姉ちゃん意識が芽生え、いろいろとお手伝いをしてくれるようになるのだそう。1歳しか年齢は離れていないけれど、それでも本人なりにきょうだいのお世話をしようとするかわいらしい姿を見られるのはとてもうれしいですね。
3.たくさんけんかもするけど2人で遊びます
一歳6ヶ月の頃の娘は
いないいないばあを見て一緒に踊ったり、家のジャングルジムに登ったり、ぬいぐるみやおままごとで遊んだりしてました✨あとは超簡単な八ピースくらいのパズルを買って一緒にやりました♪
下の子が1ヶ月過ぎたら
近所の公園に連れていって
短時間遊ばせたり♪
下の子物心つく前には
二人でもう遊んでました(*^^*)
どこ行くにも一緒で沢山喧嘩もするけど仲良しです♪
こちらの投稿では、年子きょうだいの日々のようすがつづられており、読んでいるとこちらまでほっこりしてしまいます。
きょうだいの年齢が離れていると、お互いの遊べるおもちゃや興味にちょっとずつ違いがあり、うまく2人で遊べない…ということも。年子くらいの年齢差であれば、似たような難易度のおもちゃや絵本で楽しめる可能性も高いのではないでしょうか。
また一緒に遊べる相手がすぐそばにいるので、ママが常に遊び相手をしなくてはならない…という状況を軽減できるのもメリットといえます。親子とはまた違った、きょうだい同士の固いきずなが生まれそうですね。
4.いろいろな物や人に頼ってのりきりました
2人目の妊娠中の方がつわりが酷かったので、つわり中は色んな人、物に頼って乗り切りました!
夫に早めに帰ってきてもらったり、出前やネットスーパー、冷凍食品、ベビーフードとこの時期だけ!と割り切って使いました。
産まれた後はしばらく外出できませんでしたが、上の子が小さいこともあって家の中で過ごせました。2歳前になった今は、外で遊びたい!!とねだることが増えたので、上の子が小さいうちに下の子の新生児期が終わるのは良かったと思います。
また、上の子もまだ赤ちゃんなので赤ちゃん返りもないです。そして意外と下の子を撫でたり抱きしめたりと可愛がってくれているのでその姿を見ているだけで癒されます☺️
子ども用品もしまうことなく使いまわせるし、離乳食なども忘れないうちに2度目がくるし、大変なことも一気に終わるだろうと思って頑張れます☺️
そして何よりも、1人でもかわいくてたまらない我が子が2人もいるので、かわいさも幸せも2倍…それ以上です☺️💖
不安や大変なことも勿論あるとは思いますが、それ以上に楽しいことや幸せもいっぱいです。
生まれたての子の面倒を見つつ、上の子の離乳食作りや外へ遊びに行きたい要求に応えないとならないなど、気が休まらない日が続くのはママにとってもつらいもの。そんなときは身近な人や行政サービス、ネットスーパーなどをじょうずに利用するのも手段の一つ。
最近では、育児サポートや食品・商品配送サービスなど、便利な制度・サービスがいろいろな企業で数多く展開されるようになりました。それらを使いこなせば、いくぶんか負担を軽減できるのではないでしょうか。
実際に利用する前に、どのような制度やサービスがあるのかをチェック・事前登録などをしておけば、いざというとき慌てずに済みそうですね。
5.できる限り上の子優先で動いていました
最初のうちは記憶にないくらい大変でした。上の子はまだなんで赤ちゃんがいるのかとか理解できていないので、下の子は新生児から抱っこ紐で毎日のように公園に行ってたし、できる限り上の子優先で動いてました。生活リズムが定まらず朝洗濯機回して洗濯物干せずに昼寝の時間に干すとが何度も😂3人で大声出して泣くこともありました。熱なんか全然出たことなかったのにしょっちゅう熱出てました(私が)😅2人連れて自分の為に病院に行く勇気もなく😅ビビらして申し訳ないですが最初の1年は大変だった記憶しかないです😅
でも今は大変ということは特になく、子供と一緒で幸せだし、楽しいことばっかりです😊
次に紹介するのは、「最初のうちは記憶にないくらい大変でした」というママからの投稿です。読んでみると、怒涛(どとう)の年子育児時期を過ごしたことが書かれており、改めて年子育児の慌ただしさや大変な面が見えてきます。
そんな投稿の中で注目したいのが、「できる限り上の子優先で動いてました」という一文。いくら下の子が産まれたてでかかりっきりだとしても、上の子供はますます活動的になる時期なので、体力も遊びたい要求も持て余してしまいます。それらを適度に発散させてあげないと、上の子もイライラしてしまい、ますます収集がつかなる可能性が。
下の子のようすを見つつ、可能な限り上の子の生活リズムに合わせて動くことで、余計な労力をなるべく軽減するというのも一つの方法なのかもしれませんね。
6.姉妹でおそろいの服を着させ、出かけるのが夢
正直大変ですよ。特にお風呂とご飯。毎日戦争ですが、後2年後とかは楽になってるんだろうなあとか
下の子がもう少し大きくなって
歩けるようになったらお揃いの服着させて出掛けたいなあ!とか考えてます😍😍
旦那がいる時に出かける際は
年子用ベビーカーで出かけて、
私1人で行く時は
上の子ベビーカー、下の子抱っこ紐という感じです\♪♪/
とにかく上の子がミルク上げてくれたり下の子が泣いてたりすると
知らせてくれるし上の子は凄くしっかりします!
どうしてもきょうだいが小さいうちはバタバタするのが日常茶飯事で、自分のことや家のことが後回しになってしまいがちかもしれません。ですが、2人がそろって幼稚園・保育園へ通うようになると、時間が少しずつ確保でき、ゆとりも生まれてきます。
嵐のように大変な育児期間が過ぎる分、手がかからなくなる時期がやってくるのもあっという間。「大変な時期を乗り越えたら、親子でおそろいコーデをしてあんなところへお出かけしたいな」などと夢を膨らませば、毎日の育児もちょっぴり楽に感じるかもしれませんよ。
7.小さい頃は大変だけど後から楽になる
でも知り合いのママさんでもう子供たちは小学生の方は小さい頃は大変だったけど今はかなり楽と言っておられました!私もあと何年か頑張ったらそう思えるかなと期待して毎日頑張ってます(笑)
年子の育児で大変なのは、やはり赤ちゃんの時期でしょう。1年しか違わないと、2人の赤ちゃんを同時に育てているようなもので、特に外での移動が大変。まだ歩けないので、抱っこやおんぶ、ベビーカーに乗せるなど、移動手段が限られてしまい、荷物を持つのも一苦労。
でも、その時期を乗り切れば、2人で一緒に遊んだり協力し合ったりしてくれるので、ママの負担はとても軽くなるようです。きっといつか楽になることを信じて、子どもが小さいころは便利なグッズや家族、周囲の人たちの力を借りながら乗り切っていきましょう。
8.かわいくて毎日が幸せです
お気持ちすっごくわかりますよ!!
ほんとにかわいいんですけど、授かれたことは人生で最高のことなんですけどたまに「この子が1人っ子ならずーっとママひとりじめできたのかな」と思ったりもします。
でも結論から言いますと年子最高にかわいいです!!
世の中の人たち(?)は「年子とか大変!無理!」みたいな感じですけど、何歳差でも大変さはあると思います。
そしてほんとに双子のように仲良く成長してくれますよ!!
ママの穏やかさは正直、今までのようにはいかないと思ってた方がいいかもしれないです😂笑
でも毎日本当に幸せで、年子かわいいー!!ってほんとに思います!
妊娠中はもうとにかく適当に過ごすことに全力を尽くしました。うちは1歳すぎで妊娠してるんですが、離乳食とかもつわりできついときはベビーフードです!
あと、主治医から許可も出てたので授乳も続けてましたよ!
お風呂もまぁ、旦那様の帰宅が遅くてママの体調悪い時はおしりだけ洗ってあげれば1日くらい入らなくても別に病気になったりはしない!と開き直ってました!
年子はとにかく大変というイメージもありますが、ひとりでもかわいくてたまらないわが子を双子のように2人同時に成長を見守れるのは、大きな特権と言えるでしょう。
もちろん、実際の育児も大変で、赤ちゃんのお世話をしながらの妊娠・出産も、初産や年の離れた子を産むときとは段違い。新生児の育児と妊娠の大変さを同時に体験しているので、あまり細かいことにこだわらずおおらかに過ごせるようになるかもしれませんね。
そんな大変な時期を乗り越えた「毎日幸せ」という言葉は、ほかのことでは得られない実感がこもっているのを感じます。
年子だから大変!と思い込みすぎなくても大丈夫
寄せられたさまざまな投稿を読んでみて、皆さんは感じるものはあったでしょうか?
きょうだい間の年齢差があいている・あいていない関係なく、育児は大変なものです。実は自分自身が実際に経験していないからという理由だけで、なんとなく大変そうだと思ってしまっているだけかもしれませんよ。
子供やきょうだいの性別、年齢差、人数どれをとっても「これがベスト!」という答えはありません。どんな育児であっても、うれしい・楽しいと感じる点と、つらい・面倒と感じる点があり、ママやパパがいかにそれらに対して向き合えるかが大切なのではないか、と筆者は思います。
年子だから常に大変…と思い込みすぎなくてもきっと大丈夫。不安や心配事は決して一人でためこまず、ぜひ夫婦や実際に年子育児をしている友人、自治体のサポートセンターなどに相談してみましょう。幸せと愛にあふれた年子育児ができますように。