イヤイヤ期はとにかく大変…
子供の成長はうれしいものです。しかし、成長とともに自己主張が強くなり、何を言ってもイヤイヤと嫌がることが増えるのがイヤイヤ期。うれしいはずの成長なのに、素直に喜べず自己嫌悪になるママもいるのではないでしょうか。
また、何をしてもイヤイヤと言われ、どうしたら良いのかわからなくなり、思わず感情的になってしまうこともありますよね。ママリにこんな投稿がありました。
今日は保育園の帰りにスーパーに行く!と言って保育園の入り口の前で座り込んで泣き叫びました。
「今日はスーパーもう閉まってるから行けないよ」
「帰ってお菓子食べよう!」
「帰ってトーマス観よう!」
と言ったり、
「そんなに行きたいなら行っていいよバイバイ」と言ったり様々な方法で帰ろうとしましたが30分泣き叫びました。
ちょうど保育園の先生が通りかかり、助けてくれましたが、それがなければこのままずっと動かなかったと思います。
うちの子が特別大変な子なんでしょうか?
長時間泣き続けてもワガママを受け入れず、我慢させた方がいいのでしょうか?
私の対応やしつけが悪いんでしょうか?
投稿者のママが悩まれているようすがすごく伝わってきました。筆者の娘はまだイヤイヤ期には入っていませんが、これからこいうことが増えていくのかと思うと、想像しただけでゾッとします…。
子供のワガママを全て聞くわけにはいかない気持ちもわかりますし、かといって泣かせっぱなしでよいのだろうかという投稿者苦しい気持ちもわかります。子育てに正解はないと分かっていても、イヤイヤ期の子供との向き合い方はとても難しいですよね。
うちの子のイヤイヤもひどい…。ママたちの体験談
イヤイヤ期を経験したママたちの、お手上げだったという体験談を集めてみました。「隣の芝は青く見える」ではありませんが、あの子はできるのに自分の子供はどうして…と悩むママが実は結構多いもの。
他のママはどうやって子供と向き合っているのか、イヤイヤの状況別にまとめてみました。全部できそうなことから実践して、ママも子供もしんどくないものを見つけたいですね。
1.お風呂イヤ!
とりあえず目の前の嫌なことを一旦忘れさせる。テンションあげて(笑)
そして行動を遊びに変えてます。
お風呂だと
お風呂までハイハイ競走。服脱ぐ時(おへそ探し、チンチン探し)
お風呂に予め用意した怪獣探し。
お風呂でのイヤイヤは、ママがイライラするポイントの一つですよね。時間があるときは、子供に役割を与えたり、入るまでを競争にしたりすることで喜んでくれる場合も。
どうしてもだめなときは無理強いせず、「明日入ってね!」でもよいんですよね。明日もイヤと言われたらどうしよう…なんて余計なことは考えなくても大丈夫。今日1日を無事に終えることを一番に考える日があっても良いのではないでしょうか。
2.イヤイヤ!寝たくない!
我が家は遅く帰ってくる旦那が鍵を開ける音で起きた時はパパのご飯・お風呂・着替えが終わって娘の隣に来るまでは寝ずに待機することちょくちょくあります。(ちなみに、日付変わります)
寝るのがイヤと一言で言っても、その子によって理由はいろいろとありそうですね。パパ大好きな子であれば、パパに協力してもらうのも手。しかし、毎日子供が寝る時間に家に居るというのは難しい場合も。
眠くても眠くなくてもイヤイヤな子の場合、ママは絶望ですよね…。1日ならまだしも、毎日だとママの体も心配です。納得して寝てくれることが一番ですが、ときにママは嫌われ役をしないといけないのかもなとママたちの投稿を見て思いました。
3.おむつ替えがイヤ!
気持ち悪いと思ったのに…と、つい感情的になってしまいそう。子供のためにと思ってやろうとしているのに、全力で拒否されると自分も否定されたような気持ちになってしまいませんか?
おむつ替えに関しては、嫌がられたらそのままにしておくというママの声が多数でした。家の中であれば着替えもありますし、本人の気が済むまで待つ方がよいのかもしれません。
4.ごはんがイヤ!
せっかく準備したご飯をイヤイヤされるとママは本当につらいですよね…。せっかくバランスを考えて食事を作っても、好きなものしか食べなかったり、ポイっと食べ物を粗末にされたりするとイライラするもの。
食べないなと思ったら、早々に諦めてしまうのも手。
5.チャイルドシートがイヤ!
これは筆者も経験があります。月齢が低いと嫌がってもだましだましで乗せることができたのですが、1歳を過ぎてからは力が強くなり、機嫌が悪いとチャイルドシートに乗せるだけで汗だくに。
筆者の場合、常に娘の好きな音楽を流すようにしています。チャイルドシートの着用は義務。どんなに嫌がられても、そこはパパとママがしっかり乗せてあげましょう。
- 神奈川県警察「チャイルドシートQ&A」(https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm#q1,2019年6月20日最終閲覧)
6.外でイヤイヤ!
外でイヤイヤを出されるとすごく疲れますね。多かったのは、安全に気をつけたうえでそのままにしておくという意見。
イヤイヤ期の子供に対抗するのではなく、そのまま受け止めることが大事なのかもしれません。ママの忍耐力が試されますね。
自分の子供だけ…?と思ったら
イヤイヤ期に悩むママは本当にたくさん。1歳よりも2歳、2歳よりも3歳がしんどかったという声もありました。イヤイヤは自我が出てきた証拠。本人も何が嫌なのかもしかしたら分からないまま、イヤイヤと言っているのかもしれません。
日々子供と向き合うママはとにかくストレスをためないように、イヤイヤをどうにかしようと思うことを一度やめるというのも手なのかもしれません。子供が言うことを全てかなえる必要はありません。しかし、大人の当たり前が子供にとっても当てはまらないことを理解したいですね。
お風呂は1日ぐらい入らなくても大丈夫ですし、ご飯だって1食食べなくても大丈夫。こうしないとと型にはめるのではなく、ちょっとだけ肩の力を抜いてイヤイヤ期の終わりを待ってみましょう。