2019年の名付けトレンドは?
ママやパパなら一度は頭を悩ませたことのある、子供の名前。どんな名前にするかだけではなく、使う漢字や画数なども悩むものだと思います。今回は、そんな名前に関する2019年のランキングを赤ちゃん本舗が発表。
男の子は4年連続で同じ名前が首位に輝くなど、興味深い結果となっているようです。これから名前を考える予定の方は、今回の結果も参考にしてみてください。
調査概要
- 調査対象:赤ちゃん本舗の会員情報のうち、⽣年⽉⽇が2019年1月1日~10月31日のお⼦さまのお名前
- 調査機関:赤ちゃん本舗
- 調査人数:53,437人(男の子27,084人、⼥の子26,353人)
2019年 赤ちゃん命名・お名前ランキング
早速、ランキング結果を見ていきましょう。
まずは名前のランキングですが、男の子は漢字一文字の名前が約半分を占める結果に。女の子は自然を連想させるような名前が人気となったようです。
2019年 赤ちゃん命名・お名前ランキング:男の子編
- 1位:蓮(れん)
- 2位:湊(みなと)
- 3位:陽翔(はると)
- 4位:律(りつ)
- 5位:蒼(そう)
- 5位:樹(いつき)
- 7位:大翔(ひろと)
- 8位:悠真(ゆうま)
- 9位:大和(やまと)
- 10位:湊斗(みなと)
- 11位:颯真(そうま)
- 11位:悠人(ゆうと)
- 11位:結翔(ゆうと)
- 14位:陽太(ようた)
- 14位:陽斗(はると)
- 16位:颯(そう)
- 16位:朝陽(あさひ)
- 18位:悠(ゆう)
- 18位:新(あらた)
- 20位:陸(りく)
男の子の1位は「蓮(れん)」が去年に続き1位に。4年連続の首位ということで、人気は衰えていないようです。
傾向として漢字一文字の名前や、止め字に「と」を使用した名前が多くランクインしています。筆者の子供も止め字が「と」なので、名付けをしたのは数年前となりますがその頃から人気はあるのかな、と感じました。
2019年 赤ちゃん命名・お名前ランキング女の子編
- 1位:陽葵(ひまり)
- 2位:芽依(めい)
- 3位:凛(りん)
- 4位:紬(つむぎ)
- 5位:莉子(りこ)
- 6位:結愛(ゆあ)
- 7位:さくら
- 8位:葵(あおい)
- 9位:澪(みお)
- 10位:結菜(ゆうな)
- 11位:杏(あん)
- 12位:陽菜(ひな)
- 13位:咲良(さくら)
- 14位:美月(みつき)
- 14位:結月(ゆづき)
- 16位:楓(かえで)
- 17位:ひかり
- 18位:あかり
- 19位:ひまり
- 20位:凜(りん)
女の子、「陽葵(ひまり)」が」1位という結果に。「さくら」など、自然に関係ある名前が人気となっています。その他、ひらがなネームが20位以内に四つランクインしているなど、男の子とはまた異なった傾向を感じられますね。
2019年 漢字別ランキング
同じ読みの名前でも、使う漢字が異なることでガラッと印象が変わる場合もありますよね。今年は、男の子だと人気急上昇となった漢字があったり、女の子だと名前と同じく自然を連想させる漢字が人気となっていたりする結果になりました。
2019年 漢字別ランキング:男の子編
- 1位:太
- 2位:翔
- 3位:大
- 4位:斗
- 5位:陽
- 6位:真
- 7位:人
- 8位:悠
- 9位:郎
- 10位:一
- 11位:蒼
- 12位:颯
- 13位:湊
- 14位:晴
- 15位:生
- 16位:希
- 17位:朗
- 18位:奏
- 19位:輝
- 20位:樹
TOP3の「太」「翔」「大」は、去年に引き続き人気が継続中。今年は、去年100位以内にランクインしていなかった「郎」「朗」が人気急上昇となったようです。芸能人などで「郎」がついた名前の男性を見る機会が増え、親しみをもった方もいるのかもしれませんね。
2019年 漢字別ランキング:女の子編
- 1位:花
- 2位:菜
- 3位:奈
- 4位:愛
- 5位:莉
- 6位:美
- 7位:結
- 8位:乃
- 9位:陽
- 10位:心
- 11位:咲
- 12位:彩
- 13位:音
- 14位:希
- 15位:子
- 16位:桜
- 17位:葵
- 18位:葉
- 19位:優
- 20位:月
女の子は、「花」「桜」「葉」など、自然に関係する名前が20位以内に多くランクイン。生まれた季節に合わせて使用しやすいのかもしれませんね。
「子」が15位にランクインしているのは、筆者にとっては少し意外でした。名前だけでなく、名付けの漢字も古風なものが見直されているのかなと思いました。
2019年 読み別ランキング
名前は毎日家族みんなが口にするもの。少しでも良い読み方を考えてあげたいですよね。
男の子は"と止めネーム"が半数を占める結果に。女の子はやわらかい印象の名前が人気を集めていました。早速詳しくみていきましょう。
2019年 読み別ランキング:男の子編
- 1位:はると
- 2位:そうた
- 3位:みなと
- 4位:ゆうと
- 5位:ゆいと
- 6位:はるき
- 7位:りく
- 8位:いつき
- 9位:あおと
- 10位:そうま
傾向としては、止め字に"と"を使用している名前が半分を占める結果となっていました。10位までのほとんどが、3音の名前となっているのも大きな特徴ではないでしょうか。
2019年 読み別ランキング:女の子編
- 1位:めい
- 2位:ひまり
- 3位:ゆい
- 4位:あかり
- 5位:みお
- 6位:えま
- 7位:さくら
- 8位:あおい
- 9位:りこ
- 10位:りん
女の子の名前は響きがやわらかく、そのままひらがなの名前でも違和感がなさそうな名前が多くなっています。
「めい」「えま」のような、海外の方にも響きが通じやすそうな名前も上位にランクイン。また、2文字の名前もベスト10中6個と過半数を占めています。
まず意識するのは「響き」
「名付けでまず意識したポイントは?」という質問では、画数よりも音や響きでつけたという意見が多くなりました。2010年に調査したときの1位は「画数」で、当時とは大きく異なる結果に。あまり画数にこだわらず、漢字の意味より先に音で選ぶ傾向にあるようです。
名前はずっと使用していくもの、じっくり考えてあげましょう
名前は生まれてからママやパパ、周りのみんなにずっと呼ばれていくもの。子供自身が常に耳にするものなので、響きや音が気に入っているものでつけるというのもよいのかもしれませんね。これから名前を考える方は、この漢字や読みのランキングもどうぞ参考にしてみてください。
同じ名前でも、漢字が違えばまたイメージも変わってきます。納得のいく素敵な名前をプレゼントしてあげてくださいね。