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監修:齋木啓子 先生

新型コロナウイルス感染症とは?感染経路や予防策を確認しよう(2/28追記あり)

昨年12月から、中国の武漢市を発端に世界各地で発生している、新型コロナウイルス感染症。日本でも患者数が増え続けています。自分や夫、子どもが感染したらと思うと不安ですよね。新型コロナウイルス感染症についてはまだわかっていないことが多く、不確かな情報やうわさが拡散されやすい状況です。この記事では、厚生労働省や国立感染症研究所の発表を参考に、新型コロナウイルス感染症の基本情報をまとめました。正しい情報を確認し、自分と家族の健康を守るために役立ててください。

PIXTA

新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルス感染症とは、昨年12月以降に中国の武漢を発端に流行している、新型のコロナウイルス(COVID-19)による感染症です。

コロナウイルスは現在までに7種類見つかっており、このうち4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症で経過します。

残りの3種類のうち2つは今回の新型コロナウイルス以前に発生している「重症急性呼吸器症候群(SARS)」、「中東呼吸器症候群(MERS)」。そして今回見つかったのが、新型コロナウイルス(COVID-19)です。COVID-19の遺伝子配列はコウモリ由来のSARS様コロナウイルスに近いため、コウモリがCOVID-19の起源となった可能性が考えられています。

コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う動物に感染することは稀(まれ)です。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

出典元:

新型コロナウイルスの感染経路

現時点では、飛沫(ひまつ)感染、接触感染の2つが考えられるとされています。

飛沫(ひまつ)感染

感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。屋内など、お互いの距離が確保しにくい場所で複数人が過ごす場面で注意が必要です。

接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りのものに触れることで、触れたものにウイルスが付着します。未感染者がその部分に接触するとウイルスが付着し、直接感染者と触れ合っていなくても感染する点に注意が必要です。

例えば、電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなどを経由して、感染者のウイルスが未感染者の手などに付着します。

現在のところ、ウイルスが空気中を長期間漂って感染する「空気感染」は起きていないと考えられていますが、閉鎖空間の中で近距離で多くの人と会話する状況の場合、咳やくしゃみがなくても感染のリスクはあるといわれています。

感染した場合の潜伏期間は、現時点で1~12.5日(多くは5~6日)と考えられています。通常、ウイルス感染症の場合、症状が強いときがもっとも他人を感染させるリスクが高いといわれていますが、COVID-19において、無症状病原体保持者(症状が何もなくてもウイルスに感染している人)からの感染がないかどうかは、まだ解明されていません。

出典元:

新型コロナウイルスの予防策

手洗い PIXTA

妊娠中や小さい子どもを育てているプレママ・ママとしては、自分や家族が感染してしまったらどうしようかと不安ばかりが膨らんでいるかもしれませんが過剰に心配する必要はありません。インフルエンザや胃腸炎などの感染症と同じような対策をしていきましょう。

また咳やくしゃみの飛沫から感染する可能性が高い感染症対策には、「咳エチケット」を意識するのがおすすめです。

石けんや手指消毒用アルコールによる手洗い

外出時は、多くの人が触れた場所に自分も触れている可能性があります。流水と石けんでの手洗いや、手指消毒用アルコールでの除菌を心がけましょう。

また、くしゃみや咳をした後や、口や鼻、目などに触れる前にも手を清潔に保つようにしてください。

咳エチケットを守る

ティッシュ PIXTA

咳エチケットとは、感染症を他の人にうつさないために、咳・くしゃみをするとき、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、ひじの内側などを使って、口や鼻をおさえることです。

  1. マスクを鼻からあごまで覆い、隙間がないように装着する
  2. ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆い、使用後のティッシュはすぐにごみ箱に捨てる
  3. 上着の内側や袖で覆う

咳エチケットは、電車やショッピングモールなど人が多く集まる場所では特に意識して行いましょう。

他者との近距離での接触を避ける

対面で人と人との距離が近い状態(互いに手を伸ばしたら届く距離)で一定時間以上過ごすことは避けましょう。

混雑した場所にはいかない、屋内で近距離で人と過ごさないようにするといった対策をしてください。

咳やくしゃみの症状があればマスクを着用する

マスク 子供 amana images

咳やくしゃみ等の症状があるときは、積極的にマスクを着用しましょう。マスクは、咳やくしゃみによる飛沫、ウイルスなどの飛散を防ぐ効果があります。

予防のためのマスク着用は、混み合った場所(屋内や電車内など)では一つの予防策として考えられます。しかし、そうでない場所での予防効果はあまり認められていません。

十分な睡眠、バランスのよい食事を取る

体が菌やウイルスと闘うためには、普段から体力を維持しておくことが大切です。

そのためには、十分な睡眠、バランスのよい食事を取ることが大切。普段と同じ体調管理を、よりいっそう意識して生活しましょう。

出典元:

新型コロナウイルスの最新情報に注意を

新型コロナウイルスに関する情報は日々更新されています。厚生労働省の情報ページなどをこまめにチェックし、正しい知識を得るようにしましょう。

SNSなどで拡散される不確かな情報に惑わされず、信頼のおける機関の発表などを参考に対策を取るようにしてくださいね。

新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)

記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子 先生

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在はみんなのクリニック 大井町・悠翔会在宅クリニック渋谷にて勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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