抱っこや添い寝でトントン、添い乳など、皆さんさまざまな方法で寝かしつけをしているようですが、やってはいけない寝かしつけの方法って、あるのでしょうか。
添い乳は夜泣きにつながる?
添い乳は、ママも赤ちゃんも横になったままなので、楽な寝かしつけの方法のひとつです。赤ちゃんはおっぱいをくわえることで安心し、ママの体温を感じながら眠りにつくことができます。
これだけ聞けば、最高の寝かしつけの方法ではないかと思ってしまいますが、添い乳は夜泣きにつながるといわれています。なぜなら、おっぱいをくわえたまま眠りについたのに、次に起きたときには口の中におっぱいがないため、泣いてしまうというのです。
しかし、ワンオペ育児で疲れ果てていたり、上の子が起きてしまったりという事情などで夜中に赤ちゃんが起きればすぐにおっぱいをくわえさせるという方法をやめられないママもいるでしょう。少しずつ卒乳に向けて、トントンなどを併用していくといいかもしれません。
- NHK すくすく子育て「寝かしつけ大作戦」(https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2016/662.html#q3,2020年11月19日最終閲覧)
- 瀬川記念小児神経学クリニック「睡眠障害」(http://segawa-clinic.jp/neurological/disease/sleeping.html,2020年11月19日最終閲覧)
おすすめの寝かしつけ方!
では、効果的な寝かしつけの方法をご紹介します。これらは別々にやってもよいですが、併用して行うとさらに効果を感じられるかもしれません。
日中は活動的に過ごす
夜の寝つきをよくするためには、一日一回はお散歩に出て太陽の光を浴びたり、昼間のうちに体を動かしたりして適度に疲れさせることが効果的です。
赤ちゃんの場合はまだうまく体を動かすことができないので、知育玩具や指先を使った遊びなども取り入れると、積極的に脳を使うことができるので、疲れた脳を休ませるために眠りにつきやすくなります。
寝室の環境を確認する
いい睡眠には快適な環境も欠かせません。まずは、寝室を暑すぎず寒すぎず最適な温度と湿度になるよう調整してあげましょう。
季節でも気温や湿度は変わりますし、寝具によっても体感温度は違いますので、その都度赤ちゃんにとって心地いい環境になるよう環境を確認してください。
また、明るさや騒音も眠りを妨げる要因となりますので、部屋の照明やテレビの音などにも注意しましょう。
お昼寝を短くする
もしお昼寝をたっぷりとっているようであれば、少し短くしてみるのもひとつの手です。また、午後4時を過ぎたら起こす、など夜の睡眠に影響しない工夫をしてみてください。
お風呂で温まる
お風呂でしっかり温まるとよく眠れる、と聞いたことはありませんか。血流がよくなると、からだの深部は逆に体温が下がり、だんだん眠くなるのです。
寝る前にお風呂に入り、1~2時間後に布団に入るようにするとよいでしょう。
寝る前は静かな環境で絵本









