寒い日でも子どもと出かけた方がよい?
子育て中は、子どもと近所の公園で遊んだり、自宅周辺の散歩をしたりなど積極的に外へ出ているママもいると思います。しかし今の時期は毎日寒く、外に出たくないと思うこともあるのではないでしょうか。
感染症が流行している場合、かかってしまわないかという心配もありますよね。できることなら暖かい室内でゆっくり過ごしたいもの。
ママリにも以下のような投稿がありました。
寒くても、外へ出た方が子どもはめいっぱい体を動かせますよね。家にいるだけではつまらないと感じ、外へ出たがることもあるかと思います。それでも外の寒さには勝てないこともあり、できれば室内に居たい気持ちもありますよね。
筆者の場合、寒い時期は買い物などのついでに外へ行くことが多く、散歩や公園で遊ぶためだけに外へ行くことはごくまれでした。近所にある義実家へ行ったり、ショッピングモールに併設されている子ども用のプレイルームで遊ばせたりしていました。
先輩ママはどうしてる?寒い日の過ごし方
寒くても子どもを連れて外へ出た方がよいのか、室内でじょうずに過ごす方法があるのかなど、悩んでしまいますよね。
ママリの先輩ママたちはどうしているのかを聞いてみたところ、さまざまな方法を取り入れていることがわかりました。
寒くても外出する派の意見
まずは、寒くても外出する派のママの意見を見てみましょう。ふだん通りに公園に行くだけでなく、寒さをしのぐためにいろいろと工夫をしているようです。
寒くても外へ行く
日が出てれば寒くても行きます!
超寒いのレベルがどの程度か分かりませんが😂一応今日の外気温は8℃だったみたいですが、午前中公園で1時間ちょっと元気に遊んできました🙌✨
こっちは変質者か!?てくらい防寒して行きました(笑)
子どもの「外で遊びたい」という欲求に応え、寒くても外へ行くママたちの声です。家にいるとぐすってしまい手に負えない、子どもとどのように遊んでよいのか分からないなどといった理由から外へ行って遊ばせているとのことでした。
外へ出れば公園の遊具で遊べたり、道ばたに生えている草花と触れ合えたりと家の中では味わえない楽しさを感じることができると思います。外でのちょっとした刺激が、子どもにとってはよい影響を受けることも。
外にいても耐えられるよう、親子ともに防寒を徹底していくことが必須ですね。
短い時間で済ませる
体調も見て、少しの時間なら公園で遊ばせています(日が当たるところで)風がある日は家で遊びます。
それか、家の回りを散歩するだけでも気分転換になるようです(本人が)
乾燥もしてるし、風邪を引いてもかわいそうですが、家にずっといるのもかわいそうですよね。悩む毎日ですが、外に出て体を少しは寒いのに慣れて欲しかったり、強くなって欲しかったり。日にも当てないと元気もでないですよね。
頑張りましょうね。
外へは行くけれど、短い時間で済ませているママの声です。いつもならば長時間出ていられるけれど、寒い時期は耐えられないこともありますよね。
少しの時間であれば、子どもも外で行けることに満足でき、ママ自身も寒さに耐え続けなくてよいかもしれません。日の当たる時間に合わせて行ったり、家の庭で遊ばせたりすると短い時間で済ませられますよ。
買い物や用事を散歩がわりに
散歩のためだけに外へ出るのはおっくうだなと思う場合、買い物や用事を理由にするのはいかがでしょうか。買い物や用事のために外へ行けば散歩の代わりになりますし、ママ自身もやることが済ませられますよ。
買い物や用事で行く際は、持ち歩けるおもちゃやお菓子などを用意すれば飽きずにいてくれそうですね。
寒い日に散歩にでかけるメリット
寒い日に外に出て散歩などに出かけることには、子どもにもよい影響があります。
- ほどよい日光浴でビタミンDを生成
紫外線の浴びすぎはよくありませんが、適度な日光浴は免疫力を高めるビタミンDの生成を促してくれるので、寒い日にもお日様の光を浴びることには大きなメリットがあります。
- 生活リズムが整いやすい
外に出て短時間でも太陽の光を浴びることで、昼夜の区別がつき生活のリズムが整いやすくなります。
- 寒暖差で五感を刺激
冬の冷たい空気は心地よさもあり、澄んだ空気の中を歩いてみるのも子どもにとってよい刺激となるでしょう。
- 学研ホールディングス「ビタミンD生成に日光は重要?必要な時間や効果など解説」(https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/11907#:~:text=ビタミンDの生成に関わるのはUV-B,の日光浴が必要です。,2023年2月22日最終閲覧)
- 創新社「ビタミンDをつくるのに日光浴が必要 4つの方法で紫外線に対策」(https://dm-net.co.jp/calendar/2018/027945.php,2023年2月22日最終閲覧)
室内で過ごす派の意見
寒い日には無理に外に出ようとはせず、室内で過ごすことを選択するママもいます。室内ではどんなことをして過ごしているのでしょうか。
外へは行かない、家の中で過ごす
冬の寒さには勝てないため、外へは行かずに家の中で過ごすという声もありました。家の中であれば暖かく、感染症を気にすることもないため、安心はできますね。
家で過ごすと答えたママのほとんどは、主に子どもとおもちゃで遊んだり、テレビを見たりなどして過ごしているそうです。夢中になれるおもちゃなどがあれば、自然と時間が過ぎてくれますよね。
支援センターや児童館へ行く
寒いので私のトイレ近くなり、トイレすぐ行けるところに行ってます😅
家の中でもいいと思いますよ!家の中でしかできないこともありますし。
家の中でぐずらずいられるなら冬は家の中でぬくぬくしてるのが1番です🤣
外へ出かけるパターンでも、支援センターや児童館、図書館など室内で過ごせる公共施設へ行くという手もあります。上のコメントをしたママと同じく、筆者も息子が保育園へ通う前は市内の支援センターや児童館へ通っていました。
同世代の子どもたちと遊べたり、施設の方へ育児に関する相談ができたりするのがよいところ。感染症を気にして行かないという声もありますが、開館して間もない時間帯で行けば人も少なく遊びやすいのではないかと思います。
外へ行かせたいけれど、公園は行くのはちょっと…という方は、公共施設を利用してみるのも一つの方法です。
商業施設へ行く
ショッピングモールなどの商業施設へ行くという声もありました。室内で暖かく過ごせるうえ、食事や買い物ができるのが便利ですよね。
商業施設の中には、子どもが遊べるキッズルームを併設している場所もあります。そこでたっぷり遊ばせれば、子どもも満足できるのではないかと思います。
休日は人で混雑する可能性があるため、比較的空いている平日に行く方がゆったりと過ごせるでしょう。
寒い日に室内で過ごすメリット
寒い日に暖かい室内で過ごすことは快適であり、外に出なくても十分に子どもと一緒に楽しむことができるだけでなく、安全性や娯楽性などを高められるというメリットもあります。
- 指先を使った遊びをじっくり楽しめる
暖かい室内は集中しやすい環境で、折り紙や粘土遊びなど指先を使った遊びをじっくり楽しめるので、子どもの知育遊びをさせるのに最適です。
- 体調管理しやすい
冬の外気は冷たく乾燥していて、風邪を引いたり体調を崩したりするおそれもあります。適温が保たれている室内であれば体調が管理しやすいので、風邪を引きやすい子も安心。
自分に合った方法で、寒い日の過ごし方を見つけよう
冬でも寒さを感じない様子で、元気に外遊びをする子どもを見るのもほほえましいですが、あまり動かない大人は冷えてしまうこともあり、寒い日に外に出るのはどうしてもおっくうになりがち。
それでも、外に出て日光を浴びて散歩をすることによるメリットは大きいので、しっかり防寒対策をして短時間外に出たり、買い物ついでに散歩したりなど、無理なく外で過ごしてみるのもよさそうですね。
また、寒い日に暖かい室内で過ごす心地よさも、ほかのことでは味わえない幸福感があり、集中して知育遊びをさせる機会にもなります。
天候や子どもの体調などを見ながら、寒い日の外遊びも室内での過ごし方も両方取り入れ、子どもにいろいろな体験をさせてあげてくださいね。