外遊びをすることのメリット
お天気の良い日には、子どもを公園や広場などでのびのびと遊ばせてあげたいですよね。子どもが公園遊びをすることには、子ども自身が楽しいという以外にもたくさんのメリットがあります。
体を上手に使うことを覚える
3歳から4歳くらいになると子どもの身体能力も向上してくるので、ブランコや滑り台、鉄棒など、外遊びをする中で体のバランスを取ることや、体を上手に移動させるための動きを習得します。
外遊びが子どもの体力を向上させる
外遊びのメリットは、体を上手に動かせるようになることだけではありません。外遊びを多くした子どもの方が、体力が高い傾向にあるので、強い体を作るための運動としても重要ですよ。
- 文部科学省「幼児運動指針」(https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319771.htm,2022年9月28日最終閲覧)
外遊びにママは疲れてしまうことも…
子どもの体力向上や体の成長にとって大切な公園遊び。ママパパも「一緒に遊んであげたい」という気持ちがあっても、子どもよりも先にママパパの方が疲れてしまうこともあるのではないでしょうか?
全力で遊ぶ子どもの体力はあなどれません。大人の体力ではついていくのがやっとということもあるでしょう。しかし子どもを1人で遊ばせるわけにもいきませんよね。ママパパが疲れることなく、公園遊びを楽しめるコツがわかれば、さらに思いっきり子どもを遊ばせてあげられるはずです。
ママが疲れないための外遊びのコツ
ママが疲れずに子どもが思いっきり公園遊びを楽しめる、そのような状態がママの理想ではないでしょうか?それではママが公園遊びで疲れないようにするためには、どうすれば良いのでしょうか?
疲れないためのコツを見ていきましょう。
見守りながら体力温存
公園遊びでママが疲れないようにするための基本は、「子どもを見守りながら体力を温存すること」です。公園遊びで一緒に遊ぼうとすると、体力を使い果たしてしまいますよね。
しかし子どもが公園で遊んでいるのを、近くで見守っているだけなら疲れません。子どもはそれでも、偶然公園に遊びに来ていた同じ年齢くらいの子どもと遊んだり、1人で遊具を使って遊んだりと楽しんでくれるはずです。
子どもが夢中になる〇〇探し
子ども自身が公園で夢中になれる、「◯◯探し」をしてみるのがおすすめです。たとえば「どんぐりを20個探してみよう」「きれいな石を10個探してみよう」などです。
◯◯探しであればママはベンチに座って見守っているだけで大丈夫なはず。そしてゲーム性をもたせた遊びの中で、子どもは夢中で◯◯探しを楽しんでくれるのではないでしょうか。
子ども自身が遊べる外遊び用おもちゃを活用
子どもだけで遊べる外遊び用のおもちゃを活用するのも方法の一つです。たとえばシャボン玉、たこ、なわとび、砂遊びおもちゃなどを用意すれば、子ども1人でも十分に楽しめます。
またママパパが投げてあげるだけで良いフライングキャッチもおすすめ。少し大きくなった子どもなら、ホッピングやキックスクーターも良いでしょう。
子どもが楽しめるおすすめの外遊びおもちゃ
それでは公園遊びでママパパが疲れないために活用したい、おすすめの公園遊びグッズを紹介していきますね。小さな子どもでも楽しめるおもちゃや、ママパパが活用したい便利グッズなどを中心に見ていきましょう。
1.「バブルエッグスプローダー」
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子どもの遊びの定番ともいえるしゃぼん玉は、ママがあまり動かなくても済むおすすめの遊び道具です。ママがその場で吹いてあげれば、子どもはしゃぼん玉を捕まえたり壊したりして楽しむことができます。しゃぼん玉はすぐに壊れるため、追いかけても遠くに行きすぎてしまう心配が少ない所が良いですね。
こちらは、しゃぼん玉を1分間に5千個吹き出すことのできるおもちゃ。一度に大量のしゃぼん玉が作れるので、ママも楽ちん。
2.小さなころから参加できる「なわとび」
連続して跳ぶのはもちろん、地面に置いて丸の形をつくったり複数をつなげて電車ごっこをしたりなど、さまざまな楽しみ方ができるなわとび。
大きくなり、小学校へ上がると体育の授業などでなわとびを跳ぶ場合もあるため、小さい頃から触れておくのもよいかもしれませんね。
3.「アンパンマン カラフルおでかけ砂場セット」
砂場遊びは、思わず子どもたちが夢中になるものの一つ。山を作ったりごっこ遊びをしたり、さまざまな楽しみ方ができますよね。
こちらは、おなじみアンパンマンの砂場遊びセット。カラフルで目を引くアイテムを使用しながら、大好きなキャラクターたちと一緒に楽しむことができますよ。
4.「アンパンマン カラフルサッカーボールおもちゃ」
アンパンマンのデザインがほどこされたボールです。適度な弾力があり、子どもに優しい柔らかさになっています。
子どもはボール遊びも好きですよね。公園によっては、キャッチボールなどのボール遊びが禁止されているところもあるので注意も必要ですが、せっかく広い公園で遊ぶなら、体を動かせる遊びも取り入れたいものです。芝生広場や運動場のある公園で遊ぶのも良いですね。
2歳前後の小さな子なら、ボールを転がしてキャッチするような遊びでも、十分楽しんでくれます。遠くまで投げる必要がないので、ママも体力温存ができます。転がす位置をわざと少し外して、軽く追いかけるような遊び方も、うちの子どもたちは大好きでした。
小さい子が遊ぶにはあまり硬すぎず、弾みすぎないボールがおすすめです。小さな手でもしっかり握れるものが良いですね。
5.「トミカ おでかけレジャーマップ」
子どもが遊んでいるのを見守っている間、しゃがんでばかりも疲れますよね。遊び道具というわけではありませんが、レジャーシートなどに腰を下ろすことができると、疲れ方も違うのでおすすめです。
大きな公園に持っていく人はいらっしゃると思いますが、近場の公園でも1人用のものを持って行って、お尻の下に敷くだけでも違いますよ。
また、レジャーシートがあれば、子どもを休憩させるのにも便利です。ちょっとしたおやつやお茶タイムもできますし、おむつ替えスペースとしても使えます。ママをラクにしてくれる便利なアイテムです。
これもおすすめ!公園へのお出かけに便利なグッズ
子どもと一緒に公園に行くときには、遊び道具だけでなくいろいろと準備が必要になります。
年齢や公園までの距離などによっても用意するものは違ってきますが、何度も行くようになると、「これだけは必要」と思えるものも絞られてきます。筆者がこれは便利と思ったものを厳選してご紹介します。
1.「スケーター ダイレクトステンレスボトル」
運動して汗をかいたときは、しっかりと水分を取ることが必要です。子どもが小さなうちは、市販の飲み物に入っている添加物なども気になります。日常的に遊ぶ公園なら、お茶などを家から持参する方が経済的でもあります。
ペットボトルを利用するのも手軽ですが、水筒なら夏は冷たく、寒くなってきたときは適温にできておすすめです。子どもはもちろん、ママの飲み物も忘れずに!
2.コンテックス「クレア タオル Mサイズ」
表はガーゼ、裏はオーガニックコットン100%でできたタオル。
汗をかいたときにふくのはもちろん、大判なので少し肌寒いときにひざかけや肩かけなどの代わりとしても使用可能。吸水性にすぐれた優しい肌触りのタオルです。
3.Pigeon(ピジョン)「虫くるりん シールタイプ(60枚入)」
公園などで虫が気になるときは、こちらを使ってあげましょう。服や靴などに貼ってあげることで、虫が寄り付きにくくなります。
衣服のほか、ベビーカーやバッグなどに貼ってもOK。約6時間持続するので、長時間遊んでいても安心です。
5.備えあれば患いなし「着替え」
特に子どもが小さいときは、どんなことで服を汚してしまうかわかりません。おむつの時期やトイレトレーニング中には、トイレの失敗だってあり得ます。
我が家のバッグには、常に着替え一式を用意しておきました。着替えがあると思うと、服を汚してもあまりうるさく言わなくて済みます。
暑い時期には、汗をかいた服を着替えさせてあげると子どももスッキリ。あせもの対策にもなりますよ。
安全への配慮を忘れずに。子どもとの公園遊びを楽しみましょう
子どもの成長にも深く関わってくる外遊びは、できるだけ取り入れてあげたいもの。たまにはママもラクをしながら、子どもの遊びに付き合ってあげましょう。
公園などに出かける際には、安全が第一です。駆け回るときには周りにぶつかるような人や物がないか、公園から飛び出すようなことがないか、拾った物を口に入れることがないかなど、子どもの様子には常に注意を払いましょう。また、夏場の外遊びには暑い日中を避け、朝や夕方の涼しい時間帯を選んで公園に行くといった配慮も必要です。
子どもの健康や安全にしっかりと気を配って、親子で過ごす時間を充実したものにしてください。