3歳のごはん、みんなのお悩みは?
自分でできることがぐっと増える分だけ、自己主張もぐっと強くなり、手を焼くことも増える3歳児。
生活面、特にママたちが困っているのは「食事」とのこと。具体的にどのようなことで悩んでいるのでしょうか?先輩ママたちの声を聞いてみましょう。
朝というのは異様に時の流れを早く感じるもの。そんな朝に、食パン1枚を30分以上掛けて食べられると、どうしてもイライラしてしまうママの気持ちに共感できる方も多いはず。
時間に余裕がある日なら、時間が掛かっても食パンだけでも1枚しっかり食べてくれるとまだ気持ちにも余裕があるかもしれませんが、時間に余裕がある朝はなかなかないですものですよね。
2歳の息子は食べムラがひどく
ご飯一口なんて日もあれば
あさからそんな食べてへーき?って
くらい食べる日もあります(꒪д꒪)
そして、5歳の姪っ子がいますが
2〜3歳の頃そんな感じで
毎朝食べない日が殆どで
姉が心配していましたが
4歳超えたあたりから
食べるようになってました✧
2~3歳のころ、朝食をほとんど食べなくて心配しているママは多いようですね。また、食べムラがひどくて悩むこともあるようです。
しかし、4歳を過ぎたころからちゃんと食べてくれるようになったという声も寄せられています。今、3歳児育児に悩むママたちにとって救われる体験談ですよね。
うちも先ずは次女を食べさせてから、自分も食べつつ長女に食べさせる感じです。一応、「時計の針が6まできたらお終いね」など言って時間は区切りますが、食べ終えられずに延長します💦
うちの場合は、怒ってもダメですね。スネて隠れます 笑
なので、オヤツを無しにしたりしてお腹ペコペコにさせたりしています。そうすると割りかししっかり食べてくれます。
今日はオヤツ無しでご飯は6時スタートで、何とか7時前には食べ終わりました💦毎食、疲れますよね。
毎食1時間~1時間半ほど時間が掛かると疲れてしまいますよね。
食事の時間に区切りを設けていても、時間を守ることができないことや、時間というものを意識できていないこともあって、結局は食事時間を延長…同じようなご家庭も多いのではないでしょうか?
さっと切り上げたい気持ちとちゃんと食べさせたい気持ち、折り合いをつけることは親として難しいところですよね。
息子さんご飯の時間がイヤになっているんじゃないですか?あと、下の子が産まれるので甘えているのかもしれないですね💦赤ちゃん返りしてるのかもしれないです…
里帰り中に甥(6才)と姪(4才)も軽く赤ちゃん返りしてママに自分で出来ることもやってくれたら~って甘えてましたよ😅
うちの息子も食べない時期があって私がイライラして食べてってプレッシャーをかけてました…でも、諦めてもういらないならおしまいね!ってイライラする前にご飯を終わりにしてたら食べるようになりました!
ちょうど下にきょうだいが生まれて「赤ちゃん返り」をしているという状況にあることも多い3歳児。
今まではできていたことが急にできなくなると、それがママに甘えたいという気持ちから来ていることだと丸っと状況を飲み込むことができるママはそういないはず。
イライラしてしまい、子どもにプレッシャーをかけてしまってすべて悪循環に。そうならないように、イライラする前にご飯を切り上げることも1つの手ですね。
食わず嫌いからまず酷いので、食べ慣れてないもの(頻繁に作らないおかずなど)は無理やり食べさせることはあります(笑)
一口食べたら美味しいと認識して次に食べてくれることもあるので😳
他はなるべく怒らないようにしてます。
おっぱい星人でご飯拒否→断乳→それでも食べないがミルクに移行し心に余裕が出来て怒るのを辞める→食べる量や種類がゆっくりゆっくり増えてきているって感じです🙆🏻♀️
今でも1日1食しかまともに食べなかったりたまにブチ切れちゃったりもしますが、本当に怒らなくなってから増えました!
ちなみにうちの子もブチ切れた時は無理に食べることもありますが、それはちょっと違うなと……💦(私にもトラウマで😅)
ご飯いらないならすぐごちそうさまして下げる、たまには食べてみようって挑戦させる、てな感じでゆっくりいくつもりです🎶
食事は楽しいことだと伝えたい、このことはママ全員が思っているはず。それでも、親だからこそ怒りの感情が出て抑えきれないこともありますよね。
それでも、状況を変えるためには、怒る前に食事は終わるように決め、まず毎日怒ることをやめることが必要なのかもしれません。
3歳児ごはんの特徴
大人とほぼ同じ食事がとれるようになる3歳児。離乳食を食べさせていたころが懐かしく感じますよね。
離乳食のときは、食べられる食材であったり、目安量であったり、基本的な進め方にならって食べさせていたママも多いはず。
では、3歳児のごはんについてはどうでしょうか?子どもによって個人差はあるかと思いますが、どのような特徴があるのか知っておくことは大切ですよね。3歳児のごはんについて詳しくご紹介します。
味覚が発達する
3歳になると、身体面や精神面の発達だけでなく、味覚にも大きな発達がみられます。
味に加えて、匂いなどもよくわかるようになります。このことで、好き嫌いがはっきりしてくるのです。
お子さんが離乳食のときは食べていたのに食べてくれなくなった食材がある場合、このことが関係しているのかもしれません。成長することで何かのタイミングでまた食べるようになることも!気長に付き合いましょう。
ごはんの量の目安
国民の健康の保持・増進を目的として、健康増進法に基づいて厚生労働大臣が定める日本人の食事摂取基準(2020年度版)によると、3歳児のごはんの量の目安として、男の子は1日1,300kcal、女の子なら1日1,250kcalとされています。
大人(30~49歳)の目安は男性2,700kcal、女性2,0500kcal(身体活動レベルⅡ)となっているので、大人の半量より少し多い量と考えてみてくださいね。
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586556.pdf,2021年1月5日最終閲覧)
3歳児ごはんの注意点
赤ちゃんの面影もなくなり、随分としっかりしてきたとはいえ、消化器官が未発達なので、大人用のごはんと全く同じというのは避けましょう。香辛料や刺激物は控えた方がよいですね。
そして、食感も意識していきたいところ。野菜など食材のパリッとした食感、シャキッとした食感も楽しめるような調理法を取り入れていきましょう。
3歳児がごはんを食べてくれない…そんなときは
ごはんを食べてくれないことには、何かしらの理由があるはずです。
一体なぜ食べてくれないのでしょうか?原因として考えられること、またその対処法についてご紹介します。
集中力が途切れているかも
食事中、テレビは付いていませんか?目に入りやすいところにおもちゃが置いてありませんか?心当たりがある場合、お子さんは単に集中力が途切れているのかもしれません。
食事にしっかり集中するためには、その妨げとなるテレビはオフ、気が散ってしまいそうなおもちゃは目の届かないところにしまうなど注意が必要です。
食べるのが遅いだけかも
子どもの成長には個人差がありますよね。子どもがご飯を食べるスピードにも個人差があると考えられます。
食べるのが遅いだけで、時間をかければしっかり完食できる子もいるはず。焦らずにせかさずに、根気よく食べきるのを待つことも大切です。食べ終えたらしっかりと褒めてあげましょう。
好き嫌いがあるのかも
なんでも食べる食欲旺盛な子もいれば、好き嫌いが見られる子もいます。
後者の場合、この料理はどんなふうに作って、どんなに体にいいか、お子さんに楽しくお話ししてあげましょう。また、お子さんの前で親がおいしそうに食べることも効果抜群です。ぜひお試しください。
3歳児ごはん!先輩ママの偏食対策アイデア5選
なかなか手ごわい3歳児の偏食。先輩ママは、実際にどのようにこの問題と向き合っているのでしょうか?
先輩ママたちから寄せられた声の中から、偏食対策のアイデアをご紹介します。
好きなキャラクターのキャラ弁風に
一緒に作ったり、大好きなアンパンマンのキャラ弁風にしたら食べてくれるようになりました!
と言ってもまだまだですが(*´-`)
毎日の事なので、悩みますよね。
「離乳食のときは野菜をパクパク食べていたのに…」なんて、3歳の今となっては野菜を完全拒否するわが子を見て投稿者さんと同じように悩むママは多いはずです。
ママが悩んでいると食事の時間が苦痛になり、食卓には重い空気が流れてしまいがち。まずはその空気を断ち切るために、一緒におにぎりを作るなど簡単な料理をしたり、子どもが好きなキャラクターのキャラ弁風に仕上げたりなどのひと工夫加えるのも手ですよ。
1番大切な『食べることは楽しいこと』を教えましょう。
野菜嫌い対策にグリーンスムージー
あと、弟が食べてるのを見せて褒めたら、長男も食べ始めました。
うちは保育園では完食するのに、家だと米しか食べなくて困っていて、先生に早めに偏食克服しないと、大きくなるにつれて偏食を治すのが難しくなると言われ、最近また頑張って食べさせ始めました。
グリーンスムージーを作って飲ませたりもたまにしてます。
3歳になると好きなキャラクターもはっきりと分かってきますよね。わが子の好きなキャラクターの力を借りて声を掛けると成功したとの声も。
さらに、きょうだいがいる場合、下の子が食べている姿を褒めると、負けず嫌いの血が騒ぐのか食べ出したりすることもあるようです。この場合、プライドが傷ついてすねてしまわないように絶妙なさじ加減が重要ですね。
また、野菜嫌いのお子さんにグリーンスムージーを作っているとのこと。ドリンクなら受け入れてくれることもあるようですね。
苦手食材は好みの味付けに
苦手な食材は、好きな味付けでカバーしてみるという方法も。とり肉は好きだけど、豚肉は苦手という子もいるかもしれません。そんなときは、とり肉の照り焼き風の味付けで豚肉に味付けし、子どもの反応をみてください。もしかすると苦手克服につながるかもしれません。
照り焼き風以外にも、ケチャップ味、カレー味などお子さんの好みの味付けを見つけてみてくださいね。
たまには冷凍食品も取り入れて
上の子がそのくらいのとき、スーパーのレトルトミートボールや冷凍唐揚げ、冷凍コロッケ何でも使います笑
イヤイヤもあるし、ママが作るのは栄養考えた物だったりするので、コッテリしたのは出さないから箸の進みが悪かったりもしました😂
それでも年少で保育園行きだしたら、ご飯の大切さを理解したのか?色々食べるようになりましたよ!
子どもの事を思って一生懸命ごはんを作っても、食べてくれないとママも人間なので報われないとつらくなるのは当然のこと。張りつめ過ぎずに、時には冷凍食品などを取り入れて肩の力を抜くことも必要なのかもしれません。
ママの気持ちは子どもに伝わるもの。イライラばかりの毎日よりも、たまには楽して心に余裕が持てた方が子どもの気持ちも安定するはずです。できることなら、ニコニコ笑顔で食卓を囲みたいですよね。
型抜きを使って野菜をかわいくアレンジ
カレーやシチューのときに、ひと工夫!ニンジンなどの野菜を野菜用の型抜きやクッキー型などを使って、お花の形やハート型にすることで子どもの関心を引き寄せてみませんか?
お子さん自身に型抜きをさせてあげることで、食べてくれる確率もアップするとのこと。自分が料理に関わったことで食べてみたいという気持ちも芽生えるようです。きっかけ作りとして、一口でも食べたらラッキーと思って試してみてくださいね。
3歳児とのごはんの時間は、子どもと向き合う時間として
ママにとって子どもとの食事の時間が苦痛だと、子どもにとっても苦痛の時間となることも考えられます。そうは分かっていても、イライラしてしまう気持ちはママなら誰しもが共感できるはず。
食事はただ栄養を補給するための時間でなく、家族でコミュニケーションをとってつながりを深める、子どもたちが安心できる大切な時間です。
そんな、大事にすべき時間が苦痛でしかないとは胸が痛みますよね。ママにとっても子どもにとっても、大切な時間となるように改善できるところは見直し、子どもと向き合って工夫して過ごしましょう。