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4歳のしつけは「叱り方」がポイント!4歳の壁を乗り越える方法とは

PIXTA

4歳児が言うことを聞かない、癇癪(かんしゃく)を起こす…というときは、まず子どもの行動の理由を理解することが大切。感情的にならずに、どうしたかったのか、何が嫌だったのかを知るようにしてください。

理由がわかれば、案外スムーズに解決してしまうこともありますよ。

共感してから、いけなかった理由を丁寧(ていねい)に説明する

4歳児の行動の理由がわかったら、叱る前にまず、子どもの気持ちに共感してあげることが上手なしつけのポイント。いきなり叱られると、子どもは聞いてくれません。まずは共感して「自分の気持ちをわかってくれている」と思ってもらうようにしてくださいね。

そして共感した後で、子どもの行動のどこがいけなかったのかを説明します。4歳になると言葉を理解できるようになるので、丁寧(ていねい)に説明してあげれば子どもにも伝わるはずです。

子どもの自尊心を傷つける叱り方はNG!

しつけるときにいちばん気をつけたいことは、子どもの自尊心を傷つけないこと。自我が芽生えてくる4歳の男の子・女の子を否定するような叱り方をすると、子どもは自分に対して価値を感じられなくなり、自己肯定感が低い大人に育ってしまう可能性もあります。


「うそつきなんだから!」「どうしてそんなこともできないの?」と人格を否定するような言葉を使って叱ることは厳禁です。イライラして言ってしまうことがあるかもしれませんが、子どもの存在自体を責めない叱り方を意識することが大切ですね。

一貫性のある叱り方をすること

4歳の男の子・女の子には、一貫性のある叱り方をすることも意識してください。パパママの気分によって、昨日は叱らなかったことを今日は叱る…など、叱り方の基準が曖昧になってしまうと子どもは混乱してしまいます。

また、パパとママで叱られるポイントが違うというケースもよく見られるので、パパママの考えを一致させておくことも大切ですよ。4歳の男の子・女の子を叱るときは、基準をしっかりと決めておきましょう。

子どもに安心感を与えること

ここまで4歳児への叱り方をご紹介してきましたが、上手なしつけのためには子どもに安心感を与えることも欠かせません。叱られたままだと、子どもは「なにをしても叱られる」と不安を抱えたままになってしまいます。

叱った後は、「存在を否定したわけではない」ということをわかってもらうために、ポジティブに終わらせると良いでしょう。「こうすれば大丈夫だよ」とアドバイスをしてあげたり、「もしできなかったら言ってね」とサポートする姿勢を見せてあげたりすると安心してくれますよ。

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4歳の壁でイライラする時期を上手に乗り切るには

遊ぶ PIXTA

言うことを聞かない、わがままを言う、思い通りにならないと泣く…。そんな「4歳の壁」と言われる時期は、叱り方としつけのコツを意識しても、どうしてもイライラしてしまうこともありますよね。とくに4歳の女の子はおませな子もいて、大人のような口答えをしてくることもあるでしょう。

もし4歳の子どもにイライラしてしまったら、いけないことはいけないと伝えた上で、気持ちを切り替えて子どもと一緒に思いきり遊んでみてはいかがでしょうか?わがままを言ったり癇癪(かんしゃく)を起こしたりする4歳児も、楽しそうに遊んでいる姿はとてもいとおしくてかわいらしいものです。一緒に遊んだり笑わせたりして、子どもが楽しそうにしている姿を見ていると、自然とイライラした気持ちも収まっていくでしょう。

また、あいた時間で温かい飲み物を飲んで一呼吸おいたり、アロマオイルで好きな香りを楽しむなど自分をいたわることも忘れずにしてくださいね。

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4歳児のしつけはイライラせず上手に叱ることがポイント

4歳 PIXTA

わがままや癇癪(かんしゃく)が目立つようになる4歳児の男の子・女の子をしつけるには、イライラせずに上手に叱ることがポイントです。気持ちに共感しつつ上手な叱り方ができるようになると、言うこと聞かない、思い通りにならないと泣く…などの行動も減ってくるはず。


4歳のころのわがままは、子どもが成長してきたあかしでもあります。言葉が上手になるころなので、口答えをされてイライラしてしまうこともあるでしょうが、子どもの成長を優しく見守ってあげることも大切ですね。

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