幼稚園に行きたくないと感じる子どもを何とか幼稚園に連れて行こうとしても、家を出る前や移動中、幼稚園に着いてからも泣きっぱなしなんてことも。わが子の泣く姿を見るのは胸が締め付けられますし、幼稚園でも泣きっぱなしだと保育士さんに迷惑をかけてしまうのではと心配になってしまいますよね。
泣かなかったことを褒めてあげるのはいいのですが、泣いてばかりいることを叱ったり泣くことを無理に我慢させたりするのは、あまりよくありません。泣くことを禁止されると、子どもはさらに緊張して感情を出せなくなってしまい、余計に幼稚園に行きたくないと感じさせてしまうかもしれません。
幼稚園に行きたくないという気持ちは抑え込ませず、泣きたい気持ちを尊重して発散させてあげてください。
ママパパの心が子どもに伝わることを意識する
幼稚園に行きたくないと感じる子どもの心理には、ママやパパの不安な気持ちが影響しているのかもしれません。たとえば、親が幼稚園の保育士さんに不信感を抱いている場合、子どもはその気持ちを感じ取って保育士さんを信じ切れずにいる可能性があります。
また、家の中でも親の気持ちが安定せずママとパパの関係性が悪化している場合なども、その不安感が子どもに伝染して家を出ることを拒否しているのかもしれません。
子どもは敏感に親の気持ちを感じ取っていますので、子どもの気持ちを落ち着かせて安心して幼稚園に行けるようにするには、まずママやパパの気持ちを安定させることが先決といえるでしょう。
思い切って休ませることもあり!
年少さんの子を頑張って説得しても、どうしても幼稚園に行きたがらない…。そんなときは、思い切って幼稚園を休ませてあげてください。1日休めば次の日から「幼稚園に行きたい!」と思う子もいます。
ただし、子どもに「泣けば幼稚園を休める」と思わせてしまうのはNG。幼稚園を休ませるときは、今日1日だけお休みすること、次の日は幼稚園に行くことを子どもに約束させるようにしましょう。あくまでも1日だけ特別に休んで良いということを伝えて、次の日は元気に幼稚園に行ってもらえるようにすることがポイントです。
登園拒否を予防するコツとは
年少さんが「幼稚園に行きたくない…」とグズりだすと対処が大変ですから、登園拒否を防ぐためのコツを知って、毎日元気に幼稚園に行ってもらえるようにすることがいちばんですよね。次の4つのポイントを実践してみてください。
- 夜は早く寝かせて翌朝の気分をスッキリとさせる
- 子どもが好きな幼稚園グッズをそろえる
- 幼稚園を題材にした絵本を読み聞かせる
- 笑顔で幼稚園に送り出す
ゆっくりと眠れば「眠いから幼稚園に行きたくない」と言い出す年少さんも少なくなるはずです。幼稚園は楽しいところだと思ってもらえるように、子どもが好きなアイテムをそろえたり、絵本で幼稚園の楽しさを教えたりすることも大切。
そして、パパママは「楽しんできてね!」と、明るく笑顔で幼稚園に送り出してあげましょう!
「幼稚園行きたくない!」に先輩ママはどう対応した?
このように、対応のコツはあれど、子どもは一筋縄ではいきませんよね。実際に、登園拒否を経験した先輩ママたちはどのように対応したのでしょうか?
楽しい場所だと教える
こちらの体験談は、なんとか幼稚園にたどり着けた方のものです。最初は泣いていても、意外とすぐに遊び始めるような場合もあるかと思います。まずは、幼稚園が楽しい場所であること、なるべくお友達ができるように親が声掛けをするという方法です。
また、同様の悩みを持つ方は少なくないので、先生に聞いてみるというのもよいですね。










