家のこと
まずは、家のことでやっておいた方がよいことをお伝えします。育休中も家事や育児に忙しいとは思いますが、今のうちにやっておくことで復職後のライフスタイルがぐっと楽になるかもしれません。子どもが昼寝をしている間などを活用して取り組んでみませんか。
家の中の整理整頓・掃除
家の中の整理整頓や掃除は時間に余裕がないとなかなかできません。キッチンの引き出し整理や網戸の掃除など、普段はできないことをやるとよいでしょう。
子どもが入園すると、洗い替えや通園グッズなどで子どもの物が増えます。あちらこちらに置くとわからなくなるため、園グッズをまとめて置く場所を広めに用意しておきましょう。
時短家電・サービスを検討
平日は「いかに時短をするか」がポイントになります。お掃除ロボや食洗器、衣類洗濯乾燥機などの時短家電の購入を考えてみましょう。
さらに、家事代行サービスや宅配サービスも便利です。夫婦で話し合い、利用する場合は早めに購入や手続きをしておきましょう。
子どものこと
次に、子どものことでやっておきたいことです。園生活が始まると保育をしてもらえるので安心ですが、体調不良でお迎えの要請がきてしまい、会社を早退や休まなければならないことも。
かかった感染症の種類によっては、熱が下がっても数日間登園できない場合もあります。子どもが登園できないときに対応できるよう、復職前に準備をしておくのはマストです。
ベビーシッターや病児保育を探しておく
子どもの急な体調不良に備えて、預かり先を確保しておきましょう。ベビーシッターや病児保育を探しておくのがおすすめです。
ベビーシッターは病気以外でも利用できるため、事前にお試し利用をしてイメージをつかめると安心です。祖父母などに頼れるのであれば、事前に伺いを立てておくとよいでしょう。
かかりつけ病院を探しておく
これまでは小児科中心だったかもしれません。今後は、耳鼻科、眼科、皮膚、整形外科、歯科なども探しておくと、いざというときにスムーズに動けます。入園時にかかりつけ医を聞かれることもあるため、事前に探しておきましょう。
予防接種をしておく
受け忘れている予防接種はありませんか?園生活が始まる前に現段階で接種できるワクチンは全て打っておきましょう。
さらに、復職後に予防接種をするときに備えて、会社が休みの日に受け付けている病院を探しておくのもよさそうです。
夫婦のこと
家事や育児に追われていると、おろそかになりがちなのが夫婦のこと。歯科や美容院など、自身のケアも忘れずに行っておきましょう。
復職後のシミュレーションを行うと、何が必要で、何を決めなければいけないのかが見えてきますよ。
夫婦で復職後の役割を話し合う
送迎や家事分担を話し合っておきましょう。このときに、子どもが発熱して園からお迎え要請がきたとき、どちらが対応するのかも決めておくのがよさそう。
押しつけ合いにならず、お互いを尊重しながらベストな方法を考えられるとよいですね。
通勤服のチェック
産後は、気づけば子どもと過ごしやすい服ばかりで、会社に行けるような服が一枚もないという状態になっていませんか?
妊娠前に着ていた洋服をあてにしていると、産後に体形が変わり服のサイズが合わなくなっていたということも十分に考えられます。一度、通勤服に袖を通してチェックしておきましょう。
子どもとゆっくり楽しく過ごすこともお忘れなく
復職後は、子どもとゆっくり過ごす時間が目に見えて少なくなります。公園で時間を気にせず過ごしたり、明日のことを考えずにのんびり散歩を楽しめたりできるのも今のうちかもしれません。
たくさんの写真を撮るのもよいですね。復職までは、子どもとゆっくりして楽しい時間を過ごしてくださいね。