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新型コロナワクチン接種、妊婦や子どもは受けられる?受けられない人はどんな人?

日本でも新型コロナワクチン接種が始まりましたが、自分はいつごろ受けられるのか、接種できないことはあるのかなど、不安になってしまうこともありますよね。そこで、厚生労働省が発表している情報をもとに、新型コロナワクチンを受けられるかどうかの疑問点をQ&A形式でまとめました。疑問点や不安なことがある方はぜひ参考にしてください。

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新型コロナワクチン接種についてのQ&A

新型コロナワクチンについての疑問点を、厚生労働省の情報をもとにQ&A形式でまとめました。

Q1.妊娠中や授乳中の人は、ワクチンを受けられる?

A:妊娠を予定している方や妊娠中・授乳中の方も、新型コロナワクチンの接種は可能です。妊娠中、授乳中の方ともに、現段階の海外での接種データからは、特別な懸念は認められていません。

ただし、妊娠中の方への接種では安全性に関するデータが限られている状況です。日本産婦人科感染症学会・産婦人科学会は、感染リスクが高い医療従事者、または肥満や糖尿病などの基礎疾患をのある方は、ワクチン接種を考慮するよう提言しています。

ワクチン接種を検討している方は、その時点でわかっているメリットとデメリットについて主治医に相談のうえ、接種を受けるかどうか判断しましょう。

授乳中の女性については、現時点での懸念が認められず、海外でも接種対象とされています。それでも不安な方は、医師に相談してみましょう。

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Q2.子どもはワクチンを受けられる?

A:現在、日本で接種されているファイザー社の新型コロナワクチンは、16歳以上が薬事承認の対象となっており、予防接種法に基づく公費での接種も、接種の日に満16歳以上の人が対象になっているため、16歳未満の子どもについてはワクチンの接種の対象にはなりません。

ただ、今後12歳以上の小児を対象とした臨床試験が進むと、将来的に接種の対象年齢が広がる可能性もあります。

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Q3.過去にアレルギー反応やアナフィラキシーを起こした人でも大丈夫?

A:食物アレルギーや気管支喘息、アレルギー体質などがあるという理由だけで接種を受けられないということはありません。

ただし接種後は通常より長い30分間程度は、接種会場で待機をお願いされる場合があります。過去にアレルギー反応やアナフィラキシーなどを起こしたことがある方は、予診票に必ず明記しましょう。

アレルギーについて医療機関にかかっている場合は、接種をしてもよいかどうかを事前に相談するようにしてください。

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Q4.ワクチンを受ける際に注意が必要になる人はいる?

A:以下に当てはまる人は、ワクチンを接種しても問題ないか、かかりつけ医に相談することをおすすめします。

・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方
・過去にけいれんを起こしたことがある方
・ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、
・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方は、
接種後の出血に注意が必要とされています。 ※1

年齢や状態によってはワクチンを受けられない場合も

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新型コロナウイルスの対応策として大きな期待を寄せられているワクチンですが、16歳未満の子ども、重い急性疾患にかかっている方や重度の過敏症をお持ちの方は接種できないなど、制限があります。

妊娠中や授乳中の女性は接種は可能ですが、事前にかかりつけ医に相談しておくと安心です。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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