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新生児から使えるスリングとは。正しい使い方を学ぼう

新生児から2歳~3歳まで幅広く活用できるスリング。街でもスリングに抱っこされた赤ちゃんをよく見かけるようになりました。どのスリングもオシャレで便利。小さく丸くなってスリングに入っている赤ちゃんは、とっても愛らしいですよね。しかし、利用方法を間違えると赤ちゃんの体の負担となってしまうことも。メリット、デメリットを理解して、正しい使い方で活用しましょう。ママ達に知って欲しいスリングのことをまとめました。

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新生児から使えるスリングとは?

スリングとは、布を肩からかけて吊し、その布で赤ちゃんを包み込むことができる抱っこひものことをいいます。袋のような形状でママにしっかりとくっつくことから、赤ちゃんが安心感を得やすい抱っこひもとされています。

畳めば小さくなるため持ち運びにも便利で、布のカラーや柄のバリエーションも豊富なため、おしゃれなママ達からも注目を集めている抱っこひもです。

新生児から2~3歳まで使用することができ、長く利用できるのも魅力の1つです。

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スリングは新生児から使えるアイテム

赤ちゃん 抱っこ PIXTA

新生児はママが抱っこしていることの多い時期。でもずっと抱っこしているのも大変ですよね。だからといってまだ生まれて間もない新生児に抱っこひもを使うことを不安に思うママも多くいるようです。

新生児はまだふにゃふにゃしていて、首もぐらぐらしています。お互いが快適に抱っこして過ごすためには、ぴったりくっついていられる抱っこ紐を選びましょう。スリングは首が据わっていなくても横抱きの状態で使用できるので、首の据わっていない新生児でも安心です。

新生児の体は大人と違い、背骨がC字にカーブしていますが、その背骨のカーブに無理をさせない抱き方が可能なので、赤ちゃんの身体にも負担が少ないとされています。

スリングのメリット

赤ちゃん PIXTA

スリングの主なメリットをご紹介します。

手軽に使える

小さくたたんでどこにでも持ち運びができ、装着に慣れてしまえばいつでもどこでも抱っこが可能です。

新生児はいつ泣くかわからず、泣くと抱っこするまで泣き止まないこともあるので大変ですが、スリングはすぐに装着できるので安心ですね。

使い方がいろいろ

スリングの商品によって異なりますが、スリングでは1つだけの抱き方ではなく1本でたくさんの抱き方ができるのがメリットとされています。

例えばトコちゃんベルトで知られる青葉が発売しているベビハグスリングでは縦抱き、ななめ抱き、寄り添い抱き、カンガルー抱き、腰椅子抱きができるとしています。

一般的な抱っこひもでは基本的に体の正面で抱っこするしかできないものが多いのですが、赤ちゃんの好きなポジションを色々と試せるスリングはメリットがありますね。

寝かしつけに便利

赤ちゃん 寝る PIXTA

スリングは、ママのお腹の中と同じような姿勢になるので第2の子宮とも呼ばれています。赤ちゃんはママと密着し、心音・温もり・においを感じられるのでとても安心できるのです。

こうした環境なら、赤ちゃんも安心してよく眠ってくれるでしょう。ママを悩ませる寝かしつけに活躍してくれることも、スリングの大きな魅力ですね。

デザイン豊富でオシャレ

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デザインやカラーバリエーションが豊富で、自分の好みに合ったスリングでおしゃれを楽しめます。スリング以外の抱っこひもと比べると、選べる種類が多いのでおしゃれなママたちから注目されています。

好きな色、好きな柄の育児用品を使っていると、それだけでテンションが上がりますよね。

スリングのデメリット

スリングのデメリットをあげるとすると、ママがスリングを使いこなすための練習が必要、赤ちゃんによってはスリングに馴染むのに時間がかかる、嫌がることがあるということが挙げられます。赤ちゃんもママも慣れるまでは少し大変かもしれません。

また、きちんと正しい抱き方で赤ちゃんを抱かないと、赤ちゃんに危険な思いをさせてしまうことも。面倒がらずに使い方をきちんと学んでから使うことが大切です。赤ちゃんが転落しないよう、急にそっくり返る動きをする可能性などを考えて注意を払いながら使いましょう。

スリングを使うときの注意点

赤ちゃんの足は、両ひざと股関節が十分曲がったM字型に開き、よく動かしているのが自然な状態です。スリングの使い方によっては股関節脱臼を起こす心配があるため、取扱説明書をよく読んで正しい姿勢で使いましょう。不安なことがあればかかりつけ医に相談しましょう。

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新生児からのスリングの使い方

見た目は単なる布のように見えるので、どうやって使うのか分からないし難しそう、と思いがちですが、そんなことはありません。使い方さえ覚えてしまえば簡単に使用することができます。スリングではさまざまな抱き方ができますが、新生児を抱っこする時に最も使う「横抱き」の方法をお伝えします。

今回はPSLINGで販売しているリング付きスリングの使用方法をご紹介します。お手持ちのスリングとは仕様が違う可能性があるので、最終的にはご自身の持っているスリングの使用方法を必ず確認してください。

横抱き

  1. スリングを肩にかけ、リングは鎖骨の下に合わせる
  2. 左ひじの所に赤ちゃんの頭がくるように左手で抱っこし、右手はスリングの内側から出す
  3. 右手で赤ちゃんのおしりを支えながら、スリングの中へ赤ちゃんを滑り込ませる
  4. 赤ちゃんのおしりがしっかりスリングの中にはまったら、ママの右手はスリングから出す
  5. 左手で赤ちゃんを支えながら、右手で赤ちゃんの腕や頭をすっぽりとスリングで覆う
  6. 鏡の前で赤ちゃんが水平に入っていることを確認。頭の布がたるんでいる場合はきちんと張る

ステップが多くて難しそうと思いがちですが、しっかりとひとつずつ進めていけば簡単に装着することができます。

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使い方さえマスターしてしまえばママにはもちろん、赤ちゃんにも、首の据わっていない新生児にも使えるスリングには多くのメリットがあります。

新生児から使えるスリングはとても便利です。しかし正しい使い方をすることが何よりも大切で、赤ちゃんを危険から守ります。ママも赤ちゃんも安心して使うためにも、説明書は必ず確認し、安全に使うようにしましょう。

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