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産後、理想と現実のギャップに悩まされた初めての子育て|産後うつでした#1

妊娠中、特に初めての場合には赤ちゃんが無事に生まれてくるかどうかへの心配が先立ち、産後の生活はなかなかイメージしにくいかもしれません。こうして始まる子育てはもしかしたら妊娠中に思い描いていた生活とは違うものになり、戸惑いや不安を感じてしまう場合もあるのではないでしょうか。今回はこうした初めての出産と子育てを通して産後うつを経験したまいさんの体験談をご紹介します。

産後うつでした

今回紹介するのは、2児のママであるまめねこ@ゆるモンテ知育&マンガ(@ma.me.ne.ko)さんのインスタ漫画『産後うつでした』。

これはSNSを通してまめねこさんに寄せられた物語を漫画化ししたもので、初めての出産で重度の産後うつを経験されたまいさんの実体験です。

どのような経過で産後うつを発症し、回復するに至ったのかの経緯が描かれています。

34時間かけて出産し、ガルガル期に

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主人公のまいさんは、妊娠中はとくに大きなトラブルはなかったものの、出産には34時間かかり、さらに出血も多かったそう。

体力的な限界を感じながらも、出産当日から母子同室に。産まれたばかりの息子は夜通し泣き続け、想像とは違った現実を目の当たりにすることになりました。

無事退院し実家に里帰りすると、元幼稚園教諭の実母に「こんなに泣く子は滅多に見ない」と言われ、初めての子育てに不安だらけのまいさんの気持ちはさらにかき乱されます。

さらに産後、精神的な不安や疲労などから苛立ちやすくなり、いわゆる「ガルガル期」に陥ってしまいました。誰にも頼らずに育児すると決めて、産後間もなくから一人で頑張るようになります。

自宅に帰ってすぐのワンオペ育児

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仕事が忙しい夫に頼れないまま、ワンオペ育児に突入したまいさん。明らかに孤立化していく現状を変えようと、寝不足や疲労が蓄積する中でもママ関連のイベントや交流会に積極的に参加するように…。

こうした交流を続けた結果、身体的な負担とともに「同月齢の子と我が子を比較してしまう」苦しさを感じてしまいます。

他の子はできるのになぜ家の子は…と比較してはそんな自分を責めてしまう日々の中、最初の違和感として抱いたのは「息子と二人っきりになる夜がたまらなく怖い」ということでした。

次回に続きます。

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