1. トップ
  2. 出産
  3. 赤ちゃんの命名・名付け
  4. 「きの」は男女ともに使える?使える漢字や意味について解説

「きの」は男女ともに使える?使える漢字や意味について解説

本記事では男の子にも女の子にもピッタリでちょっと古風な、「きの」という名前を取り上げていきます。最近では、イマドキネームだけでなく少し古風な名前も人気の名前ランキングの上位に上がっています。「きの」という名前にはどんな漢字が使われるのか、使われる漢字の意味、先輩ママからの気になる声も取り上げています。「きの」という名前を検討している方はぜひチェックしてみてください。

©ママリ

「きの」という名前は女の子っぽい?

近年、英語表記でも対応している読み方とともに古風な読み方をする名前もランクインしています。2021年版の明治安田生命の調査では、以下のような呼び名が上位にランクインしていました。

  1. メイ
  2. ミオ
  3. ツムギ
  4. エマ
  5. コハル
  6. ハナ

「メイ」「ミオ」「エマ」は、イマドキの雰囲気を感じる呼び方ですが、「ツムギ」や「コハル」「ハナ」は、どこか古風で和を感じる呼び方の名前です。

上記のランキングを踏まえると、最近では日本らしいテイストのお名前が増えていると考えられます。古風でかわいらしい響きの「きの」も受け入れられやすい名前のひとつでしょう。

また、「き」の音は「競争力」や「協調性」など相手がいる状況での言葉に多く使用されます。母音が「i」の音は、強い意志と鋭さなどを表すため、男の子にもおすすめです。「樹乃」など、使用する漢字を変えることで一気に男の子に合う名前になりますよ。

出典元:

名前に使える「きの」の漢字

呼び方では古風な印象を受ける「きの」ですが、使える漢字にはどんなものがあるのでしょうか。次に、「き」や「の」に使える漢字をいくつかご紹介します。それぞれの漢字の意味もご紹介しているので、参考にしてください。

「き」と読む漢字:「紀」

「紀」は、名前だけでなくさまざまな文字で親しみのある漢字ではないでしょうか。年月を示す「二十一世紀」や書物を示す「日本書紀」などで使用されます。

漢字の成り立ちは「糸を巻き取る」様子を示しており、古い書物を巻き取って「おさめる」ことから、「正す」という意味を含む漢字です。「誠実」といった意味を含めることもできます。

名前では、男女ともに使用されるポピュラーな漢字です。

「き」と読む漢字:「希」

「希」は、一番に「希望」という漢字が連想されます。そのため、「希望に満ちる人生を」という願いをこめられます。

さらに、成り立ちは「折り目のない布=めずらしい布」であることから、「稀(まれ)」「めったにない」といった意味も持ちます。「稀な才能で人生を切り開く」などの願いも込められるでしょう。

こちらも、男女ともに使用できる漢字です。

「き」と読む漢字:「季」

「季節」「四季」を連想させる「季」は、色鮮やかな印象を得るのではないでしょうか。新しい季節を繰り返すことから、すくすくと育つ「成長」を願うママ・パパにおすすめです。

もともとは、「末っ子」や「小さい」「若い」という意味を持つ漢字ですが、「時」も合わせて連想させるためあまり気にすることはないでしょう。現代では、末っ子などに関わらず使用されている人気の漢字です。

「き」と読む漢字:「喜」

喜びを一文字でカンタンに表す「喜」は、シンプルに「喜びあふれる人生を」との願いが込められる漢字です。

漢字の意味も「うれしく思う」「好む」「楽しい」「めでたい」など、ポジティブなワードばかりのため、名前にも取り入れやすいでしょう。

「き」と読む漢字:「桔」

桔梗の「桔」は、秋を連想させる漢字のひとつです。秋の七草にも選ばれている桔梗は、日本全土で育ち、紫色または白色の花を咲かせます。花の形は星型であることから、「願いが叶う」といった意味を含みます。

「きの」の音だけでなく、漢字からも古風な雰囲気が出せる漢字です。

「き」と読む漢字:「祈」

「いのり」を意味する「祈」。神や仏に願うことを表す漢字のため、「謙虚さ」や「人の幸せを祈る」や「平和を愛する」などのやさしく、おおらかなイメージの漢字です。

「の」と読む漢字:「埜」

「埜」は、「野」の旧字体のため「野」と同じような意味を持つ漢字です。「埜」の漢字には、「のはら」「ありのまま」「自然」などの意味があり、「おおらか」「素朴」「健やか」といった願いが込められるでしょう。

人名用漢字としては、2004年に使用が認められるようになった比較的新しい漢字です。

「の」と読む漢字:「之」

男の子に使用する「の」であれば、「之」がピッタリです。「之」は、「歩みが進める=前に進める」といった意味を表します。

書き読みしやすく、男の子の名前によく使用される漢字のひとつで、「前進し続ける人になってほしい」といった願いを反映できる漢字です。

「きの」と読む名前一覧

続いて、「きの」と読む漢字とその意味をいくつかご紹介します。名前の参考にしてください。

「紀乃」

読み方がシンプルで読み間違いが少ない漢字の組み合わせが「紀乃」です。「紀乃」という画数は9画と2画の合計11画で、名前だけを見る「地格」も大吉。将来、名字が変わる可能性を考えても良い漢字ですよ。

「希乃」

「紀乃」同様に、「希乃」も読み間違いの少ない漢字です。希望や自由を連想させる「希」と古風な「乃」を組み合わせた、バランスのとれた名前ではないでしょうか。

「季音」

古風な「きの」にイマドキの雰囲気をプラスしたい方は、「の」に「音」を当てるのはどうでしょうか。「音」には、音楽の「おん」や人名で「夏音(かのん)」のように特殊な「のん」といった呼び方があります。

「のん」の一文字を使用して「の」と呼ぶことも可能です。イマドキの使い方ではありますが、「きの」という古風な呼び方との相性は良いでしょう。

「樹之」

さいごに、男の子にもピッタリの「きの」をご紹介します。「いつき」や「たつき」などの呼び方ができる「樹」は、「大地」や「自然」が連想される漢字です。

また、人名に対し頻繁に使用される「之」も男の子を表すのにおすすめ。「前に進むチカラ」を連想させるでしょう。

ほかにも、「きの」には以下のような漢字が使用できます。

紀伊/季野/喜埜/桔埜/祈乃/祈望/妃乃/葵乃/綺乃/紀埜/季乃/桔乃/桔野/祈希/姫乃/稀埜/綺音/樹乃

「きの」という名前に関する先輩ママの声

ママリを利用している先輩ママたちは、「きの」という名前に対してどのような印象をいだいているのでしょうか。ママリに寄せられた投稿をもとに、先輩ママの声を見ていきます。

季乃「きの」

こちらは由来がシンプルですが、日本の美しい四季のように沢山の魅力を持った女性になって欲しい、といった想いが込められています。
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

上記は「季乃」という漢字を用いた名前についての由来を投稿していました。さらに「季乃」という漢字や由来について以下の声がありました。

古風ですが、私は由来から、「きの」ちゃんがステキだなぁ♡と思いました!
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

「いと」と「きの」で迷っている方への声は以下のとおりでした。

いとちゃん可愛いいです!
きのちゃんも可愛いいけど、
個人的に呼びやすいのは
いとちゃんかなー?
と思います!
聞き間違いもなさそうです♪
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ
季乃ちゃんはリノちゃんと読み・書き・聞き間違うかな?
あと「〜野」さんと結婚しちゃうとゴロが悪いかもですね。
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

「いと」や「きの」で比較すると、呼び間違いや聞き間違いを心配する方もいました。ただし、どの名前でも聞き間違いは多少なりともあるため、過度に心配することはなさそうです。

また「きの」に対し、渋い・古風・和風と感じ方はひとそれぞれの印象。今どきという雰囲気ではないため、落ち着いた古風な名前をつけたい方にはおすすめの名前でしょう。

和風な印象のある「きの」は男女ともに使える名前!

古風で「和」な雰囲気のある名前「きの」。「季」や「希」など名前に使いやすく、読みやすい漢字が豊富です。「の」に「音」を使用することで、イマドキネームを取り入れることも可能な名前。

また、「樹之」など漢字を工夫すれば男の子にもおすすめです。日本らしく古風な雰囲気を持ちながら、ママ・パパの願いを取り入れやすい名前ですよ。

古風で和風な女の子の名前400選!かわいい名付けを文字数や季節ごとに紹介

関連記事:

古風で和風な女の子の名前400選!かわいい名付けを文字数や季節ごとに紹介

子どもにつける名前は、一生使うことになる親からの最初のプレゼント。近年…

子どもの名づけに義母が口をはさんできた…対処方法は

関連記事:

子どもの名づけに義母が口をはさんできた…対処方法は

出産予定日が近づくにつれ、考える機会が増える名づけ。夫婦で話し合って決…

呼び名から考える名づけ、シンプルな手順4ステップ

関連記事:

呼び名から考える名づけ、シンプルな手順4ステップ

赤ちゃんが生まれ、命名したそのときから毎日呼びかける「名前」。数えきれ…

プレミアム記事

おすすめ記事

「きの」「名前」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧