©伊藤園
屋外において一部の条件下ではマスク必要なしに
厚生労働省が提唱している、マスク着用が必要な場合と必要のない場合の具体的な条件を紹介します。
屋外
©厚生労働省HP
厚生労働省では、屋外で人と人との間が2m以上の距離を確保できる場合や、通勤時や散歩など会話をほとんど行わない場合はマスクの必要なしと定めています。
屋内
©厚生労働省HP
また屋内においても、図書館の利用時や芸術鑑賞時において、2m以上の距離を確保でき会話をほとんど行わない場合はマスクの必要なしとしています。
さらに厚生労働省は、人との距離を取ることが難しいなどマスクを外せない場面では激しい運動を避け、のどが渇いていなくてもこまめな水分補給を行うことも提唱。
気温が高い日はもちろんのこと、湿度が高い日も熱中症に注意が必要です。
- 厚生労働省「屋外・屋内でのマスク着用について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000942601.pdf,2022年6月1日最終閲覧)
- 厚生労働省「「新しい生活様式」を健康に!」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000798079.pdf,2022年6月1日最終閲覧)
今年の夏は気温が平年より高くなる見込み
、今年の夏は全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は北日本から西日本で平年より高い予想です。
梅雨明け後は北日本で天気が周期変化する一方、東日本や西日本では平年と同様に晴れる日が多くなります。今年も猛暑が続くおそれがあるため警戒が必要です。 ※1
気象庁の発表によると、今年の夏は猛暑になるとの予報が出ており、気温は全国的に平年よりも高くなる見込みだそうです。
梅雨の時期に入ると、雨が増えやや気温が下がる日もあるなど過ごしやすい日もあるかもしれません。しかし梅雨が明けて夏がくると、一気に気温が上昇する可能性もありそうです。
おすすめ暑さ対策
熱中症予防に効果的な暑さ対策としては以下の4つがあります。
- 涼しい服装や場所で暑さを避ける
- こまめな水分補給と塩分補給
- エアコン使用中のこまめな換気
- 暑さに負けない体づくりと体調管理
どの対策も特別なことではありませんが、意識しないとつい忘れてしまいがちなものでもあります。夏本番を迎える前に服装の見直しを行い、水分や塩分をとる癖をつけておくとよさそうです。
暑さに体を慣れさせることは熱中症予防において大切ですが、無理のない範囲で行うということもとても重要です。体調の変化を見逃さず、少しでも不調を感じたときはゆっくり休むようにしましょうね。
水分補給にはミネラルも大切
水分補給とともに忘れずに行いたいのがミネラル補給。ミネラルは五大栄養素の一つで、体内で作ることができないため食品や飲料で摂取しなければいけません。ミネラルが不足すると疲れやめまい、動悸が起こることも。
ミネラルが入った飲料はさまざまありますが、日常的に飲むのにおすすめなのはミネラル入りむぎ茶です。年齢やシーンを問わないため家族みんなで飲むことができます。
効率的に水分とミネラルを補給するためには、少しずつ継続的に飲むことが大切です。そうすることで体に吸収されやすく汗をかきやすくなります。水分補給の目安は1時間にコップ1杯程度を飲む点滴飲みを意識しましょう。普段あまり水分を取ることがないという方でも、コップ1杯であれば飲みやすいのではないでしょうか。
夏に向けて熱中症対策をして備えよう
例年よりも猛暑となる今年の夏を健康に過ごすためには、本格的な夏を迎える前にさまざまな準備をしておくことが大事ですね。
マスクをすることが当たり前になり、屋外とはいえマスクを外すことに抵抗がある方もいるかもしれません。そういう時は無理に外さずとも、日陰や屋内に移動するだけでも体への負担は変わってくるはずです。無理のない範囲でコロナと熱中症の予防をして、楽しい夏にしたいですね。