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監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠37週目からはいよいよ正期産。妊婦、胎児の様子とこの時期の過ごし方

PIXTA

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妊娠37週目の胎児の様子

臨月 エコー PIXTA

  • 胎児の大きさ:約45〜48cm
  • 体重:約2,500〜3,000g

この時期の胎児は体重にばらつきがあります。2,500g以下の場合もあれば、3,000gを超えていることもあります。しかしあくまでも推定体重であって、実際の出生体重と多少の誤差が生じることもあるでしょう。

胎便が腸にたまる

妊娠37週頃になると、胎児の腸には緑色の胎便がたまっています。胎便は、出生直後~2日くらいまでに便として排出され、生後2~3日頃からは、胎便に黄色が混ざったような色に変わっていきます。

臓器が完成する

妊娠37週目の胎児は、呼吸器、心臓、消化器などすべての臓器が十分な大きさになり、機能も完成します。いつ生まれてもよい状態にまで成長し、母体の外に出てくるタイミングを見計らっています。

出典元:

妊婦健診で行うこと

出産 PIXTA

妊娠36週以降は、妊婦健診の頻度が週一回になります。尿検査や体重測定、血圧測定は、妊婦健診の度に行いますが、この時期になると、通常の検査内容と合わせて内診やノンストレステストを行います。

また、出産する病院によっては、バースプランの提出や乳房のチェックなどを行うこともあるでしょう。出産後スムーズに母乳育児をスタートさせるためにも、乳房ケアについて気になる場合は、妊婦健診時に確認しておくと安心です。

内診

私が行っている病院は37週以前から内診で子宮頸管の長さチェックはありました。37週からの内診は子宮口の柔らかさを見るのに強めに押されて痛いです(>_<)
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妊娠37週目は、妊婦健診時に内診で胎児の下がり具合や子宮口の開き具合を確認します。子宮口が開いてきたからといって、すぐに出産につながるわけではありません。

ただし、正期産の時期に入ったらいつ出産を迎えてもおかしくないため、入院に備えて準備の最終確認をしておきましょう。

ノンストレステスト(NST)

1人目の時ですが、37週の検診の時やりましたよ✨38週の検診前には生まれたので、検診ではその時しかやってません😄
お腹の張りと赤ちゃんの心音を30分くらいお腹にベルトみたいのを巻いて、確認する感じです☺
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記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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