1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子供の教育
  4. 子供の教育(インド式教育編)

子供の教育(インド式教育編)

近年、インド式算数やIT教育、英語教育で注目をされているインドの教育。それらの教育水準が高いといわれる理由は歴史的にも深くかかわりがあるものと、独立後に新しく力を入れていった教育と大きく分けると2点があるようです。そんなインドでは子供たちはどんな風に勉強しているのでしょうか?こちらではそんなインドの教育をご紹介します。

PIXTA

インドの教育の起源

近年日本でインド式算数やIT教育・英語教育が注目されていますが、インドの教育とはどんなスタイルなのでしょうか?

インドの伝統的な教育スタイルでは“知識の詩”(知識を詩にのせた)みたいなものがあり、それを暗誦することで知識を覚えていくというスタイルがとられていました。しかし現在ではその教育スタイルは衰退していますが、僅かながら伝統的なスタイルの教育も続いています。インド式の算数で九九を暗誦するのは、この伝統的なスタイルに当てはまると思います。

IT教育はイギリスからの独立後に教育改革が進み、理科系の学校などを創設したりして理科系・プログラミング教育強化されていく中で伸びた教育といえます。

英語はインドの準公用語になっていて、小学校に入った時から英語で授業を受けています。さらに英語だけでなく他の国の言語も一緒に学び、語学教育に力を入れているようです。

教育方針

パソコン PIXTA

近年では教育方針が日本のような先生が教えることが主流のスタイルから、クリエイティブ力や、表現力など、自主性やリーダーシップを育てていく生徒参加型の教育へとシフトしていっています。

IT教育においては、小学校の1,2年生からPCを使うようになり、5,6年生になるとプログラミングができるようになるように取り組みがなされています。

オルタナティブ教育とは?

インド教育の手法

インド人 PIXTA

ここでインドの教育で注目されているインド式算数を例に挙げると、4歳を過ぎる頃から九九を覚えたり、6,7歳で割り算を学んだりと日本よりも早く掛け算や割り算を学んでいます。

この算数の学び方も色んな手法がとられ、道具を使い目・手・耳・脳・感覚の五感を刺激するようなプログラムが組まれていて、遊びの中で楽しみながら徹底的に数学概念を学んでいます。

幼稚園から通えるインド式インターナショナルスクール

こちらでは、都内で幼稚園から通えるインド式のインターナショナルスクールをご紹介いたします。どちらの学校もインターナショナルスクールとしては学費が抑えられていて、感覚的には日本の私立の小学校に通わせるくらいです。

グローバル・インディアン・インターナショナルスクール

学校 PIXTA

こちらのインターナショナルスクールでは、教育と学習のためのグローバルロールモデルになる事をビジョンに持ち学校が運営されています。

基本情報

  • 住所:東京都江戸川区南篠崎町3-20-6
  • 電話: 03-5636-9151
  • 幼稚園のカリキュラム:モンテッソーリ式、CBSE(インド式)

Global Indian International School (GIIS), Tokyo, Japan

インドインターナショナルスクール

学校 PIXTA

こちらの学校では、人が生きていくための大切なことをインド式の教育を通して学び生徒が自律できるよう、理念が掲げられています。

基本情報

  • 住所:東京都江東区新大橋2-16-6
  • 電話:03-5875-5435
  • 幼稚園のカリキュラム:モンテッソーリ式

India International School in Japan

新旧の教育の良さが活かされている教育

学校 PIXTA

インドの教育は昔ながらの教育で暗誦したりするものに加え、新しい教育であるオルタナティブ教育の手法も取り入れられていて、グローバル社会に対応できるようにとよく考えられています。

良いところ、改善すべき点、必要な点を考えながら進化していくインドの教育を見ることで、これからの日本にとって大切な教育を見つけ出すことができるのではないでしょうか。

おすすめ記事

「子供」「教育」 についてもっと詳しく知る

リファレンス一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧