「サンタさんっていないの?」こんな返答はいかが?
サンタさんに関する疑問は、聞かれたときにまず焦らないことが大事。落ち着いて答えるのがポイントです。ぜひ、いくつかの返し方を頭に入れておいて、とっさの瞬間でもドキドキしないように準備しておきましょう。
1. 「パパとママは、サンタのお手伝いをしているよ」
「サンタさんはとても忙しいから、おうちにいるパパやママが手伝っているんだよ」という言い方は、サンタさんの存在を否定せずに、子どもに伝えられる返答です。プレゼントがうっかり見つかってしまった時にも、この返しなら子どもをがっかりさせずに済むかもしれませんね。
子どもがまだ小さく、サンタ自体の存在について「いるよ」と伝えたいなら、外国のサンタの映像などを見せながらサンタについて話してみてもいいでしょう。
2. すぐに親が答えず、手紙を出してみる
サンタさんの存在に疑問を投げかける子には「サンタさんに手紙を書いてみて、返ってくるかやってみようか」などと伝えてみてはいかがでしょうか。手紙を書いた次の日や数日後、サンタさんからのお返事を書いてあげる方法もあります。
まだサンタさんの存在を信じたい様子なら「プレゼント楽しみにしていてね」などサンタさんからのメッセージとしてもいいですし、そろそろ卒業かなという子には「お兄さんお姉さんになった君は、今年でサンタさん卒業だよ。大きくなったね。来年はお家の人からプレゼントをもらってね」と、今年が最後のサンタさんであることを伝えるのも◎。いずれにしても、子どもの疑問が不安に変わらず、気持ちが整理できるでしょう。
3. サンタは卒業して、小さい子に譲ろうと伝える
サンタを卒業する年頃の子には「そう思ったんだね。じゃあ提案なんだけどね…サンタさんはとても忙しいの。〇〇は自分のこともいろいろできるようになって、お兄さん(お姉さん)になったから、サンタさんがプレゼントを届けるのは小さい子に譲ろう。〇〇には、パパ・ママからちゃんとプレゼントするね」と伝えてみるのもおすすめです。
サンタさんを否定もせず、子どもの成長も伝えられる返答です。
それぞれの家庭や成長にあった答えが◎
サンタに関する伝え方は、家庭によりそれぞれですね。すべての家庭で「サンタがプレゼントを持ってくる」と子どもに伝えているわけではないと思います。
サンタを卒業する時期もそれぞれなので、子どもに正直に伝えるのも、もちろんいいと思います。保育士として見てきた中では、あまりストレートに伝えすぎると「信じてたのに…」とショックを受ける子もいるので、伝えるときには少しユーモアをプラスし、夢のある形で伝えるのがいいかなと感じています。この記事で紹介したものをアレンジしたりして、ご家庭にあった方法をお試しくださいね。
子どもたちとサンタの話をしていると、いつだって子どもの心はピュアなんだなと感じます。大人もピュアな心を忘れずに子どもたちと関わっていきたいものですね。