妊娠初期は出血が起こりやすい時期です。しかし、多量の性器出血や出血が続く場合は進行流産や不全流産の可能性があります。
また、流産の中には出血などの症状を伴わないものもあるため、気になる症状が出たらすぐに医師に相談するようにしましょう。
心拍確認ができても、少量の出血が起こっているときは切迫流産の可能性があります。切迫流産と診断されると、医師の判断によっては自宅や入院での安静が必要となります。
腹痛がある
出血と腹痛が続いています。
初診では、経腹エコーで見てもらい赤ちゃんはまだ8ミリぐらいだと確認されました。ちゃんと子宮の真ん中にいるので子宮外妊娠ではないと言われたのですが
翌日違う病院に行き経膣エコーで見てもらった結果、赤ちゃんの袋が見えないと言われました。
腹痛は出血とともに妊娠初期に起こりやすい症状です。切迫流産が原因で腹痛が続く場合、症状の悪化を防ぐため医師の判断で入院や自宅での安静の指示が出ることがあります。
- はらメディカルクリニック「赤ちゃんの心拍確認後(妊娠7週以降)の流産を3回以上経験されている方へ」(https://www.haramedical.or.jp/content/vitro/000173-2,2018年7月27日最終閲覧)
- あさぎり病院「産婦人科」(http://www.asagiri-hp.or.jp/sinryouka/sanhuzinka/tokushoku/syukketu.html,2018年7月27日最終閲覧)
- 的野ウィメンズクリニック白楽「流産と切迫流産について」(https://www.matono-womens.com/treatment/ninp/ryuzan,2018年7月27日最終閲覧)
- 山王クリニック「妊娠中の気になる症状」(https://sannoh.or.jp/obstetrician/symptom/index.php,2018年7月27日最終閲覧)
- 南條達也(編) 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん妊娠・出産」P36-37(学研プラス,2017年)
- 井上裕美(監)「病気がみえるvol.10産科」P86-87(メディックメディア,2015年)
妊娠7週目は、食べられるものを食べられるときに
おなかの赤ちゃんが著しい成長を遂げる器官形成期は、栄養バランスを考えた食事をとることが大切です。ただしつわりが始まり、食べたり飲んだりすることがつらいという人もいるでしょう。
そのような場合は、無理せず自分が食べやすいものを食べられるだけ摂取するようにします。もし、つわりがなく飲食ができる場合はできるだけ三食たべるようにしましょう。
- A.Christine Harris(著) 竹内正人(監)「はじめての妊娠・出産 安心マタニティブック」P38-42(永岡書店,2006年)
妊娠7週目は心拍確認ができる時期です
妊娠7週目は、まだおなかの大きさは妊娠前と変わりません。しかし、おなかの中で赤ちゃんは大きく成長を遂げていく時期です。
妊娠7週に入ると各臓器の形成が進み、胎芽は頭と胴体が分かれて二頭身になります。超音波検査で心拍確認ができると、赤ちゃんの成長を感じることができるでしょう。
つわりがつらいと感じる時期でもあるため、体調がよくないときはゆっくりと過ごすようにしましょう。










