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監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠10週目の胎児の様子と妊婦に起こりやすい症状とは?

PIXTA

病院を受診し、正式な出産予定日を確認できたらお住まいの自治体に妊娠届を出し母子健康手帳をもらいましょう。母子健康手帳と共に「母と子の保健バッグ」を渡されます。

子育てハンドブックや、妊婦健診を受ける際に費用の一部助成が受けられる妊婦健康診査受診票が入っており、妊婦健診や超音波検査の際に利用することができます。

必要栄養素はサプリメント活用しましょう

つわりがつらく思うように食事が取れない場合は、サプリメントで必要な栄養を摂取するとよいでしょう。

葉酸は妊娠前から妊娠初期にかけて摂取することが推奨されていて、適量を摂取すると胎児の神経管閉鎖障害(しんけいかんへいさしょうがい)の発症リスクを軽減するとされています。食品からとることも可能ですが難しい場合はサプリメントで補う方法もあります。

また、胎児の成長に必要なカルシウムやビタミンCもバランスよく取れるようにするとよいでしょう。

出典元:

体調がよくない日はゆっくり過ごすようにしましょう

妊娠初期 リラックス PIXTA

妊娠10週ではまだまだつわりが治まらずつらいという方がいるでしょう。おなかはまだ目立ちませんが、子宮は少しずつ大きくなってきて今まで来ていた洋服がきつくなってくる場合もあります。

また、胎児が著しく成長する時期でもあります。胎児のために母体の血液を子宮内に送ることで、立ちくらみやめまいなどの症状が出ることがあるため、無理をせずしっかり休むことも大切です。

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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