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子どもの予期しない行動
とある休日、玄関も窓も閉まっており、家には大人2人がいる状況。それでも、3歳の娘・さくちゃんは家の中から消えてしまう事故が発生したといいます。さくちゃんが消えてしまうまで、家の中で何が起きていたのでしょう?
こやま家さんは漫画にて、当時の状況や後悔しているポイントを紹介しています。
きっかけは、娘との約束
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土曜日の朝、さくちゃんと公園に行く約束をします。この約束がきっかけで、さくちゃんは1人で外に出てしまうことになったのだそう。
「あとで出掛けよう」という約束は、どの家庭でもよくあることだと思います。約束が一体何に結びついてしまったのでしょうか。
公園へ行く前の家事
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公園へ出かかる前、こやま家では夫婦は掃除、子ども2人は家の中で仲良く遊んでいます。ところが、大人2人が家事をし始め、子どもから目を離したすきに、さくちゃんは玄関の扉を開け、1人で外に出てしまったのです。
風呂場と脱衣所の扉を閉め、お風呂で水を流していると、同じ家の中にいても子どもの声は聞こえません。さらに、パパは掃除機をかけていて、子どもに十分な注意を払える状況ではなかったともいえます。
子ども2人で機嫌よく遊んでいる状況から、夫婦がそれぞれに「今なら目を離しても大丈夫だろう」と思ったのではないかと想像できますね。
お互いが家事をしていたことで、夫婦ともに、玄関の扉が開閉する音に気づきませんでした。さくちゃんは誰にも気づかれず、家の外に出てしまったのです。ゾッとするエピソードですよね。
わが子の命を守るために、日ごろから対策を
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大人が2人いたにも関わらず、こやま家さん夫婦が気づかない間に家から姿を消した、さくちゃん。油断しているつもりがなくても、小さなきっかけが大きな事故につながる可能性があることは、どんな家庭も例外ではありません。わが子の命を守るため、日ごろから対策をしつつ、子どもにも危険から身を守るルールを伝えることが大切です。
さくちゃんはこのあとパパが追跡し、なんとか車通りの多い道に出る前に保護できました。しかし、あと少し失踪に気づくのが遅かったらと思うと怖いですよね。
しかし、親にとって予想外な子どもの行動は、完全には防げません。万が一の場合に備えて、身近な家族と対処法を話し合っておきましょう。また、年齢や月齢によっても事故原因は変わります。その時々で安全対策の見直しや改善を行うことが大切です。親が目を離しても安全な環境を作り、大切なわが子の日常を守りたいですね。
- 公益社団法人日本小児科学会小児救急委員会「子どもの事故と対策」(https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/jikotaisaku.pdf,2023年5月29日最終閲覧)
- 愛知県「月齢・年齢別で見る起こりやすい事故」(https://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/growing/age.html,2023年5月29日最終閲覧)