冷暖房機器の節電方法
エアコンやファンヒーターなどの冷暖房機器は、室内を一定温度にキープやスピーディーに温度を上げ下げしてくれるためとても便利ですよね。
しかし便利な反面、使い続けてしまうことで電気料金が上がってしまうことも…。資源エネルギー庁の情報をもとに、冷暖房機器の節電対策をお伝えします。
エアコン
エアコン使用時は、適度に換気をしつつもドアや窓の開閉は少なくしましょう。設定温度も、夏なら28度、冬は20度を目安にするとよいそうです。室外機の周りにはものを置かないようにしましょう。
また、カーテンはレースカーテンやすだれを組み合わせるなど、季節ごとに変えるのもおすすめ。冬は床まで届く長さで厚みのあるカーテンにするとGOOD。さらに、扇風機を使って風を循環させることも節電に繋がりやすくなりますよ。
- 資源エネルギー庁「「エアコン」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#1,2022年12月6日最終閲覧)
ガス・石油ファンヒーター
スイッチを切っても室温は急に下がらないため、お出かけや寝る直前に切るのではなく、15分ほど早めに切ることがおすすめです。
さらに、フィルター掃除もとても大切。ホコリがついていると暖房効率が下がってしまいます。掃除機でほこりを吸い取る、ぬるま湯で洗って乾かすなどをしてから使用すると節電になります。
- 資源エネルギー庁「「ガス・石油ファンヒーター」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/airconditioning/index.html#2,2022年12月6日最終閲覧)
AV・情報家電の節電方法
テレビやパソコンなどの家電は1日に何度も使用する家庭は少なくありません。「テレビは付けっぱなしにしている」というご家庭もあるかもしれません。ひと工夫で節電になりますので、紹介します。
テレビ
テレビを消すときは、主電源をオフにしましょう。主電源が付いている状態は、電力を消費しています。旅行や出張などで長期間家にいないときはプラグを抜くことがおすすめです。
また、テレビ画面を明るくすると消費電力が大きくなってしまいます。画面が「暗いな」と思ったときは、先にテレビ画面のほこりを取り除いてから調節してください。
テレビによっては、省エネモードの設定ができるものもありますので活用しましょう。
- 資源エネルギー庁「「テレビ」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/entertainment/index.html#1,2022年12月6日最終閲覧)
パソコン
パソコンを使わないときは電源を切りましょう。パソコンを一定時間操作しないとパソコン画面がスクリーンセーバーになるよう設定できますが、消費電力は下がりません。
設定によってはスクリーンセーバーにした方がかえって消費電力が上がってしまう場合があるので注意。(特に3Dのスクリーンセーバーは、描画処理にCPUパワーを多く使うため、パソコンを操作していないのに、かえって消費電力があがるものがあります)
待機状態で一定時間たつと、省エネモードに切り替わる機能が入っている「国際エネルギースターロゴ」が付いたパソコンを選ぶのも一つの方法です。
- 資源エネルギー庁「「パソコン」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/entertainment/index.html#3,2022年12月6日最終閲覧)
キッチンの節電方法
キッチンには、冷蔵庫や電子レンジ、電気ポット、炊飯器など、電力を消耗する家電がたくさんあります。小さなことでも積み重なれば電気代削減になります。キッチンにある家電の節電方法をご紹介します。
冷蔵庫
冷蔵庫内の温度が上がると、庫内の温度を下げるために電力を消費します。そのため、熱い物は冷ましてから入れ、無駄に開けたりしないようにしましょう。
ものを詰め込みすぎることもNG。賞味期限切れのものがあれば処分し、常温保存できるものを冷蔵庫に入れてしまっていませんか?未開封の缶詰など、常温保存が可能なものは冷蔵庫に入れないようにしましょう。
- 資源エネルギー庁「「冷蔵庫」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#1,2022年12月6日最終閲覧)
炊飯器
保温時間が長いとその分、電力を使ってしまいます。食べる時間にタイマー予約をし、長く保温しないようにするのがコツです。保温の目安は4時間まで。それ以上であれば、電子レンジで温め直すほうが節電になります。
また、使用しないときはプラグをコンセントから抜くと、さらに節電になるのでおすすめです。
- 資源エネルギー庁「「炊飯器」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/kitchen/index.html#4,2022年12月6日最終閲覧)
ストレスのない範囲で節電を
他にも、白熱電球から電球型蛍光ランプや電球系LEDランプに取り替えるだけでも節電になります。寒いのにエアコンを使用しないといった方法ではなく、少しの工夫でストレスのない節電が可能に。
電気だけでなく、ガスや水道、ガソリンなども少しの工夫で省エネにつながることがあります。地球のためにも家計のためにも、今日から意識してみましょう。
- 資源エネルギー庁「「照明」」(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/lighting/index.html#1,2022年12月6日最終閲覧)