3歳児の特徴について
子供が3歳になるとどのような成長がみられるのでしょうか?
手先が器用になってハサミが使えるようになったり、お絵かきなど何かを書くということができるようになります。またルールを守って遊びができるようになってきます。
そのほか何に対しても好奇心旺盛になり、自分の言葉を使ってコミュニケーションをとるようになるという点も成長といえます。いろいろなことに興味津々になるので「なんで?」「どうして?」などと質問するようになります。
この「なんで?どうして?攻撃」は、ママにとって少し大変かもしれない、3歳児の大きな特徴です。
なんで?どうして?攻撃のNG対応とは?
朝から晩まで「なんで?」「どうして?」の質問攻めだと、ママが忙しいときなどはイライラしてしまうかもしれません。けれど子供は真剣に質問しています。生返事するのはできるだけ避けると良いでしょう。
また「全ての質問に正しく答えなければならない」と、身構えてしまうのもあまり良くありません。神経質にならずに肩の力を抜いて、子供の「なんで?どうして?」にはわかる範囲で答えてあげるようにしましょう。
- 西坂 小百合 (監修)「0~6歳 わかりやすい 子どもの発達と保育のコツ」(ナツメ社)
- ベネッセコーポレーション(編さん)「1才6カ月から入園まで子育て大百科―年齢別+テーマ別情報でよくわかる!」(ベネッセコーポレーション)
なんで?どうして?攻撃への対応~先輩ママの体験談~
ここでは、なんで?どうして?攻撃をうまく乗り切った、先輩ママたちの体験談をご紹介します。是非、真似してみてくださいね。
体験談①クイズ形式にする!
「なんで寒いの?」と聞かれたら、「冬だから?夏だから?どっちでしょう!」とクイズ形式にして答えさせます。
当たったらすっごい褒めて、間違ったら「ざんねーーーーん!」と大声で言ったり、その後私がいろんなことを楽しく話したりして、質問させないようにしてます。
「なんでなんで」と終わりがないと言うことがうちはあまりなくて、私が遮断してしまうんです。「なんでなんでは、またあーしーーたーーーー」とか歌ってます。 出典: oshiete.goo.ne.jp
子供の質問を逆手にとって「クイズ形式」にすると、子供の発想力が育つかもしれませんね。3歳児のなんで?どうして?攻撃の場合、全ての質問に対して律儀に答えようとすると大変です。
答えるのが難しいような質問をされたときにはこちらのママのようにクイズ形式にして、遊びに変えてしまいましょう!ママも子供も楽しめそうですね♡
体験談②ファンタジー風に答える!
私は時々「嘘」も織り込みます。この「嘘」を「ファンタジー」と呼んでいます。
「なんで寒い?」
「今日はサムサム仮面がそこまで来てるんだよ、きっと。」
「なんでサムサム仮面が来てるの?」
「サムサム仮面もお家にばっかりいたらつまんないからだよ。」 出典: oshiete.goo.ne.jp
「ファンタジー」を織り込むのは、面白いアイデアですね。子供の想像力も養われるかもしれません。
こちらのママはサムサム仮面というファンタジーを創作し、子供に伝えてみたのですね。子供との話題が1つ増えて楽しそうです。
体験談③答を先延ばしにする!
「なんでだと思う?」が一番効果的ですよ。その後に子供が「わからない」と言うのなら、
「お母さんもわからない」(わかってても)
「こんど一緒に調べてみる?」(今ではない)
「よーし、お父さん(とかお婆ちゃん)に聞いてみよっか!」
など、今答えを言うのではなく、先延ばしにするとストレス軽減です。今答えを言うと次の「なんで」攻撃がくるので・・・。
今だけの貴重な体験です。1年もすれば懐かしくなります。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
子供の質問に対して「なんでだと思う?」と聞く方法を実践しているというママの声がこちらです。
ママが忙しいときは、答えを先延ばしにするという方法もあるんですね。あとで時間ができたら実際に百科事典などを使って、子供と一緒に調べてみましょう!
そうすると「知りたい」という意欲が湧いてくることでしょう。どんどん調べて子供の知的好奇心を満たしてあげましょう♡
「知る喜び」を体験できる時期
「なんで?どうして?攻撃の子供は手に余る…」と感じることもあると思います。実際、大変ですよね…。
しかしなるべく子供の質問に答えてあげてください。完璧に答えられなくてもいいんです。パパやママとのコミュニケーションが楽しければ、子供は満足してくれますよ。
また時間があるときにはわからないことを一緒に調べて、子供にわかるように教えてあげると良いでしょう。「知る喜び」をたくさん体験させてあげてくださいね。
なんで?どうして?攻撃を上手に乗り切って、子供を笑顔にさせてあげてください。