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九州で暮らしていた倉間さんにとって、今回は家族旅行で来ることができた東京は、めったに来ることができない大都会でした。
しかし、埼玉に暮らすぐりむちゃんにとっては、東京も「よく1人で来る場所」。大都会を慣れた足取りで1人で歩くぐりむちゃんは、倉間さんに新しい憧れを作ったことでしょう。
「憧れの東京」は倉間さんの中で「東京に行けば何かが変わる」という意識を生んだ場所になったのかもしれませんね。
自己承認欲求との向き合い方を考えよう
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誰かに憧れて、自分もそうなりたいと望んだ経験はありませんか?この漫画には作者・倉間さんの「何者かになりたい」ともがいた過去と、今も感じる心の揺らぎが描かれています。子どもの時からあった「一目置かれるような存在になりたい」という気持ちは、大人になった現在も倉間さんを突き動かす原点となっています。
一方で、倉間さんは何者かになれたと満足できることは少なく、今もなお他者への憧れと虚無感を抱き続けているそう。こうした周りの人には隠してしまいがちな気持ちをテーマに描いたこの作品は、同じような悩みを持つ人にとって共感できるものではないでしょうか。
憧れや承認欲求があるからこそ、人間は前に進める時もありますよね。ただ、承認欲求も大きくなり過ぎると、周りと自分を比べ、劣等感などのネガティブな感情が育つことも…。
承認欲求と劣等感のバランスがうまく取れるようになると気持ちが楽になるのかもしれませんね。改めて自分自身との向き合い方について考えるきっかけをくれる作品です。