Ⓒママリ
🔴【第1話から読む】【衝撃実話】夫の不倫相手は「結婚式にも来た女友達」…スマホ画面を突きつけた私が見た夫の“震える顔”
直接対決の決意を固めた日
弁護士の先生との相談を終え、私の心は決まりました。もう、あの理不尽な状況を甘んじて受け入れる必要はない。私とヒナのために、そして私を踏みにじったサダコと俊太に、然るべき制裁を与える。弁護士の先生は、まずサダコとの直接交渉を勧めてくれました。
「まずは、不倫相手と直接話し合う場を設けてみませんか。その際、私が同席し、あなたの代理人として交渉を進めます」
その話し合いが意味するのは「直接対決」。その言葉に、一瞬、体がこわばりました。サダコと顔を合わせる。あの、私の目の前で俊太と不倫を続け、出産祝いまで持ってきた厚顔無恥な女と。そして、私が打ち上げを断った時、「はいはい、分かりましたー」と鼻で笑ったような返事をした女と。
弁護士の先生は続けます。
「あなたが弁護士を立てていることを知れば、相手はことの重大さを理解せざるを得ないでしょう。感情的にならず、冷静に、法的な観点から慰謝料請求の正当性を主張します。これにより、相手も真剣に対応せざるを得なくなります」
私は、意を決しました。そうだ、感情的になってはいけない。これは、私自身の尊厳を取り戻すための、そして彼女たちに罪の重さを思い知らせるための、戦いなのだ。
ついに始まった直接対決
その後、弁護士の先生が間に入り、俊太とサダコとの話し合いの場が設けられました。場所は、弁護士事務所の会議室。私は、弁護士の先生の隣に座り、俊太とサダコを真正面に捉えました。サダコは、私の顔を見るなり、一瞬ひるんだように見えました。いつものどこか余裕そうな態度はなく、どこか怯えているようにも見えます。俊太は、私の隣で、ただ俯いているだけでした。
弁護士の先生が、穏やかな口調で、しかし毅然と話し始めました。「本日は、坂本ユイさんの代理人として、皆様にお集まりいただきました。お二人の間の不貞行為により、坂本ユイさんは多大な精神的苦痛を受けております。つきましては、相応の慰謝料を請求させていただきます」その言葉を聞いた途端、サダコの顔色が変わりました。
サダコ:「ちょ…ちょっと待ってください!慰謝料って…? 私たちは、もう関係を終わらせています。俊太くんも、奥さんと仲直りしたって言ってたし…」
彼女は、明らかに動揺していました。そして、私に視線を向け、まるで被害者であるかのように言いました。
サダコ:「ユイさん、いきなり弁護士さんまで連れてきて、どういうつもり? 結局、お金が目当てなんですか?」
その言葉に、私の怒りは頂点に達しました。よくもそんなことが言えるな、と。
核心をついた私の言葉
私は、弁護士の先生に視線を送り、小さく頷きました。先生は、私の意思を汲み取り、サダコの言葉にきっぱりと反論しました。
「奥様が受けた精神的苦痛は、お2人の不貞行為によるものです。関係を解消したかどうかは、慰謝料請求とは別の問題です。それに、あなたが、妊娠中や産後の奥様を裏切り、ご主人の弱みに付け込んで不貞行為を継続した事実は、大変悪質であると言わざるを得ません」先生の言葉に、サダコは言葉を失いました。そして、ついに、本性を現したかのようにこう言います。
「け、結局、お金ね! それなら、うちの旦那も被害者よね?バラしたら俊太くんも不利になるんじゃないの?」その言葉に、私は冷静に、しかし、はっきりと告げました。「本当にいいんですか? 旦那さんやお子さんに、私と同じような思いをさせることになりますよ」するとサダコの顔から、みるみる血の気が引いていきました。彼女の目には、明らかに動揺と恐怖の色が浮かんでいました。私の言葉が、彼女の核心を突いたのです。
🔴【続きを読む】【地獄の攻防】「旦那や子に同じ思いさせる?」不倫相手に効いた“最恐の一言”、慰謝料200万の一部始終|不倫夫に制裁を!
あとがき:不倫に屈しない母親の強さ
この作品は、ママリユーザーの体験談から再編した作品です。主人公であるユイさんは、ある日夫である俊太の不倫の事実を知ります。育児や家庭に積極的に参加する俊太の不倫に深く傷つきます。
ユイさんは様々な観点で悩んだ末、弁護士の力を借りて不倫相手へ慰謝料を請求することに。さらに、俊太には厳しい条件を付けて婚姻関係を継続することを選びます。一見、夫を許したように見えるユイさんですが、実際にはわが子の生活や今後のことを考えた中で苦しい選択をしたにすぎません。たった一度の過ちだとしても、夫婦間の信頼を取り戻すことは困難です。どんな理由があろうと、パートナーからの裏切りは深い傷を残します。
本作では、ユイさんの葛藤を通して、不倫された側の苦悩が描かれています。そして、母親としてわが子を守るために、決断をしたユイさんの強さを見ることができます。不倫という身勝手な行為への腹立たしさと、母親としてわが子を思う気持ちに、ユイさんを応援したくなるような作品です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
🔴【全話読む】夫も相手の女も、絶対に許さない|不倫夫に制裁を!










