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私たちを悩ませる義母・洋子は、63歳。常に誰かと一緒にいたがる人だ。
義父が他界してから、私たち夫婦との同居を強く望んでいたけれど、義母の言動を見て断った。
寂しがり屋なのはわかるけれど、彼女の言動は度を越えている…。同居が叶わないと知ると、私たちに愚痴のようなLINEを送りつけてくるようになったのだ。 ※1
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返信しないと、さらに畳み掛けるようにメッセージが送られてくる…。まるで、私が直樹と連絡を取らせていないかのような口ぶり。一体いつになったら解放されるのだろう。 ※2
義母が変わったきっかけ
義父が亡くなったことがきっかけで、同居を強く望むようになった義母。ですが、優香夫妻はこの提案を断ります。義母の自分勝手で、ワガママ放題な言動に呆れ、同居はできないと判断したのです。
同居が叶わないと知ると、今度は毎晩のようにグチのようなメッセージばかり送りつけてくるように。優香は不眠気味になってしまったのです。ですが、義母の言葉に悩まされているのは、優香だけではありませんでした。
あ然…義母からの残酷すぎるメッセージ
「直樹、どうしたの?なんだかイライラしてるみたいだけど」
ある朝、リビングにいた直樹に声をかけると、彼は深いため息をついた。いつもはおだやかな直樹が、明らかに不機嫌そうな顔をしている…。たずねると、無言でスマホを私に差し出した。
画面には、義母からのLINEのメッセージがびっしりと並んでいた。 ※3
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義母からのメッセージをさかのぼって見たところ、衝撃的な内容がつづられていました…。安易に離婚をうながし、家庭を壊すような発言をするなんて、信じられません。わが子や孫の幸せより、自分のさみしさを埋めることしか考えていないようです。
その後、直樹は優香が見守る中、自分の母親へ返信するメッセージを打ち始めます。
自分勝手な義母にうんざり
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私は直樹のそばで、ただ黙ってLINEのやり取りを見つめていた。伴侶を亡くた義母の寂しさや不満は理解できる…。しかし、それは私たちを攻撃していい理由にはならない。
リビングで遊んでいたダイキが、私たちの方にやってきた。
「また、おばあちゃんの話?」
5歳のダイキですら、義母の言動にあきれている。モンスター化する義母との関係は、私たち夫婦だけでなく、子どもたちの心にも影を落とし始めていた。 ※4
何を伝えても、義母の心には届かないようです。自分の発言は棚に上げ、まるで被害者のように振る舞っています。そんな義母の様子を、5歳のダイキも、おかしいと察しています。
このままでは、優香夫婦だけではなく、子どもたちにも害が及んでしまいそうです。ただ、距離をとりたくても、一方的に送られてくるメッセージ。気が狂いそうです。
このあと、優香夫妻は義母と直接対決することを決意。そのとき、孫のダイキから「迷惑をかけるおばあちゃんは嫌い」とはっきり告げられ、ハッとしたようです。その後、義母は自分の弟夫婦にグチったようですが、擁護されず、むしろ非難を浴びます。ようやく、自分が常識はずれなことをしていたことに気づき、怒涛のLINE攻撃はピタリと止みます。
自分の感情ばかり押し付けたり、過干渉をし過ぎたりすると、関係悪化の原因になってしまうものですね。家族とはいえ、ほどよい距離感は必要です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










