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500万円が入った封筒を手渡し!?→義実家がお金持ちすぎて驚いた瞬間|義実家と実家の格差にモヤモヤ

夫と幸せな生活を送っている主人公、よりこ。義実家からの温かな援助を受けながら感謝して暮らしていましたが、心の中にはずっと義実家とは大違いな実家のことが引っかかっています。「義実家と実家の格差にモヤモヤした話」の第1話をごらんください。

🔴【全話読む】義実家と実家の格差にモヤモヤした話

夫と結婚して以来、夫の実家から多額の援助を受けている主人公・よりこ。妊娠と新居のお祝いも義実家全員からたくさんいただいてしまい、自分の実家との違いを感じて恐縮していました。

妊娠、新居探し…華やかな未来

花畑 PIXTA

これは私がまさあきさんと結婚してからの、わずか2年の間に起こった、人生における最も大きな転機についての物語です。その2年間は、まるで夢のように幸せな日々でした。

年上のまさあきさんは、私を常に大切にしてくれ、仕事のストレスを感じさせない明るい家庭を築いてくれました。当時私は20代、まさあきさんは30代。穏やかで、本当に充実した毎日でした。

そんな中、2人の間に子どもを授かり、マイホームを建てることを決めました。まさあきさんと二人で、毎週末、ハウスメーカーを巡り、土地探しに奔走しました。

幸いなことに、私たちは比較的スムーズに、理想に近い土地を見つけることができました。交通の便も良く、日当たりも申し分ない、静かな住宅地の一角です。

出産まであと1ヶ月というギリギリのタイミングでしたが、無事に土地の契約を済ませ、胸をなでおろしました。

「あとはゆっくり休んで、元気な赤ちゃんを産むことだけ考えよう」

まさあきさんは優しくこう言ってくれて、私はこの地での新しい暮らしがとても楽しみでした。

素敵な義両親

夫婦 PIXTA

土地が決まったことを、私たちは義両親にご報告しました。まさあきさんのご実家は、いわゆる裕福な家庭。義父は自身で会社を経営されており、義母もまた別の企業の取締役を務めているそうです。

「なんとか家の土地が決まったよ」

まさあきさんがそう伝えると、義両親は満面の笑みを浮かべ、本当に心から喜んでくださいました。その直後、義母は少し真面目な顔になり、私たちに向かって言いました。

「よりこさん、まさあき。これは私たちからの新築祝いと出産祝いを兼ねたお祝いとして受け取ってね」

そう言って義母が差し出されたのは、なんと現金で500万円が入った熨斗袋。私は思わず息を呑みました。500万円の現金だなんて、私の人生で一度に見たことのない金額です。

「お義母様、さすがにこれは受け取れません!」

私はすぐに辞退しました。それも、私たちが結婚した時、すでに義実家からは300万円もの結婚祝いをいただいていましたからです。引っ越しの際にも色々な家電を義実家が負担して購入してくれました。それなのに、また大金を受け取るなんて、恐れ多くてできません。

「お義母様、前回の引っ越しでも、全部家電を揃えていただいて……本当に十分すぎます。今回ばかりは、私たちで頑張りたいです」

私が必死にそうお伝えすると、義母は微笑みながら、優しく、しかし有無を言わせない口調で返されました。

「よりこさん、気持ちは嬉しいけれどね。このお金は、いずれ、いつか、あなたたちに渡すつもりだったお金なの。私たちのためと思って受け取ってくれたらいいのよ」

義兄たちまでたくさん援助してくれて…

まさあきさんは少し困った顔をしましたが、義母の決意が固いことを悟ったようです。

「よりこ。お母さんが、そういう風に言ってくれるなら、ありがたく受け取ろう。もちろん無駄使いはしない。いざというときのお金にね」

まさあきさんの提案に、私は「それなら…」と頷くしかありません。私は深々と頭を下げて、お金を受け取らせていただきました。義母も義父も、本当に嬉しそうで、初孫の誕生を心待ちにしている様子が伝わってきます。

さらに、まさあきさんの兄2人も、出産前に赤ちゃんのものを用意してあげてほしいと、20万円もの商品券を贈ってくれました。義兄たちまでもが、こんなにも私たちを気遣ってくれることに、私はただただ感謝しかありませんでした。

義実家は確かに裕福ですが、いわゆる成金ではありません。必要なものには惜しまず出し、無駄遣いをしない。そのバランスが、私にはとても心地よく感じられました。

妊娠報告しても冷めた態度の実家

一方、私の実家に妊娠を報告した時の態度はひどいものでした。母はため息交じりにこう言ったのです。

「あら、おめでとう。でも困ったわ。お金がないからお祝いなんて出せないのよね」

出産という人生の慶事に対して、ため息交じりに「お金がない」という言葉でした。義母からの五百万円という温かい援助を受けた直後だったため、その言葉は私の胸に突き刺さりました。

3人の姉たちはお祝いの言葉をかけてはくれましたが、2番目の姉を除く2人は結婚の際にも一切お祝いはくれませんでした。お祝いしてくれたのは2番目の姉が数万円のご祝儀を包んでくれたのみ。つまり、出産してもわが家からのお祝いは限りなく少ないことが予想できます。

義実家からは500万円、私の実家からは数万円なんて…私のバツの悪さといったら、言葉にできないほどでした―――。

🔴【続きを読む】出産祝いは“ゼロ”の毒親→500万円支援の義実家への態度が非常識すぎる|義実家と実家の格差にモヤモヤ

あとがき:家族のための支援を惜しまない義実家

親切な義実家に恵まれたよりこさん。幸せを感じる一方、自分の実家との格差に悩んでいる様子がうかがえます。

自分の実家ではないからこそ、多額の支援に恐縮してしまう気持ちは理解できますよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】義実家と実家の格差にモヤモヤした話

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