🔴【第1話から読む】500万円が入った封筒を手渡し!?→義実家がお金持ちすぎて驚いた瞬間|義実家と実家の格差にモヤモヤ
主人公・よりこの実家は、品格がある義実家とは真逆でした。いわゆる毒親で、姉たちもなかなか癖の強い人ばかりで、よりこは悩みを深めていきます。
義実家が素敵な家庭である理由
義実家がなぜこんなに裕福なのか、夫・まさあきさんに聞いたことがありました。義父はもともと若い時に会社経営をしていて、失敗して倒産させてしまったことがあるそう。その後、義父は会社を再建するのではなく、別の会社に勤めていた義母と二人三脚で、家庭を立て直し、今の会社を立ち上げたといいます。それがうまくいって、今の裕福さにつながっているのだそう。
「父さんは、稼ぐ大変さも、お金を失うことの恐ろしさも知ってる。だから俺たちのことも気にかけてくれてるんだよ」
とまさあきさんは話します。義両親の援助は、単なる財力からくるものではなく、愛と、苦労を知っているからこその優しさなのです。
自分の実家を思うと気持ちが滅入る
かたや、私の実家は、義実家とは正反対。
私の母は、私と姉たちを女手一つで育ててくれましたが、世に言う「毒親」だと思います。母子家庭だったため苦労も多かったのでしょうが、苦労した分、娘たちへの当たりが強く、いつも自分が一番という態度でした。
母は、娘たちが働くようになるとお金をせびるようになりました。
「母さんはあなたたちを育てたんだから、援助は当然」
給料やボーナスからかなりの額を母に巻き上げられていて、私も姉たちも困っていました。
そして今、姉たちとの関係も複雑です。
1番上の姉は、この家族とは縁を切りたいのか自分の生活が大変なのか、家族にほぼ無関心。2番目の姉は精一杯気遣いしてくれますが、生活が豊かではないのであまり頼りにはできません。3番目の姉は自分本位で、家族を思う気持ちはあるようですが、親戚づきあいができるタイプではありません。
私はできるだけ実家と疎遠にしたいくらいに思っていましたが、まさあきさんが「距離感を保ちながら付き合いは続けたら?」と言うので、無理がない範囲で連絡を取り合うことにしていました。
お金の大切さを知り、家族をいたわる気持ちがある義実家と、とにかく娘からお金を取るばかりで支援なんて微塵も考えない実家。この格差を目の当たりにするたびに、心がギュッと苦しくなるのを感じるばかりでした―――。
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あとがき:残酷なほどの家庭格差に悩む妻
同じ親という立場なのに、あまりにもお金に対する意識が違う実家と義実家。よりこは実家のことを思い出すほど、義実家との差にショックを受けてしまっているようです。
経済力に違いがあるのは仕方ない部分もありますが、お金の使い方や大切にするものの価値観が違うのは気になりますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










