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LINE返信の「わかったよ」にダメ出し?ママ友とのやり取りが面倒すぎる|主張強すぎママ友の話

主人公・直美(33歳)は、隣に住むママ友の光代さん(35歳)との6年にわたる関係に悩んでいる。光代さんは親切で礼儀正しいが、去年あたりから過保護で過剰な育児干渉が目立ち始めた。娘の美里と桃子が同じ小学校に入学したあとも、育児方針に関する考え方の違いは顕著になるばかりで…。『主張強すぎママ友の話』をごらんください。

🔴【第1話から読む】公園で他の親にダメ出し?ママ友の“エスカレートする行動”に不安|主張強すぎママ友の話

光代から直美への当たりの強さはエスカレートするばかり。子どものことだけでなく、直美からのLINE返信にすらダメ出しをする。直美は光代のマイルールに疲れ果て、育児方針の溝に苦悩して――。

ママ友と会話するときは常に緊張してしまう

玄関 女性 PIXTA

あの登校班の件以来、光代さんとのLINEのやり取りは、まるで地雷原を歩くみたいになった。いつ、どこで地雷を踏むかわからない、そんな緊張感が常に付きまとう。

そして今日も、そんな感じで朝から夕方まで、ずっとLINEのやり取りがあった。きっかけは、美里と桃子ちゃんが2人で遊ぶ約束をした時の、門限に関するやり取りだった。

光代:「今日の17時半まででお願いします。桃子は夜ご飯の時間が遅れると胃腸の調子が悪くなるから徹底をお願いします」

子ども同士の遊びで、お世話になる側の家に対して「徹底をお願いします」って…。私はそこにも違和感を覚えた。でも、面倒なのでもちろん指摘はしない。

気にしすぎと分かっていても…

子ども 踊る PIXTA

直美:「わかったよ!17時半までね。徹底しまーす」

私が明るい雰囲気で返事をしたら、今度は返信の内容について返信がきて、読んだらさすがにあきれてしまった。

光代:「『わかったよ』って、ちょっとカジュアル過ぎない?私も子どもの体のことだから丁寧に真剣に伝えたんだけど?」

え、もう意味がわからない。

直美:「ごめんなさい。門限は守りますので安心してください」

イライラしながら敬語に切り替え。面倒くさいけれど、冷静にならなければ。私もここでイライラをぶつけたら、光代さんと同じレベルになっちゃう。そう思って耐えつつ、なんとか話題をそらすことにした。

直美:「そういえば、桃子ちゃん、最近美里とダンス動画のまねっこしてるよ。かわいいよ」

撮影した動画を送ってみると、すぐに既読がついて返信がきた。

光代:「そうなんだね。でもこのダンス、なんか足ひねりそうだよね?もうすぐ運動会なんだし辞めさせてくれる?」

はあ…。もう、今日は本当に疲れた。何から何まで、光代さんの育児の基準に引っかかってしまう。なんでこんな事で、私までイライラしなきゃいけないんだろう。一方、きっと、私も光代さんの言動に気にし過ぎてしまっていると気づいている、冷静な自分もいる。

マイルールがひどすぎる

夫婦 相談 PIXTA

その日の夜、夫にその日の話をしたら、さすがの夫もため息をついていた。

「うわ、本当にめんどくさい人だね」
「あんまりにマイルールが多すぎて、もうお手上げだよ」

私が一番恐れているのは、この親の嫌な雰囲気を美里が感じ取ってしまうこと。でも、もうそろそろ我慢の限界かもしれない。

光代さんからのLINEの通知が鳴るたびに、心臓が跳ね上がる。こんな生活、いつまで続くんだろう―――。

🔴【続きを読む】離れそうになると“モンスター化”?困ったママ友との疎遠になれない理由|主張強すぎママ友の話

あとがき:門限とダンス動画にまで及ぶマイルールの強制

ここで描かれたLINEのやり取りは、光代さんの強固な「マイルール」が、直美さんの日常に深く侵食している様子を表しています。単なる門限や遊びへの口出しではなく、返答のトーンにまで介入してくる姿は、直美さんの存在自体を光代さんの基準に合わせようとするかのようです。

理不尽だと分かっていても、隣人という関係を壊したくないがゆえに耐える直美さん。しかし、この我慢が、美里さんとの関係に影を落とすことを恐れるのが、母親としての最大の葛藤です。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】主張強すぎママ友の話

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