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🔴【第1話から読む】急に増えた「飯いらない」→1枚のレシートで【家族の幸せ】が崩れた瞬間|夫とラウンジ嬢の嘘つき不倫
経済的な自立の難しさから離婚に踏み切れない理々子に、姉は冷静な助言をする。2人はついに、妻を見くびって不倫を続ける2人に制裁をする準備を始めて―――。
突撃することを提案する姉
姉はどうしようもない夫との離婚を勧めたけれど、私は3人の子どもたちの顔が、どうしても頭から離れませんでした。
「真澄は来年小学生。竜司はまだ幼稚園。茉奈はまだ1歳。私1人で養う自信は正直ないよ。離婚して養育費を得られたとしても、いざというときに私1人で3人を守り続けられるかどうか…」
私の本音を聞いた姉は、一瞬の沈黙の後、椅子を引いて私の隣に座った。
「うん。そうだね…。ごめん、私も感情的になりすぎたけど、理々子の立場になればたしかにそうだと思う」
姉は、私の恐怖を真っ向から受け止めてくれた。
「でもね、だからこそ、あなたは冷静に、賢く戦うべき。うまく証拠を取って、言い逃れできない状態にして主導権を握ろう」
姉は冷静に今後やるべきことを整理しました。
「まだGPSでの追跡はできるんでしょう?女と会う日を特定して突撃して、証拠動画を撮ろう」
突撃。その言葉を聞いた瞬間、私の胃がキューッと締め付けられます。そんな状況、ドラマの中でしか見たことがありません。
「で、でも、もしサトルが逆上したら…」
「大丈夫。私も一緒に行くし、下手な行動ができないように外で人目がある状態でやろう。その方が安全だよ」
決定的な動画を取る覚悟する
その夜、私たちは詳細な計画を立てた。夫が何度か訪れているラブホの場所、サトルの予定からの行動予測、そして姉と私の役割分担。撮影は姉がしてくれることになった。
「動画は、あなたが離婚を決意するまでの間にも、今後のサトルさんの行動を制御するための武器になるから、絶対なくさないようにね。データは私も持っておくようにするから、仮に片方がサトルさんに消されても大丈夫」
姉の言葉は、まるで軍師のようで、突撃の準備は着々と進みます。子どもは「姉妹で食事に行くから」という理由で、実家で預かってもらうことができました。本当に感謝しかありません。
そして、夫が「土曜出勤で夜まで戻らない」と言っていた運命の土曜日。GPSを頼りにラブホテルへと向かいました。夫には「ラウンジの女性からの返信で納得できたよ。あなたは潔白だし、GPSも位置がズレただけなんだね」と騙されたふりをしていたので、夫は安心しきったのかGPSを解除していませんでした。
「理々子、行こう。絶対、怯んじゃダメ。あなたは正しいんだからね」
姉の力強い言葉を胸に、私たちはホテルの出口が見える場所に車を停めました。戦いの火蓋は切って落とされたのです―――。
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あとがき:弱者とは言わせない。復讐のとき
この話のハイライトは、姉・奈々子の「賢く戦え」という強いメッセージです。理々子の「お金がないから離婚できない」という現実的な弱さを正面から受け止め、それを克服するための「最後の証拠」の必要性を説きます。
突撃という恐ろしい作戦を決行する背景には、「子どもたちを守る」という理々子の揺るがない決意があるのがわかりますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










