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離婚か再構築か…不倫夫に悩む妻と姉の【最強タッグ】が生まれた瞬間|夫とラウンジ嬢の嘘つき不倫

3人の子を持つ主婦・理々子は、夫・サトルのワイシャツからラウンジの高額レシートを発見。サトルは嘘を重ねるが、理々子は姉の助言で冷静に証拠集めを開始することに。GPSを確認すると、夫がラブホテルにいたことを突き止めますが、証拠をつきつけてもなお巧妙に否定する夫とラウンジ嬢の嘘に憤りを覚えます。理々子は感情を捨て、子どもの生活を守るための判断を下すことに。『夫とラウンジ嬢の噓つき不倫』第4話をごらんください。

©ママリ/画像の生成にAIを活用しています

🔴【第1話から読む】急に増えた「飯いらない」→1枚のレシートで【家族の幸せ】が崩れた瞬間|夫とラウンジ嬢の嘘つき不倫

経済的な自立の難しさから離婚に踏み切れない理々子に、姉は冷静な助言をする。2人はついに、妻を見くびって不倫を続ける2人に制裁をする準備を始めて―――。

突撃することを提案する姉

動画 PIXTA

姉はどうしようもない夫との離婚を勧めたけれど、私は3人の子どもたちの顔が、どうしても頭から離れませんでした。

「真澄は来年小学生。竜司はまだ幼稚園。茉奈はまだ1歳。私1人で養う自信は正直ないよ。離婚して養育費を得られたとしても、いざというときに私1人で3人を守り続けられるかどうか…」

私の本音を聞いた姉は、一瞬の沈黙の後、椅子を引いて私の隣に座った。

「うん。そうだね…。ごめん、私も感情的になりすぎたけど、理々子の立場になればたしかにそうだと思う」

姉は、私の恐怖を真っ向から受け止めてくれた。

「でもね、だからこそ、あなたは冷静に、賢く戦うべき。うまく証拠を取って、言い逃れできない状態にして主導権を握ろう」

姉は冷静に今後やるべきことを整理しました。

「まだGPSでの追跡はできるんでしょう?女と会う日を特定して突撃して、証拠動画を撮ろう」

突撃。その言葉を聞いた瞬間、私の胃がキューッと締め付けられます。そんな状況、ドラマの中でしか見たことがありません。

「で、でも、もしサトルが逆上したら…」
「大丈夫。私も一緒に行くし、下手な行動ができないように外で人目がある状態でやろう。その方が安全だよ」

決定的な動画を取る覚悟する

女性 後ろ姿 PIXTA

その夜、私たちは詳細な計画を立てた。夫が何度か訪れているラブホの場所、サトルの予定からの行動予測、そして姉と私の役割分担。撮影は姉がしてくれることになった。

「動画は、あなたが離婚を決意するまでの間にも、今後のサトルさんの行動を制御するための武器になるから、絶対なくさないようにね。データは私も持っておくようにするから、仮に片方がサトルさんに消されても大丈夫」

姉の言葉は、まるで軍師のようで、突撃の準備は着々と進みます。子どもは「姉妹で食事に行くから」という理由で、実家で預かってもらうことができました。本当に感謝しかありません。

そして、夫が「土曜出勤で夜まで戻らない」と言っていた運命の土曜日。GPSを頼りにラブホテルへと向かいました。夫には「ラウンジの女性からの返信で納得できたよ。あなたは潔白だし、GPSも位置がズレただけなんだね」と騙されたふりをしていたので、夫は安心しきったのかGPSを解除していませんでした。

「理々子、行こう。絶対、怯んじゃダメ。あなたは正しいんだからね」

姉の力強い言葉を胸に、私たちはホテルの出口が見える場所に車を停めました。戦いの火蓋は切って落とされたのです―――。

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あとがき:弱者とは言わせない。復讐のとき

この話のハイライトは、姉・奈々子の「賢く戦え」という強いメッセージです。理々子の「お金がないから離婚できない」という現実的な弱さを正面から受け止め、それを克服するための「最後の証拠」の必要性を説きます。

突撃という恐ろしい作戦を決行する背景には、「子どもたちを守る」という理々子の揺るがない決意があるのがわかりますね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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