🔴【第1話から読む】まだ小2なのに「生きるのがつらい」→教室で泣き止まなくなった娘|小2のお友達トラブル
担任の先生が、娘に金銭要求をした子の親に連絡を取っていなかったと知り、憤るゆうか。今回こそはまともな対応を、と、無事娘のお友達のママとの対面を約束してもらうことにしました。
母として怒るゆうか、しかしそれよりもやるべきこと
「先生……信じられません。娘はずっと怖がっていたんですよ?」
私は声を荒らげそうになるのを必死で堪え、できるだけ冷静に言いました。
「はい……おっしゃる通りです。本当に申し訳ありません。弁解の余地もございません」
先生はただただ謝罪を繰り返すばかりでした。怒りをぶちまけたい気持ちはありましたが、ここで先生を追い詰めても事態は好転しません。まずはももかの環境を変えることが最優先です。 私は大きく深呼吸をして、心を落ち着かせました。
「……過ぎてしまったことは、もう戻せません。ですが、これからは2度とこのようなことがないようにしてください。そして、早急に話し合いの場を設けてください」
「はい、必ず。 すぐにゆずちゃんのお母様に連絡を取ります」
数日後、放課後の学校の会議室に、私と担任の先生、そしてゆずちゃんのお母さんが集まりました。 ゆずちゃんのお母さんは、少しおどおどとした様子で入ってきました。仕事帰りのような地味な服装で、疲れた表情をしていました。
私が重い口を開き、今回の経緯をすべて説明しました。
ももかが「生きるのが辛い」と泣いたこと。
ゆるちゃんがわざと転んで罪を着せたこと。トイレに閉じ込めたこと。そして、お金を要求していたこと。
これに加え先生は自分のミスでお金の件を伝えていなかったことも正直に話し、私とゆずちゃんのお母さんに深々と頭を下げました。話を聞いている間、ゆずちゃんのお母さんの顔色はどんどん青ざめていきました。そして、お金の話が出た時は手で顔を覆い、肩を震わせました。
「……すみません。本当に、すみません……」
ゆずちゃんのお母さんは、消え入りそうな声で謝罪しました。
相手のお家の事情は、確かに複雑。だけど…
「うちの子が、そんなことをしていたなんて……全く気づきませんでした」
彼女は涙を拭いながら、ポツリポツリと家庭の事情を話し始めました。
「実は、夫と1年前に離婚しまして……。それからは私が朝も早く帰りも遅くて……ゆずには寂しい思いばかりさせていました」
ゆずちゃんのお母さんは、自分を責めるように言葉を続けました。
「ゆずは、家ではいい子にしようと頑張っていましたが、外でそんなことをしていたなんて。ももかちゃんの優しさに甘えて、独占しようとしたのだと思います。完全に、私の監督不行き届きです。本当に申し訳ありません」
彼女は椅子から立ち上がり、私に向かって深々と頭を下げました。 その姿を見て、私は少しだけ胸が痛みました。もちろん嫌がらせは許せる内容ではありませんが、ゆずちゃんもまた、何かに追い詰められていたのかもしれません。
「ゆずちゃんママ、顔を上げてください」
私は言いました。
「事情はわかりました。ただ、娘は本当に傷ついていましたので、今後はないようにお願いします」
「はい、家に帰ったら、ゆずとしっかりと話し合います。ゆずにはももかちゃんに直接謝罪させます」
話し合いは、ゆずちゃんのお母さんが誠心誠意謝罪してくれたことで、ひとまずの決着を見ました。先生も、今後は休み時間の様子を注意深く見守ると約束してくれました。
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あとがき:親同士の話し合いで見えた、解決の糸口
相手の子の家の事情を知ることもでき、注意もしてくれるということでいったん落ち着きました。ここまでゆうかも、ももかちゃんもよく頑張りました。
果たしてお友達は変わることができるのでしょうか?ゆずちゃんのお母さんがしっかりと話してくれることを願うばかりです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










