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🔴【1話から読む】夫の不倫を匿名DMが密告！「まさか…」妻をおそう疑惑の闇
綾子は沙希の問いに答えず、その場から逃げ去ってしまいました。沙希は証拠を完全に固めるため、夫と共にかくしカメラの映像を確認しました。真実を知り、ショックを受けた和人…。沙希夫婦は、綾子の自宅を訪れ…。
かくしカメラに写っていた衝撃映像に絶句！
綾子は、沙希の問いに何も答えず、もみあいの末に走り去ってしまいました。
沙希は、ポストに残された手紙を確認しました。そこには、
「奥さんも不倫中ですよ。旦那さん気を付けてくださいね」
と書かれており、すべて綾子の仕業だと確信しました。
ポストはカギがかかっており、一度、入れた手紙は容易には取り出せない構造になっていたため、綾子はあせっていたのでしょう。
夜になり、沙希は帰宅した和人に手帳を見せ、かくしカメラの映像を確認しました。カメラには、深夜に綾子がポストに手紙を入れる姿が…。そして、その翌日、敷地内で沙希に遭遇し、逃げ出す姿がはっきりと映っていました。
事実を知ったママ友の夫…
「そんな…あの人がこんなこと…」
和人は、親切なママ友だと思っていた綾子の行動に、大きなショックを受けていました。
翌日の土曜日、沙希と和人は手帳とカメラの映像を携えて、綾子の家を訪れました。
出てきたのは、綾子の夫でした。
綾子の夫は、綾子が昨晩から様子がおかしく、「起き上がれない状態」だと説明しました。
沙希は手帳を渡し、一連の事情を説明すると、綾子の夫は驚愕した様子でその場に立ち尽くしていました。
「まさか、妻が…本当に申し訳ありません…」
綾子の夫は、この事実を深刻に受け止め、「夫婦でしっかり話し合いをする」「もう、迷惑はかけない」と、深く頭を下げて謝罪しました。
ママ友の抱える心の闇が明かに
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その後、沙希のLINEに綾子からメッセージが届きました。
「ごめんなさい。前から沙希さんの夫がうらやましかった。自分は夫とうまくいっておらず、うまく別れさせて和人さんと付き合いたかった」
綾子が抱えていた本心は、夫婦間の不満と、沙希夫婦への深い嫉妬だったのです。
しばらくして、綾子は一家で引っ越していきました。
この一件で、沙希と和人の間にあった不信感は消え、深い絆が生まれました。
2人は、虚偽の「不倫疑惑」を乗り越えましたが、この件はトラウマになっており、沙希は今でも自宅前のカメラを設置したままにしています。
「和人…一瞬でも、あなたのこと、うたがってごめん…」
「今回のことは、だれも予想できないようなできごとだった。不安になって当たり前だよ」
2人はこれからもお互いを信じ、支え合っていくことを改めて誓い合いました。
🔴【1話から読む】夫の不倫を匿名DMが密告！「まさか…」妻をおそう疑惑の闇
あとがき：ママ友の嫉妬と支配欲
虚偽の「不倫疑惑」の真相が、ママ友の「嫉妬と支配欲」だったことが明らかになります。
「かくしカメラ」「手帳」という確固たる証拠がそろったことで、事件は解決へと向かいます。
そして、沙希夫婦は絆を取り戻しました。綾子の動機は、自身の「夫婦関係の破綻」と、「他人の幸福への羨望」という、複雑な心の闇を示していました。沙希がカメラを設置し続けたことは、この経験がもたらしたトラウマの深さを物語っていますね。
予想もしない身近な人物のうらぎりと、夫婦関係の絆について考えさせられるエピソードでした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
