🔴【第1話から読む】人懐っこい“保育園ママ友”→気づかなかった【好意の裏にある依存心】|粘着質なママ友
毎日のように続く森崎さんの愚痴。内容は決して共感できるものではありませんでした。さらに、子ども同士のトラブルでの価値観のズレにも不安が募りました。
ママ友の嫉妬
森崎さんとの近すぎる距離は、気づけば日常のあちこちで重く影を落とすようになっていました。ある日、私は保育園の帰り道で別のママ友・山本さんと立ち話をしていました。世間話や、お互いの子どものことなどについて話していると―――。
森崎「……楽しそうだね」
背後から、湿り気を帯びた声がしました。振り返ると森崎さんが、じっとりとした目つきで私たちを見ていたのです。山本さんと話し終わると、森崎さんがすぐにやってきます。いつものように笑顔を浮かべてはいますが、その目は笑っていませんでした。
森崎「山本さんと話してるときの紗季さん、楽しそうだったね~」
私「え......?どういうこと?」
森崎さんの声には、じわりとした嫉妬がにじんでいるように感じました。その日から、私は誰かと話すたびに森崎さんの視線を感じてしまうようになりました。
悪いことをしているわけではないはずなのに、体に力が入り、会話に集中できなくなってしまうのです。さらに、習いごとの話でも異常さが現れ始めました。
私「悠人、スイミングの体験に行かせてみようかなと思ってて」
森崎「え!うちもやらせようかな。今やってる空手、辞めさせてもいいと思ってたし」
何気なく言った一言に即答された時、背中が凍りつきました。私が一歩進めば、森崎さんも同じ方向へ進む。まるで、私の人生の筋道に、ぴったりと自分を重ねてくるようでした。
過去のトラブル
家でも落ち着かなくなり、食卓でため息をつくことが増えてしまいました。
夫「大丈夫? 最近、なんか元気ないけど」
私「……正直、ちょっとしんどいママ友がいて」
夫「ママ友なんてムリしてまで付き合うもんじゃないだろ?」
夫の言うことはもっともです。でも、私としては保育園という日常の場で起こっているからこそ、簡単に線を引けないと感じていました。そんなある日、山本さんが声をかけてきました。
山本「桜井さん、少し話せる?」
私「うん……どうかした?」
山本「森崎さんのことなんだけど......年少クラスのときに仲が良かった人と揉めたって聞いたことがあるんだよね…」
やっぱり―――胸の奥にあった重たいものが確信に変わりました。
山本「桜井さんは無理してない?ちょっと距離感近すぎるかなって心配でさ…」
その言葉を聞いた瞬間、張り詰めていた糸が緩みました。そして、ようやく気づきました。私はひとりで抱え込む必要なんてなかったんだ、と。しかし問題は、そう簡単には終わりませんでした。むしろ、このあとが本当の地獄の始まりだったのです―――。
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あとがき:日常の侵食
依存的な関係は、気づかないうちに日常を侵食します。監視されているような感覚、選択を奪われる不安。しかし、味方がいると気づいた瞬間、人は少しだけ楽になれたようです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










