🔴【第1話から読む】双方合意で建てた“二世帯住宅”→【関係悪化】につながってしまった理由|義父母との同居を解消した話
新居購入後、義父母との同居生活がスタートしたは良いものの、真奈帆の嫌な予感は的中。育児の面でも生活の面でも、義父母に気を使いながらの生活はとても住みにくい環境でした。なんとか我慢して耐えていた真奈帆でしたが、突如義父母からとんでもない打診をされて…。
新居に義妹も合流?
ある日突然に義父母から突如として告げられた内容。それは、義妹がこの新居に一緒に住むことになったというものでした。
真奈帆「え、それはもう決まってしまっていることですか?」
幸夫(義父)「うん、そうなんだよね」
真奈帆「その、決めてしまう前に事前に教えていただければ…」
道代(義母)「私達の娘だし、ここはみんなの家なんだからいいじゃないの」
真奈帆「それはそうですけど…。妹さんとは私も数回しかお会いしたことないので、ちょっとだけ心の準備をしたくて…」
「正直そうなってくると、今の家には住みづらいです」という言葉が喉まで出かかって、なんとか抑えました。私が意見をしても、聞いてくれる状況でないことはわかっていたので。
道代「まあ空き部屋もあるし、ずっとじゃないのよ。仕事の都合で2年間だけですって」
真奈帆「は、はぁ…」
幸夫「子ども達の面倒も見てくれると思うぞ。若いし子ども好きだったと思うから」
道代「2年間だけ、お願いね?」
私の有無を言わさずという感じで、あれよあれよと同居が決まってしまいました。
夫に義妹同居の件を伝えると…
暉仁にこのことを伝えると、暉仁もこのことはまだ聞いていなかったようでした。
暉仁「は?それもう決まってんの?」
真奈帆「うん、決まってるからよろしくって言われたよ…」
暉仁「おいおい、俺達に相談もなしに…」
真奈帆「私、急に同居だなんて考えられないかも」
自室で暉仁に話をしながら、不満をぶちまけてしまいました。やめておこうと思っても、この時はもう止まらなかったのです。
でも、暉仁は身内の肩を持つことはなく中立的な立場になって、私の気持ちを理解してくれました。
暉仁「どうにかうまくやり過ごす方法はないかな」
真奈帆「それなんだけど、もう決定事項を曲げることはないと思う」
暉仁「まぁ、そうかもしれないけど…」
真奈帆「暉仁が良ければ、私のお母さんに相談してみようかなって」
暉仁「相談?どうするの」
真奈帆「2年間だけでも、私の実家に帰れないかなと思って」
同居を決めたのは義両親で、義妹が悪いわけではないですし、向こうだって気を使うはず。であればその期間、私は母に頭を下げて実家で暮らす方が良いかもしれないと考えました。これが唯一の突破口だと思ったのです。
🔴【続きを読む】二世帯住宅を抜け出して実家に“避難”→義実家の勝手な要求にウンザリ|義父母との同居を解消した話
あとがき:家族間でも報連相は大切
皆でお金を払ってその家で暮らしている以上、家族であっても報連相は必要でしょう。
ましてや同居する相手が増えるなんてことは、同居人皆の承諾があってはじめて許される事項ではないでしょうか。
ただ、この状況だと義父母は家を私物化して考えてしまっていますね。どちらかの気遣いが欠けてしまうと、こうやって不満が生まれ歯車が合わなくなっていきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










