🔴【第1話から読む】借金残して蒸発した「悪魔」のような母→幸せな私に忍び寄る【最悪の再会】|別れた父と母の板挟みになった話
サツキは両親に自分の意志を告げる。父には「私の人生を縛らせない」と、母には「悪口は許さない」と毅然と境界線を引いた。毒親の呪縛を脱ぎ捨てた彼女は、自分の家族と共に、確かな一歩を踏み出し始める。
父との約束
私はまず、父に電話をかけました。
「お父さん。この前のことだけど、私はお母さんと会うのをやめない。お父さんが傷つくのは分かってる。でも、私にとっては今の育児に欠かせない助けなの。お父さんには心から感謝してるし、尊敬してる。でも、私の人生の選択を縛らないでほしい」
電話の向こうで父は絶句していました。
「……お前、あいつに洗脳されたのか」
「違う。お父さんの苦労は忘れない。でも、私は私の家族を守るために、使える手は全部使おうと決めたの」
父はしばらく沈黙した後、「……勝手にしろ」と言って電話を切りました。でも、それ以来、母を非難するような連絡は来なくなりました。父なりに、私の決意を察したのかもしれません。
母とも約束を
次に、母にも釘を刺しました。
「お母さん、和人の面倒を見てくれるのは感謝してる。でも、お父さんの悪口を言うのは絶対に許さない。お母さんがやったことは消えないし、私はお母さんを100%信用してるわけじゃない。
これ以上、自分を正当化するなら、二度と和人には会わせられない。これが今の私の考えだよ。わかってくれる?」
母は驚いた顔をしていましたが、私の真剣な目に気圧されたのか
「……わかったわ、気をつけるわね」
と小さく頷きました。
父は父。母は母。そして私は私
あれから数か月。 私は今、とても心が軽いです。 父の愚痴は聞きますが無理に同意しませんし、母の話にも違うと思ったら反論します。板挟みの苦しみから解放されました。
過去は変えられない。親も変えられない。 でも、私は私の大切な家族……オサムと和人と共に、新しい思い出を作っていくことができます。
「ママ!公園、いく!」
「いいよ、和人。今日はパパも一緒だよ」
青空の下、駆け出す息子を追いかけながら、私は確信しています。 毒親に振り回される人生は、もう終わり。 私は、私の足で、私の幸せを歩いていくのだと。
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あとがき:呪縛を解き、自分の人生を生きる
ついにサツキが勝ち取ったのは、親との決別ではなく「心理的な自立」でした。父を立てつつもNOと言い、母を利用しつつも甘やかさない。この絶妙な距離感こそが、毒親に振り回されないための最強の武器です。
過去も親も変えられないけれど、自分の受け止め方次第で未来は変えられる。青空の下、息子を追いかけるサツキの清々しい姿は、すべての「娘」たちへの希望の光となるはずです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










