🔴【第1話から読む】“わけあり退職”した義兄→「充電中だから…」甘やかす親族にモヤモヤする嫁|義兄との借金トラブル
義家族のおかげで、ようやく義兄の借金を半分返してもらい、借用書も得た春奈たち。夫婦愛を取り戻したのもつかの間、家に帰った途端、義兄が襲来したのです。
義兄が怒鳴り込んできた
義兄「優太、なんだよお前、俺をハメたのかよ」
義実家から私たちを追ってきた義兄は、ずかずかとリビングに上がり込んできた。
優太「兄さんこそ、退職の理由はウソだったんじゃないか」
義兄「理由はどうあれ、生活がきついから借りただけだろ?優太も納得して貸してただろ」
優太「俺は兄さんが回復するまで手助けしようと思っただけで、退職理由がウソなら貸すつもりはなかったよ」
義兄「なんだよ冷たいなお前、家族だろ?」
義兄の反省しない態度に。ついに夫も我慢の限界がきたようだった。
あの夫が義兄を追い返した
優太「今は俺には春奈もいるんだから、こっちの生活が大事だよ。期限通りに返さないなら、訴えるから」
義兄「は?」
優太「借金返さないなら縁を切る。俺は本気だよ」
優太の表情は、怒りよりも悲痛さをにじませている。
優太「出て行ってくれよ。もう話すことなんてないから」
いつもは柔和な優太が身を震わせて怒るのを見て、義兄も言葉を失って出て行った。義兄が出て行ったあと、優太は脱力していたが、たった一言「言えてよかった」とだけつぶやいていた。
夫が家族のために大きな勇気を振り絞ってくれたことを、妻として感謝した瞬間だった。
穏やかな日常を取り戻す
それから義兄と亜美さんはわが家へ来なくなった。3か月後には、舞さんから「あの2人、別れたらしいよ」と聞かされる。そして義実家での話し合いから1年経ったころ。ようやく全額返済してもらえたと、優太から伝えられた。
春奈「よかったね」
優太「兄さんも正社員として働き始めたらしいよ」
直接お金を返してもらった優太は、久しぶりに兄弟間で会話を交わしたようだ。そこで、義兄はこんな話をしたという。
義兄「お前がこっぴどく言ってくれて良かった、春奈さんにもよろしく伝えてほしい」
もともとは真面目だったという義兄。これを機にまた生活を立て直してくれることを願うばかりだ。
100万円と笑顔を取り戻したわが家。笑い合う中、私は大きくなったおなかをなでている。あの事件からほどなくして授かった新たな命。きっと優太となら、協力して育てていけるだろう。
あとがき:離婚危機を乗り越え、新たなステージへ
「お金の切れ目が縁の切れ目」という言葉もありますが、考えを改めればやり直せるのも家族間の絆というものでしょう。気弱だった優太も、春奈や家族たちの支えのおかげで、愛する兄に対し「これは間違っている」という事実を認識し、強く出られたようです。
義兄も、きちんと考え直したおかげで正社員の道を開けたようで、トラブルも無駄ではなかったようですね。絆を深めた若い夫婦。今後は子育てのステージで、奮闘していくことでしょう。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。










