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「するする詐欺」が招いた最悪の結末…突きつけられた"離婚"の真相|夫婦げんかに巻き込まれた話

屋久佳子(やひさ かこ)には、有井美優(ありい みゆ)という歳下のママ友がいました。美優は夫の友人の妻…ということもあり、佳子は彼女と仲良くしていました。しかし、美優からの悩み相談にモヤモヤし始めて…。ママ友夫婦のトラブルに巻き込まれた体験談、『夫婦げんかに巻き込まれた話』最終話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】「妻が帰ってこない」夫の友人から悲痛なSOS、電話越しに彼女が告げた"衝撃の現在地"

「別居する」「離婚する」と、"するする詐欺"でグチばかりをこぼしていた、美優。この件には「関わらない」と宣言した、佳子だったが、なんと悟の方から「離婚する」という決断が下され…。

夫側に限界が来る時…

男 悩む PIXTA

美優さんが、アレコレと言い訳をして、今後の関係性をうやむやにしていた中、決断を下したのは、「夫側」の悟さんでした。

私がこの問題を静観すると決めてから、一か月もたっていませんでした。

「俺、美優と離婚しようと思う。らちが明かないから、美優のお父さんにも連絡した」

そう、悟さんから連絡がきたと、瑠衣人から聞いた瞬間、「ああ、悟さんに限界が来たんだな」と理解しました。

それも、「美優さんのお父さんにも伝えた」というのですから、本気でおわらせるつもりだったようです。

義父からの説得(悟視点の話)

祖父 謝る PIXTA

「お義父さん…自分が不甲斐ないばかりに、このような決断となってしまったこと、謝罪いたします」

もう、限界だったー。

「彼女を幸せにしたい」と思って結婚したはずで、「何があっても大丈夫」だと信じてうたがわなかったのに…。一度、崩れてしまったものを修復することが、俺にはできなかった。

「突然のことにおどろいたよ。どういうことだ」

「悟がだらしないから…私が注意して。そしたら逆ギレ…で、けんかばっかりの毎日だからいやになったんでしょ」

「こういう判断をすることしかできなかった僕に、責任があると思います。言い訳をする気もありません。ただ、本当に罵倒されることは覚悟の上で、僕たちの離婚を認めていただきたいです」

「2人で話し合った結果か?」

「別に話すまでもなかったし」

「ならどうして、お前は不服そうなんだ…美優」

「ムカつくから!そもそも、悟から離婚切り出したみたいな感じ出してるけど、私の方がずっと言ってたからね!離婚したいって!」

「何だって?それは事実か」

美優はこの確認の意味を理解していなかったようだ。

「当たり前でしょ!!」

「…当たり前だ?何が当たり前だ!!」

「痛っ!!」

お義父さんは、美優のほおを平手打ちしました。

突然、大声をあげながら娘をぶつ義父の姿に、おどろいて硬直してしまった。

「離婚したいなんて…!軽々しく、おどし文句のように言うもんじゃないだろうが!!離婚したい離婚したいと言われ続けてみろ…お前は、悟さんの気持ちを考えたのか!」

「考えたってわからない!こんな人のことなんて!!」

お義父さんは、涙を流す美優の横で、頭を下げて謝罪してくれた。申し訳なさそうな顔でうつむく義父を見ながら、それでも変わることのない気持ちを再確認した。

グチはほどほどに

相談 男友達 背中 スーツ PIXTA

「離婚することになりました」

悟さんから報告を受け、私たちはこの話を聞きました。

そして、悟さんは、私たち屋久夫婦に深々と頭を下げたのです。

「本当に、色々迷惑かけてごめん…」

「いや、ちゃんと話が着いたなら良かった。お義父さん、いい人だな」

「ああ。本当に、助けられた」

「…後悔はないんだろ?」

「うん」

「すぐに気持ちを切り替えるってのもむずかしいと思うし…お前の気が晴れるまで、なんだって付き合うから、一緒に前を向いてこうぜ」

「いい友人を持ったな、俺は」

それから、しばらくして…。つかれ切っていた悟さんも、少しずつ元気を取り戻し始めていると、瑠衣人から状況を聞きました。

私も美優さんと関わることはなくなり、悩む日々は解消されました。

あまりにも度を超えた「グチこぼし」は、相談にとどまらず、相手に負担を強いるだけです。この件をきっかけに、少しでも多くの人に、相談の仕方を改めて見つめ直していただけたらなと思います。

🔴【第1話から読む】「妻が帰ってこない」夫の友人から悲痛なSOS、電話越しに彼女が告げた"衝撃の現在地"

【全話読む】
夫婦げんかに巻き込まれた話

あとがき:取り返しがつかなくなる前に

いくら、信頼できる間柄であったとしても、小さなケンカが積み重なると、取り戻せないところまで、相手を追い込んでしまうことにもなりかねません。ケンカしそうになった時は、一度、冷静になって考えてみることも必要ですね。

そして、佳子の言うように、度を超えた「グチこぼし」は、相手にストレスを与えてしまうきっかけにもなります。お互いに思いやりを持って、ほどよい距離感で付き合っていけるといいですね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】夫婦げんかに巻き込まれた話

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