🔴【第1話から読む】妊娠中の妻を置いて「飲み会三昧」→ガブガブ飲んで帰る夫への不満|泥酔夫を締め出した話
忘年会シーズン、22時の門限を守らない恭司。電話をかけるも彼は逆ギレし、「家で寝ているだけ」となおを侮辱する。ついに何かが切れたなおは、外が暴風雨になる中、玄関のドアチェーンを力強く差し込むのでした。
今日も門限を平気で破ろうとする夫
「22時には帰ってきて」そう約束していたまさにその時刻。スマホの画面には、恭司からの連絡は一切ありません。
私はスマホを手に取り、彼に電話をかけました。 呼び出し音が長く続いた後、ガヤガヤとした騒音とともに、呂律の回っていない声が聞こえてきました。
「……もーしもーし?」
「恭司、今どこ? 22時だよ。帰る時間でしょ」
「ああ?なおか。今さ、まだ店なんだよ。ほら、元上司の松本さんが離してくれなくてさー」
後ろで誰かの笑い声が聞こえます。
「さっき言ったよね? 22時過ぎたらチェーンかけるよって」
「……ええー? 固いこと言うなよ」
「門限は守るって言ったよね」
「わかった、わかったって。すぐ帰るから。じゃあな」
ブチッと電話が切られました。
私の忠告は届かなかった
そこから、1時間が経過しました。23時。雨音はさらに激しくなり、窓ガラスがガタガタと震えています。 再度電話。……出ない。3回目でようやく繋がりました。
「……恭司?」
「おー、なお。今ね、代行待ってるところ……」
明らかにさっきより声が重い。さらに飲み足したのでしょう。
「まだ店にいるの? さっき『すぐ帰る』って言ったよね?」
「……うるさいなあ。俺だって付き合いがあるんだよ。お前みたいに家で寝てるだけじゃねえの」
その言葉に、私の中でプツンと何かが切れました。
「……わかった。もうチェーンかけたから。帰ってこなくていいよ」
「え? 帰らなくていいの?じゃあ俺もう1軒いこうかな~」
彼は私の言葉の意図を理解していないようでした。
夫の態度に限界を感じた
さらに1時間後。深夜0時。予報通りの暴風雨です。私はもう一度だけ、最後の慈悲として電話をかけました。
「いい加減にして。今どこにいるの?」
「……あ? まだ店だよ……。お前、さっき帰ってこなくていいって言ったじゃん……」
「もういい本当に今日は家に入れないから。もう一緒にいたくない」
「わかったよ! 一緒にいたくないんだろ。わかったわかった。好きにしろよ!」
逆ギレ。いつものパターンです。 彼は一方的に電話を切り、その後は何度かけても電源が切られているのか繋がりませんでした。
私は玄関へ行き、重い金属の音を立てて、ドアチェーンをしっかりと、奥まで差し込みました。
「……もう知らない。頭冷やしてよね」
🔴【続きを読む】「あなたの態度が毒」暴風雨の中で【玄関にチェーン】夫を締め出した妻|泥酔夫を締め出した話
あとがき:導火線に火がついた瞬間
ついに、なおが行動を起こします。決定打となったのは、家を守る妻への「家で寝ているだけ」という無神経な一言。命を育む尊さと大変さを無視された時、愛は一瞬で冷めるものです。外の暴風雨は、なおの激しい怒りと、これから恭司に降りかかる「報い」の象徴。
チェーンをかける重い金属音は、彼女が自分自身と赤ちゃんの尊厳を取り戻すための号令なのです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










