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「恥を知れ」助けを求めた義母からの𠮟責に、更生を誓う|児相に子どもを保護されました

かつてヤンキーカップルだった優子と浩介は、互いに熱烈に愛し合いながら結婚し優太という可愛い息子にも恵まれました。二人は第三者としてある人物に相談しにいきますが、待っていたのはとても強い喝でした。「児相に子どもを保護されました」第3話をご覧ください。

🔴【第1話から読む】児相に子どもを保護されました

優太が児童相談所に連れていかれ、茫然自失の優子と浩介。親としての壁にぶち当たった二人は浩介の実家へ、相談に向かいますが…。

親未満の二人への叱責

怒る PIXTA

優太がいなくなった家は、驚くほど静まり返っていました。
散らばったおもちゃ、食べかけの夕飯。つい数時間前まで、ここには家族の温もりがあったはずなのに。
私と浩介は、一言も交わさぬまま、朝を迎えました。

翌日、私たちは藁にもすがる思いで、浩介の実家を訪ねました。
義母は、地元でも評判のしっかり者です。浩介が荒れていた時期も、決して見捨てずに更生させた強い女性でした。
私たちは、起きたことをすべて話しました。仕事のストレス、喧嘩、そして優太が連れて行かれたこと。
話し終えると、義母は長い沈黙の後、深く溜息をつきました。

「……情けないね。本当に、情けない」

義母の声は、怒りというより、深い失望に満ちていました。

「母さん、俺だってわざとやったわけじゃ……」
「言い訳はやめなさい、浩介!」

義母がピシャリと言い放ちました。

「児相の職員さんが言ったことは、一文字だって間違っちゃいないよ。あんたたちは、自分たちの感情が一番なんだ。優太の気持ちなんて、これっぽっちも考えてこなかったんだよ」

私はうつむき、膝の上で拳を握りしめました。

「ヤンキーだったからとか、仕事が大変だったからとか、そんなのは親にならない理由にはなっても、虐待していい理由にはならない。あんたたちはね、『大人』になりきれていない子どもなんだよ。その尻拭いを、四歳の優太にさせてるんだ。恥を知りなさい」

義母の言葉は、刃のように私の心に刺さりました。

「自分たちの愚かさを、2人でとことん考えなさい。今のままじゃ、優太を返してもらったって、また同じことを繰り返すだけだよ。優太にとって、今のあんたたちは『パパとママ』じゃない。ただの『怖い大人』なんだから」

義母に一喝され、私たちはトボトボと自宅へ戻りました。

話し合った末の結論

怒る PIXTA

「……俺、どうすればいいか分かんねえよ」

浩介がソファに顔を埋めました。

「離婚、する?」

私が震える声で尋ねると、浩介は勢いよく顔を上げました。

「冗談じゃねえ! 俺は、お前と一緒にいたい。優太と3人で暮らしたい。離婚なんて絶対しねえ」
「私も……私も、浩介と離れたくない。でも、このままじゃ優太が……」

私たちは、初めて「自分たちの問題」と正面から向き合いました。
愛し合っていることは間違いない。けれど、その愛の形が歪んでいたのです。
私たちは感情のコントロールの仕方を知りませんでした。気に入らないことがあれば声を荒らげ、力で解決しようとする。それが私たちの育ってきた世界の「ルール」だったからです。

「変わらなきゃ。絶対に」

私が言うと、浩介も強く頷きました。

「ああ。優太のために、まともな人間にならなきゃいけない。……もう、あんな悲しい顔はさせたくねえ」

私たちは、優太を取り戻すための、そして自分たちを作り直すための「計画」を立て始めました。
それは、これまで目を逸らしてきた「自分たちの弱さ」を認めるという、痛みを伴う作業でした。
カウンセリング、勉強、環境の改善。
やるべきことは山積みでした。けれど、やるしかない。
あの子の笑い声を、この家に取り戻すために。

🔴【続きを読む】「息子を取り戻す!」立派な親になるために、更生の道を歩みだした夫婦

あとがき:二人は前進できるのか?

自分たちの愚かさに改めて向き合うことができた二人。果たして優太のために、親として変わることができるのでしょうか?
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】児相に子どもを保護されました

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