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スポ少の「親カースト」が崩壊→ボスママと取り巻きが真っ青になった“大事件”

主人公・春子の小5息子・桃太は、スポ少の野球チームでけん命に練習に励んでいます。そんな息子を心から応援する一方、保護者の間には「階級制度」が潜んでいることに気づきます。同じ5年生のママ・秋乃は、まるで女王様のように振る舞い、専業主婦の春子を見下しています。そして春子は「5年生以下の送迎担当」を命じられてしまったのです。逆らうことができず、ムリを続けてきた結果、とうとう高熱で倒れてしまいます。その日の朝、秋乃から電話がかかってきて責め立てられます。すると突然、息子がその電話を奪って…。スポ少内での保護者トラブルについて描いた作品『親がキツくてスポ少やめました』をダイジェスト版でごらんください。

【全話まとめて読む】親がキツくてスポ少やめました

「秋乃おばちゃん、聞こえてる!? お母さんは昨日だって、みんなのためにルート確認して、夜おそくまで準備してたんだ。それを、お荷物だなんて……そんなこと言うおばちゃんの方が最低だ!」

「は…はあ?桃太くん?だれに向かってそんな口……」

「チームの仲間なのに…病気の人をいたわるのが、あたり前なんじゃないの? ぼくは野球が大好きだけど…お母さんをいじめるような人がいるチームなんてやめてやる! お母さんをくるしめるくらいなら、野球なんてやらなくていい!」

桃太は一方的に通話を切ると、私のスマホをフトンの上に投げ出した。そして、私にしがみついて言いました。

「お母さん…もういいよ。ぼく、気づいてたよ。お母さんが秋乃おばちゃんにムリやり、いろんなことをやらされてるの。ぼくのせいで、お母さんが病気になっちゃうのはイヤだよ。もう、ムリしなくていいから……」 ※1

小さなヒーローに救われた日

土曜日の朝、高熱で起き上がることができない春子。そこへ、秋乃から怒りの電話がかかってきたのです。体調不良だと訴えても「自己管理不足」「無能」と罵声を浴びせられたのです…。

息子は、その会話が聞こえていたのでしょう。電話を奪うと思いの丈を秋乃にぶつけ、母を守ったのです。

息子の真っ直ぐな言葉

桃太の小さな肩がふるえている。私は彼を力のかぎり抱きしめた。

「守るべき対象」だと思っていた息子が、いつの間にか、こんなに強く優しく成長していた。

情けなさと、誇らしさと…そして、積年のうらみが溶け出すような解放感で、私は桃太と一緒に声を上げて泣いた。

その後、桃太は私のスマホを使い、野球チームのグループLINEではなく、個人的に仲の良かったチームメート数人に、ボイスメッセージを録音しておくった。

「お母さんが高熱でたおれたのに、秋乃おばちゃんにひどいことを言われた。ぼくはもう、このチームにはいたくない。みんな、今まで一緒に野球ができてたのしかったよ。バイバイ」

その率直なメッセージは、瞬く間に保護者たちの間に転送され、広がっていった。

桃太の純粋な怒りは、秋乃さんの暴政に耐えていた他の保護者たちの心を、はげしくゆさぶったのだった。 ※2

小学生の男の子に、ここまで言わせてしまうほど、スポ少の保護者の体制は腐りきっていたようです。桃太くんの言葉で、ようやく大人たちは自分がしてきたことに気づき始めます。

そして、スポ少は次第に崩壊していったのです…。

かつての名門チームの終わり

それから一か月後。私たちは、正式に「ライジング・スターズ」を退団した。

おどろいたことに、あの日を境にチーム内では、かつてない「反乱」が起きたそうだ。

桃太のメッセージを聞いた保護者たちが、「子どもにあそこまで言わせるなんて」「秋乃さんは異常」「自分の子どもに、あんな風にだれかを傷つける大人になってほしくない」と、次々に声を上げ始めたという。

秋乃さんに媚を売っていたママたちも、世間の目と批判をおそれ、一斉に彼女からはなれていった。

孤立した秋乃さんは、「次期会長」の座を辞退せざるを得なくなり、コーチもまた「指導力不足」を問われ、チームの立て直しを迫られたそうだ。

退団者は今も増えつづけ、かつての「名門チーム」は風前の灯火だという。

けれど、今の私にとって、それはもうとおい世界のできごとだった。 ※3

本来であれば、スポ少は子どもの健全な育成を目的としているはずです。それなのに、保護者同士の関係がドロドロしていたら…。悪影響を及ぼすのは、当然ですね。

なぜ、秋乃のような女王気質の人が生まれ、スポ少を牛耳っていたのかは謎です。しかし、体制に問題があったことは間違いなさそうです。

その後、桃太くんは別のサッカークラブに入り、楽しくスポーツを続けているそうです。自分と子どもを守るために、合わないと感じたら、ときには辞める勇気を持つことも必要ですね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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この漫画は、作者・もっつん(@mocchan_diary)さんが、発達障害のある息子と…

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引用元一覧

  • ※1 ママリ「母を守るため野球を捨てた息子「バイバイ…」涙のボイスメッセージ|親がキツくてスポ少やめました」(https://mamari.jp/78888,2026年5月10日最終閲覧)
  • ※2 ママリ「母を守るため野球を捨てた息子「バイバイ…」涙のボイスメッセージ|親がキツくてスポ少やめました」(https://mamari.jp/78888,2026年5月10日最終閲覧)
  • ※3 ママリ「名門チームの崩壊とボスママの末路…大人の「計算」不要な新天地で見えた光|親がキツくてスポ少やめました」(https://mamari.jp/78889,2026年5月10日最終閲覧)

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