防災の日に、赤ちゃん用の非常用グッズを揃えようと思ったら…液体ミルクが売ってない?!
2015年7月に双子ちゃんを出産したばかりの、タレント・東原亜希さん。
9月1日・防災の日の今日更新されたブログで、こんなことを綴っています。
赤ちゃんが産まれてから
非常用の備えをまだしてなくてずっとやらなきゃ、と思っていたけどズルズルズル。。。
とにかく今はミルクだけでも確保!と思って『液体ミルク』調べたら
日本では買えないの!?!?!? 出典: ameblo.jp
2009年に夫・柔道家の井上康生氏の語学留学に付き添い、イギリスで第1子を出産した東原さん。
イギリスで子育てをしていた時に当たり前のように売られていた『液体ミルク』が日本では販売されてないことに驚いたそうです。
東日本大震災の時、海外から輸入した『液体ミルク』があったってニュースで見た気がするけど
それ以来、なにも進展がないんですね。
ネットで調べて見た限りでは厚生省が認めてないとか。本当にそれだけの理由だったらびっくり。自分の子だったらって…本気で考えてもらいたい。 出典: ameblo.jp
日本ではあまり馴染みのない『液体ミルク』ですが、イギリスやアメリカなどでは、どこにでも売られているような一般的な商品なんだとか。
東原さんもイギリス在住当時は「保存がきくってどういうこと?なにが入っているの?」と疑ってしまい、使ったことはなかったと言います。
でも非常時はそんなこと言ってられない、今はすっごく欲しいです。と綴っています。
海外ではよく見かける、液体ミルクって何?
ぺットボトル容器にはいった乳児用のミルク。1回分のミルクがボトルに入っていて、キャップをあけて哺乳瓶用乳首を装着すれば簡単に使用できる便利なものなんだそうです。
災害時には安心できる水が調達しづらく、水があってもお湯を作れない。また、地震のショックで母乳が出ない、哺乳瓶がない、哺乳瓶が洗えないなどの環境も十分に考えられます。
そんな時に「調乳済みミルク」はミルクしか飲めない赤ちゃんにとってまさに命の綱です。
そして気になる成分ですが、赤ちゃんの口に入るミルクなので、もちろんいっさい問題はないそうです。水が不要で、最長1年の保存が可能なので災害用の備蓄としても大変優れた商品と言われています。
国内で手に入るのはネットで売られているごく一部のみ
ネットで買えるものもたしかにあるけど、在庫も金額もあまり現実的でないよね。。
もっと気軽に買えるようになって欲しいな~!
なんでも海外と比べるわけではないけどね、良いところはどんどん取り入れてくれるとより子育てしやすい国に!^ ^ 出典: ameblo.jp
東原さんもおっしゃるように、ネットで手に入る液体ミルクのほとんどが価格も在庫も一般消費者向けとは言いがたいものばかりのようです。
多くの液体ミルク導入賛成の署名から企業との販売に向けた取り組みが始まっています
液体ミルクの国内生産を目指し、過去にも何度か働きかけがあったそうなのですが、国内での販売には至っていないのが現状のようです。
何も起こらないにこしたことはないですが、もしもの災害時に状況も言葉もわからない赤ちゃんがお腹が空いて泣き叫ぶ姿を考えると不安で仕方ないですよね。
現在も乳児用液体ミルクの国内製品開発を後押ししようと、署名活動が行われています。
近い将来、日本でも液体ミルクが発売されることを祈ります…!