外食費の見直しは即効性ありです!
節約というと、まずは「保険や通信料の固定費の見直しから」といわれるようですが、今回は即効性を重視して、外食費の見直しによる節約術をご紹介します。
どれくらいの頻度で外食しますか?
皆さんは、どれくらいの頻度で外食しますか?我が家は、多い時で週2~3回は外食していました。
ここで重要なのは、「外食の質や内容」です。最近の外食を振り返ってみましょう。お買い物の合間にしたファーストフードでの食事、帰りが遅くなってしまった為に買ったお弁当など…
予定にない、なんとなくの外食が、意外と多くなっていませんか?お誕生日や記念日など、あらかじめ決まっている外食の方が少ないのではないでしょうか?
「なんとなくの外食」を減らすだけで、これだけ節約になるんです!
例えば、家族3人でファーストフードで食事をした時はどれくらいの出費でしょうか?
600円のセット(大人2人)、500円のセット(子供1人)を頼んだとして、合計は1,700円です。
これを毎週末1回、1ヶ月で4回していたとしたら、ファーストフードといえども1ヶ月で6,800円もの出費になります。更に、これを1年間続けたとすると、なんと81,600円です!!
この金額を見て、「なんとなくの外食」を減らすだけで、どれほどの節約になるのかを感じ取っていただけたでしょうか?
「なんとなくの外食」を簡単に減らすコツ
この節約術は「なんとなくの外食」を減らすだけの、いたってシンプルなものです。とはいえ、24時間365日無休で頑張るママ達。「休日ぐらい楽したい…」というのが本音ではないでしょうか?
そこで、少しでも簡単に「なんとなくの外食」を減らすコツをご紹介していきます。
コツ①節約を宣言して、家族の協力を得る
この節約術のやり方自体はとても簡単ですが、成功させる為には、しっかりと家族の協力を得ることがとても重要です。
今までしてきたなんとなくの外食をやめて、お家でご飯を食べるということは、これまでの休日の時間の使い方が多少なりとも変わるわけですから、前もって協力を得ていたほうがスムーズに実行出来ます。
しっかりと家族、特にご主人に説明をして、協力してもらえるように万全の体制を作ってから始めましょう!
節約を宣言する時は具体的に!
ご主人に節約を宣言するとしたら、たいがいはこんなセリフが思いつくのではないでしょうか?「これからは、なんとなくしてる外食を極力無くして、節約しようと思うんだけど協力してくれる?」悪くはないのですが、これだとちょっといまいちなんです。
ポイントはいかに具体的に伝えるかです。
例えば…「なんとなくの外食だけで、一ヶ月でこのくらいお金を使ってしまっているから、それを少しでも減らして、その分を旅行代に充てたり、今度の記念日にちょっといいレストランで食事したりしたいんだけど、どうかな?」
なんとなくの外食でいくら出費しているか、それを節約した分のお金をどう使いたいかを明確に伝えることがポイントです。
なぜ具体的に伝えないといけないのか?
なぜ、そこまで具体的に伝える必要があるのかをご説明します。
これは男性によって様々だとは思いますが、あまりにも「節約、節約!」と言ってしまうと、「俺の稼ぎが少ないから…」なんてプライドが傷付いてしょんぼりしてしまう方もいるのです。
これでは、節約どころか夫婦仲にヒビが…なんてことになってしまいます。
ですので、例えば…「あなた(ご主人)が、頑張って稼いできてくれたお金だから、使うなら旅行や子どもの学費など少しでも有意義なことに使えるように、生活費の使い道を見直したいの」
…というふうに、男としてのプライドを損ねないような伝え方をしましょう。そうすれば、きっとご主人も快く協力してくれるはずです。
コツ②お昼ご飯を食べてからお出掛けする
自宅で昼食を食べてからお出掛けするようにしましょう。お昼をまたいで出掛けると、必然的に昼食が外食になりがちです。
ちょっとしたお買い物ぐらいなら、昼食を食べてから出掛けても時間はたっぷりあります。せっかくの休日ですから、朝食と昼食を合わせてブランチをしっかり食べてからお出掛けするのもいいですね。
コツ③お出掛けした日の夕飯は、お手軽メニューで決まり!
休日とはいえ、朝から洗濯に食事の用意、お出掛けもして…夜にはもうくたくた!夕飯を作る元気なんて残ってないわ…
そんな時こそ外食で済ましたくなりますが、ちょっとした工夫で乗り切りましょう!
時短に効果的!お助け食品を常備しよう!
いつも通りの家事をこなした上に、お出掛けもしてくたくたになることもある休日の夜。そんな日に活躍してくれる、お助け食品を常備しておきましょう。
- インスタントのお味噌汁
- おかずの素(材料を切って炒めるだけで出来上がるようなもの)
- パスタ&混ぜるだけのパスタソース
- 冷凍うどん
こういったものが常備されていると、疲れていても簡単に食事の支度が出来ます。鯵の干物や旬の秋刀魚など、グリルに入れて焼くだけのお魚を活用するのもおすすめです。
ご飯は前日に多めに炊いておいたり、帰宅にあわせてタイマーをかけておく。それにインスタントのお味噌汁も常備してあれば、メインのおかずを作るだけで1食が完成します!
ワンプレートメニューも活用しよう!
ワンプレートメニューなら作るのも簡単ですが、食事の後の洗い物も減るので負担が減りますね。
- 親子丼
- ナポリタン
- 炒飯
- 焼きそば
時間が無くてゆっくり食事の支度が出来ない時は、こうしたワンプレートメニューも活用しましょう。
「なんとなくの外食」から「とっておきの外食」へ
外食費の見直しは、特別な節約術ではありません。だからこそ見逃してしまいがちな部分なのではないでしょうか?
1回の出費は少なくても、回数を重ねると結構な出費になってしまっています。なので、何気なくしている外食を意識的に減らすことで、意外と大きな節約になるのです。
例えば、頑張って節約した分を、家族のお誕生日祝いをグレードアップさせたり、ずっと行ってみたかったお店での食事に充てたり、「とっておきの外食」にまわしてみてはどうでしょうか?
ママにとって家事と育児は年中無休です。
家事やお出掛けで忙しい休日の夕飯は、一から全て手作りする必要はありません。お助け食品や便利な物はどんどん取り入れて、無理なく節約が続けていけるといいですね。