小学校受験って?
全国には200以上の私立小学校があり、現在は小学校から受験をする子供達も数多くいます。そもそもお受験の難しいポイントは何なんでしょう?
小学校のお受験とは?
小学校のお受験というと子供も親も大変!というイメージですが、実際どうなのでしょうか?学校の下調べや情報集め、書類の準備などはもちろん親の仕事です。
親が面接のための躾をしたり、勉強を見てあげることも必要ですし、小学校受験対策の塾に通わせるにしても、子供がまだ小さいので、親の付き添いが必要になることが多いです。
小さい頃からの塾通い、家庭学習教材の購入、共働きの場合はシッターに塾の送迎をお願いしたりと、小学校受験の準備には何百万円もかかると言われています。
共働きでも小学校受験は可能なの?
女性の社会進出に伴い共働き家庭が増えてきました。仕事でも活躍しているような母親こそ、教育の必要性を感じ、小学校受験希望者も多いようです。
現在では、共働き家庭の子供も受験をして、合格しているケースが増えています。以前は共働きが敬遠されることもあったそうですが、それは過去の話になりつつあるようです。
共働きで小学校受験するための対策は?
共働き家庭が、「いざ小学校受験をしよう!」と考えた時、どのような対策をしたらよいのでしょうか?
共働きで子供がお受験対策塾に通えるの?
小学校受験では、塾に通ってお受験に望む人が多いですが、塾に通うには、親の付き添いが必要になります。
塾に通わせる場合は、パパとママ交代で送迎したり、両親やシッターさんにお願いすると良いでしょう。最近では、土日に通える塾も増えてきています。
おすすめのお受験対策
- 沢山の日常会話をする
- 基本の日常生活を一緒に取り組む
- 休日には散策して季節を感じる
- あまり口出しせず、自分で考えさせる
- 正しい姿勢をさせる
- 過去問を解く
小学校受験で大切なのは、学力もありますが、一番は人の話がきちんと聞ける子と言われています。そのためには、国語力が大切ですので、絵本や普段の日常が会話の時間を増やすことです。
また、おすすめの対策が姿勢です。正しい姿勢は集中力と理解力が増します。体が正しい姿勢だと、長時間の勉強や読書にも耐えることができ、集中力にも結びつきます。
共働きで小学校受験した人の体験談
実際に共働き家庭で、小学校受験された方の体験談をご紹介します。
濃密な時間が過ごせました
準備期間は2ヶ月程度でしたが、仕事がたまたま繁忙期でなく、残業が少なかったのが助かりました。一人っ子だからできたことですが、子供とその時期に向き合って過ごせたのがよかったと思います。長期間にわたっては、あのような濃密な時間はつくれなかったと思います。 出典: www.wmstyle.jp
仕事も家事もこなすワーキングマザーは日々多忙です!でも親と子供が一つの目標に向かって過ごす期間は、きっと何事にも代えがたい時間になりますね。
夫婦の協力で乗り越えました
幼児教室への送り迎えは、仕事がない方が行くことに。ともに休みの日は家族そろって出かけました。
平日に行われた学校説明会にも、仕事を休んで夫婦で出かけました。(娘は幼稚園にいる時間帯でした)
試験の1ヶ月前ぐらいからは、夫が問題集などを使って、猛特訓をしてくれましたし、願書作成も「丸文字のお前にはまかせられない」と二人分書いてくれました。
幼児教室の直前講習最終日に「親子面接練習」があったのですが、教育方針を丸暗記するなど真剣にのぞみ、きわめつけは、娘の誕生以来、ずっとはやしていた髭を面接練習の前日に剃ってくれました。 出典: www.wmstyle.jp
共働きなのですから、仕事が忙しくてもパパの協力は大切です。塾の送迎を時々してくれたり、朝の出勤前の時間や、週末に子供の勉強をみてくれたら助かりますよね!
我が家流の方針で乗り越えました
私は在宅ワークですので、フルタイムの方に比べて時間のやりくりはそれなりにできました。ただ、仕事が忙しいと、夕食がコンビニ弁当、それも息子に買ってきてもらう、なんてこともありました。息子はのんびりした性格ですので、家でも最低限の勉強しかせず、最後までのんびりしていました。それを間近で見ていると親の私の方がいらいら、キリキリしていました。
仕事をしていたので100%息子の受験に時間をかけるわけにはいかなかったのが、私にとっては良かったと今では思います。塾の保護者会に行くと、教材や自宅学習の管理など、親が色々やってくださいといわれるのですが、「私にはそんな時間は無い!」といつも内心思っていました。うちにはうちの受験の仕方がある、と割り切っていました。 出典: www.wmstyle.jp
お受験については、塾の先生やママ友の意見等色々あると思います。しかしあくまでもお受験は家庭の問題ですので、意見を鵜呑みにせず、我が家流の方針をもって望みましょう。
共働き家庭もお受験は良い経験です
いかがでしたか?小学校受験では、主に子供の「聴く力」「話す力」が試されます。共働きでも、そうでなくても家族との会話や、家族が揃って日常生活を過ごすことが大切です。
どんな結果になっても小学校受験のために家族一丸となって、同じ目標に向かうことは良い経験になります。
「頑張ったね!」と我が子を褒めてあげる気持ちを忘れないで下さい。子供なりに頑張り、小学校受験を通して必ず成長しているのです。