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簡易おむつ、簡易ナプキンが作れる準備をしておこう!
災害時に困ることがあるのが排泄処理。赤ちゃんであればおむつ、女性であれば生理用品など必需品になるものがいくつかあると思います。
布おむつや布ナプキンで良いと思うかもしれませんが、飲み水の配布はあっても洗濯用の水までは確保できるかわかりません。使い捨てできる簡易おむつと簡易ナプキンが作れるように準備しておくととても便利です。
もちろん、ライフラインが復旧したあとも衛生用品の入手が困難な可能性があるので、布おむつや布ナプキンを準備しておくと良いでしょう。
今回はもしものときの備えとして知っておきたい、簡易おむつ、簡易ナプキンの作り方をご紹介します。
簡易おむつの作り方
持ち手付きのレジ袋は、100円ショップなどで購入可能です。簡易おむつ以外にも新聞紙をつめて簡易トイレにつかうなどレジ袋は役に立つので、災害用に準備しておくといい物の1つかもしれませんね。
材料
- 持ち手付きのレジ袋
- タオルや古着などの布
- ハサミ
作り方
- レジ袋の持ち手と、両脇のマチを切って縦長に開く
- 中央にタオルなどを切って敷く
- 赤ちゃんの体に合うように、上下の持ち手部分をくるくる巻いて調節する
- 紙おむつと同じように、簡易おむつの上に赤ちゃんを乗せて、左右の持ち手を腰の位置で結ぶ
簡易ナプキンの作り方
簡易ナプキンは、耐水性はないので、下着にビニール袋やラップを巻き付けるなどすると下着が血液で汚れません。作り方をぜひ見ておきましょう。
ラップは食器にかぶせてから食べ物を乗せると、洗う水や洗剤が必要ないので災害時には役に立つアイテムです。こちらも災害用に準備しておくと良いでしょう。
材料
- タオルハンカチ
- ティッシュペーパーや余り布
作り方
- タオルハンカチをひし形に置き、両側を下着の幅に合わせて中央に折り込みます
- タオルハンカチの中に、ティッシュペーパーや余り布を入れます
- 東京都「防災ブック「東京防災」」東京都防災ホームページ(https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/074/04/202004073.pdf,2020年9月1日最終閲覧)
安心のために、防災用品の見直しを!
災害時に役立つ簡易おむつと簡易ナプキンの作り方を紹介しましたが、参考になったでしょうか。もちろん災害が起こらないのが一番良いのですが、起こった時に困らないように準備はしておきたいですね。
おむつが取れたと思っていた子でも、災害時には精神的なストレスからトイレの失敗が増えることもあります。念のためにも、捨てようと思っていたタオルや服を災害用に保管しておきましょう。